クルクル
昼は冷やし中華。
鍋の前でひたすら麺を煮る。
「影丞さん、仕事して下さい」
上げた麺を冷水でシメる役の雅美ちゃんに注意されたが暑くてかなわん。
桃という少女とササが盛り付けて冷やし中華をいそいそと食堂に運んでいくが、いつからウチはラーメン屋になった?
男子の食欲がヤバいから、お昼に麺類は辞めましょう。
―ちゃんと味わってくれてるのかな?
「最近みんなよく食べるけど、高校生ならみんなこんなもんか?」
「高校生というよりみんな社会人してるから、ますます食べるんじゃないですか?」
「一個百円バーガーじゃ全然足らない年頃って事?」
雅美ちゃんと話ながらだと、何玉茹でたか数えらんないんだけーがどうしたらいい?
「それは、普通に足りないと思います。そうじゃなくて働いた後は美味いものが更に美味く感じるんじゃないですか?」
「その理念は、理性を強くもたないと太るから棄却します」
「影丞さーん、皆冷やし中華だけだと飽きたからレバニラか回鍋肉食べたいって騒いでます」
香織ちゃんが飛び込んできたが今それどころではない。
冷やし中華って同じ味だから仕方ないけど、二三Bai食べて食べ飽きたとか勘弁して。
「適当につくって持ってくよ」
麺を雅美ちゃんに任せる事にして、まな板に向かう。
「お願いします」
味噌漬けにした肉を切り分け、て嫌がらせにピクルスを一緒に炒めてやる。
―割と好評だったのが解せぬ。




