ぼくのさよなら
特定の誰かに、宛てたわけでもないのですが。
自分らしさを偽って 深く彫りつけたその仮面
鏡を覗きこむたびに 遠のいてく素顔
嘘なら嫌でも 真実だって怖くて
両耳塞いで目も閉じる
弱虫!
さよなら このままじゃ 会わす顔がないから
そばにいるだけで どっちかが無理してるし
さよなら このままじゃ ねだる言葉もないから
くれた言葉だけ 抱きしめて眠るよ
誰彼となく決めつけて 望まない名前で呼ばれ
せめて君には見せたいと 心を晒すけど
強さのかわりに 強がりだけを手にした
うわべの笑顔がお似合いの
泣き虫!
さよなら このままじゃ 好きの資格ないから
そばにいるために ずいぶんと無理させたし
さよなら このままじゃ 約束守れてないから
最後のひとつまで これでやぶられるよ
いちばん、本来の自分の作風に近いかもしれません。