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ミーティング


「さて、それじゃミーティングを始めようか。」

不知火の言葉にメンバーが集まってくる。

フォーメーションは4-5-1

ゴールキーパー(GK)、ディフェンダー(DF)が4人、ミッドフィルダー(MF)、フォワード(FW)が1人の、どちらかというと守備から一発逆転を狙うフォーメーションだ。

GKはクロエ、MFの真ん中、いわゆる司令塔の位置にはルナが、そしてワントップにはシズクが入っている。

普段このチームは4-4-2のバランス型のフォーメーションを用いている為、少し意外に感じるらしい。

「よーし、じゃあ作戦を言うぞ〜」

皆、真剣に不知火の言葉に耳を傾ける。

緊迫感が漂う中、不知火から出た言葉は

「皆んなサッカーを楽しみましょう〜」

「「「はい???」」」

この一言だった。


「ふざけないでよ!あんた監督なんでしょ!?」

「なーんもふざけてない。至って大真面目。」

ルナが非難の声をあげ、皆同様に疑問を抱く。なぜそんなこと、なぜそんな当たり前のことを、と。

「皆、なんでそんな当たり前のことを?って思ったでしょ。」

不知火が自分達の心内を当て、全員が息を飲む。

「だって、その当たり前が皆は出来てないから。まずはそっから始めよう。サッカーは楽しいよ〜?なんてったってオレはその楽しさを追求したから、現役を引退することになっんだし。」

自分の苦い過去に想いを馳せる。

楽しむことが出来なくなって、絶望へと追い込まれていった。この子達には、まだその場所へと追い込む必要はない。ただ、ひたすらに楽しいサッカーをしてほしい。そう願っての言葉だった。

「よし、それじゃあ行っておいで。基本的に指示は出さないから。必要になったらベンチから声かけるからね〜」

これ以上は何もなし。とばかりにベンチに腰掛ける。

ルナも何も言えなくなり、不知火を睨みつけながらピッチへと向かう。

自分の心と向き合うように、自分の想いに気付かないように。

ミニゲームに入れなかった...!

書き溜めしてないので、かけるタイミングでどんどん書いていきます!

次こそ本当にミニゲームへ!

ルナの想い、そしてシズクの力とは!

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