覚醒
「ってて」
地面に頭から突っ込んだ
「何なんだ、あんのクソ神。覚えてやがれ」
と言ってもどうにもなんねえしな。とりあえずいまのでどの位HP減ったかな
【ステータス】
名 オウカ マガツ Ⅼv9@:80¥57「k-gt54
種族 神 (最上位) 職 魔道神弓使い
称号 忌み神Lvなし 信じる者Lv1 神殺しLv1 覚醒転生者Lvなし 投剣術Lv測定不能
刀術Ⅼv10 双剣術Ⅼv10 大剣術Lv10 弓術Lv測定不能 狼神化Lvなし 鑑定Lv10
魔力 月魔法Lv測定不能 回復魔法Lv測定不能 壊滅魔法Lv測定不能 神魔法Lv測定不能
強化魔法Lv10 全魔法Lv10
力 測定不能
防 554381
速 測定不能
知 365420
魔 無限
命 無限
神器 永遠の時をすべる静寂の魔弓
破滅の時をすべる終末の魔刃
はい?ナンデスカコレ
なんかLvがえらいことなっとるわ アハハハハ……
測定不能とか無限とかありえねえ
んで 神器そう神器 ナニコレ中二ネーミング
神器って種族が神になったからかな
スキル 覚醒転生者・・・
ん?転生
もしかしてだけど俺の覚醒って死ぬことがトリガーだとすると
・・・何サラッと殺しとるんじゃあああ
「はああ、なんか疲れた。もう暗いし寝よう」
・・・ガサガサッ
俺は飛び起きる
ガサガサッ バッ
「来るならこい!」
・・・トイレいっちゃだめ?
男として恥ずかしいこと思ってることはわかってるよ
でもしょうがないじゃん
・・・誰だって7m位で返り血浴びてる牛頭ことミノタウルスなんて見たらトイレに行きたくもなるだろ
「グルォォォ!」
威嚇?をしてくる牛頭。
だが俺は違うところに目線を合わせていた
牛頭の左手・・・恐らくは人間だろう、が握られていたからだ
「・・・おい」
牛頭が振り向く前に勝負は決まった。
パン!
何かが破裂するような音がして牛頭の上半身が消え、残った下半身から真っ赤な血を噴水のようにまき散らしながら倒れた
俺は捕まっていた(たぶん)人に回復魔法をかけるため急いで近寄った