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あの後 後編

あの後俺は魔王城の三角屋根の上から勇者が破壊した一部の町を見下ろしていた。

魔族は回復魔法がダメージになるらしい。あの時俺が使った魔法は『白い涙』というハイクラス再生魔法

だった

「さてと。はじめるか」

魔族が回復魔法でダメージを受けるのならその性質を反転すればいい。

「強化魔法『三重奏曲(ティオー)』、月魔法『迷宮(ラビリンス)』『月光超域(スーパームーン)』、神魔法『再び(ウィダー)』」

最初に使った三重奏曲は一度に三つの魔法式を展開する。二個目、迷宮は性質を一個だけ反対にする今回の要になる。そして月光超域はその魔法の効果範囲を月が真上に来れば来るほど広くする。最後の再びは

まんま蘇生魔法である。全て100000以上マナを食らう魔法だが無限の俺には関係ない。

ただ発現するのに時間がかかるのも蘇生魔法の性質である。

「これでよし」

と思いたい。

(まあ確かめられないし明日までまつか)


―次の朝

「・・つ・マガツ」

「うぅん、おはようみりあ」

寝ぼけ眼をこすりながら起きる

「見に行ったらみんな倒れてるけど傷がなくなってたから何したのかなぁと思って」

しっかり見えるようになった目でミリアを見て思わず吹きそうになった

「なんで下着なんだぁぁぁ」

「な、なんでって喜ぶかなと思って」

「確かにその美乳は眼福だが朝っぱらから何してんだよ」

その時扉が唐突に開けられる

「マガツ、魔王様がいなくなっ・・・何してるんですかぁぁぁ」

魔王城の朝はこうして過ぎていった

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