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ハガネキ 〜彼女はメタルでハガネのやべー奴〜  作者: 爆散芋
4章 家に帰ろう シンシア目指してどんぶらこ 編
112/202

92ネキ いざ鎌倉

 前回のあらすじ関係ないしメモ帳にされたあらすじ



 〔タマイゼン〕


 とうぶ〔ドガンメタル〕

 しゃげき ハイパービーム

 

 みぎうで〔バゴンメタル〕

 かくとう デストロイ


 ひだりうで〔ガギンメタル〕

 かくとう デスロック


 きゃくぶ〔ハバムモノナシ〕

 二脚 ちけいマイナスこうか むこう


 



 ガードなんてしてくるやつにはデストロイだ!


 デスロックで相手をむぼうびにしろ!


 とどめのハイパービームだ!



 ――――




 ─そうだ。 京都へ行こう。


 じゃねえ。 シンシア戻るかぁ。


 行きつけの公園にて、たまにゃーベンチ以外で昼寝しようかと思い、柔らかくて高さも低い草……芝? いやコレ違うな。


 何草つーんだコレ。 ……よし、知らん気にしないで寝よ。

 木陰にて、そよそよと涼みながら少し高い丘、寝転がるには丁度良いからOK。


 そんな感じですぴすぴ寝ながら此処でのことをぼんやりと思い返す。


 食い意地張ってもぎ取った賞品、パチパチ弾けてジューシーだったがちょっとだけ食って満足度したので残りは大切に仕舞った。 だってガンテツん所まで持っていけばもっと美味ぇもんよ。

 ……此処にも勿論鍛冶屋あんだけどなんだかんだあのヒゲ全面的に信用してるし、やるならアイツの所。 って決めてるからね。


 挨拶がてらリリーさんに余裕ある時に約束のオリハルコン貰いに訪ねようとボソッと呟いた瞬間ヌルッとベンチの下から生えてくるし妹よりキャラ濃ゆ……いや、うん。


 兄のローズさんも大概だったわ。 こないだ、“力比べがしたい”って言ってせがまれて、向こうの意思もあって割と加減なしで樽腕相撲やったのね。 二団と三団の人たちに囲まれてワーワーなりながら。

 なんかもう狐の毛皮襟巻と化したリリーさんには突っ込まないで巻き付けたままローズさんと腕相撲したんすよ。


 勿論腕ごとブン回ってその場に浮いて回ってたら、“なるほどォ! この感覚か” とか言い出して回転が超〇覇王電影弾に変化して明後日の方に飛んでいったんすよ。うん。

 そうはならんやろとおもうじゃん?

 なっとるやろがい! なんだよなぁ……


 タルティさんたちはローズさん追っかけてどっか行って居なくなるし、リリーさんはなんか電力高まって俺から離れたと思ったらシュワンシュワンバチバチしてスーパー〇イヤ人みてーになって“私は限界を突破したッ!” って言い出してどっか飛んでいったんすよ。


 ……え? 何、舞()術? どうやって飛んだよとか突っ込む暇もなくローズさんたちみたいに三団の人たちもリリーさん追っかけてどっか行って結果論としては俺一人残って、しばらくの間、ええ……? とかなったんで気持ち切り替えてとりあえず頭掻きながら街に飯食いに散歩に行ったよ。 うん。



 ……ちょっと思い出しただけなのになんつー情報量だ。

 これ一番下のマリーさんが一番普通だな?


 いや、多分錯覚だわ。3人とも濃厚極まってるだけや。


 アレで仕事はカンペキな辺り本当に似てる兄妹よな。


 んでチンアナゴ。


 ……じゃない。 ティン顎。


 スミーさんとティンさんか。 ギルドでよく一緒に居るの見るから聞いたら幼馴染なんだってな、そりゃ仲良いわけだ。

 そん時に友好の印として“ティン玉”っつー爆弾貰ったけど使い所あんだろかコレ?


 是非貰ってくれと言ってくれるのを断わるのはマナー悪いから有難く貰ったわけなんだけども。 ま、そんなかさ張る物じゃねーしいつか使う時使うだろ。(鼻ほじー)



 他はやたら滅多来てた勧誘も数日間過ぎたらぱったり止まったな。

 帰らないといかんから二つ返事でOKするのは良くねーしな、毎度断るのも心苦しかったし止まって良かった。



 えーと……他は……うーん……




 うーん……





 zzzz……





 ……。





 おっと、 思い出しながら考えてたらうつらうつらして寝てたわ。



「いよい……しょぉ!」


 目覚まし代わりに反動を付けてからの跳ね起き。

 よーし10点! (自画自賛)


「そうだそうだ。そろそろ帰るつもりだったんだわ。“思い立ったが吉日”だわな、さっそく困った時のギルド頼みやん」


 聞けば良い交通手段とかあんだろ。船とか適当に。

 この世界飛行機とか飛行船とか聞かないからまぁ……船だろうな。


 ……簡単に(海に)落ちないように大きくて良い船無いか聞こ……



 先ずはぼーちぼーちギルドに向かうべ。


 そして大事なところ。 今日の飯のメニュー。 うむ、とても大事なことだな?




 そんな感じで気分よくギルドへと向かったタマ。



「お、チャンピオンじゃん! 今朝コカトリスターキーの良い肉仕入れた(入った)んだけど1本どう?」


「おっ、じゃあ三本くれ」


「味は?」

 

「シンプルに塩」


「あいよぉ!」






 早速寄り道し始めたのだがこの主人公……

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