天海の星屑
「全ては己がため。何を利用しようとも、心は痛まない。そんなもの……とうの昔に喪ったから」
神々が地上に残した秘宝が人々の争いを助長している時代。
山深い集落でひっそりと暮らしていた充(みちる)は同年の少女達にうながされるまま秋神祭へ出かけた。それがすべての始まりだった。強く信じる者、抗い続けて絶望した者、さすらう者、守られるべき者、平和を求める者、見定める者――。関わるはずではなかった者達が集い、やがて定めのうねりへ放り込まれていく。
和風ファンタジー。
神々が地上に残した秘宝が人々の争いを助長している時代。
山深い集落でひっそりと暮らしていた充(みちる)は同年の少女達にうながされるまま秋神祭へ出かけた。それがすべての始まりだった。強く信じる者、抗い続けて絶望した者、さすらう者、守られるべき者、平和を求める者、見定める者――。関わるはずではなかった者達が集い、やがて定めのうねりへ放り込まれていく。
和風ファンタジー。