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ハガネキ 〜彼女はメタルでハガネのやべー奴〜  作者: 爆散芋
3章 家に帰ろう 寄り道腕自慢大会編
110/202

3章 登場人物名鑑

先に言っとくけどくっそ長いのでアタイもう無理! 読めない! とかなる人はスキップ推奨。


彼等のその後とか小ネタとかつらつーらの番外編。

 “実質死亡”


「夜の獣たち」


 体内に魔石を有していない為分類上まだ獣。

 幾年か経つと魔物化するタイプもいる。

 元より魔物として生まれるのもいる。


 夜になると森から散策範囲を広げて希に街道にも出現する。

 タマを襲ったのは良いが首根っこ掴まれて丁寧に顎を外され、ボスが悪かったために群全員被害者(?)に。 数頭は運良く顎が戻り助かったが、戻らなかった個体は当然餓死の割とえぐい措置を取られた。


 ――――


 “不定期茶番”


「オト・カーブリ」


 水素水は引火なんてしねぇからな! あくまでもネタやぞ!

 実は最近いつ挟もうか悩んでて困ってたり。



 ――――


 “森のーく・まさーん”


月の(ダーティー・)汚熊(ムーンベアー)


 腹毛が三日月模様のクマー。

 自身の縄張りの主張の際、一帯に便を撒き散らし、その時匂いにて縄張りを主張する習性の魔物。(雄のみ)

 (メス)は基本的に単独で行動し、繁殖以外では雄と関わりを持たず、危険が多いと理解している森の外には出ていかない。 (オス)同士が複数の群れを作り、活動範囲を段々と広げていくという生態を持つ。


 川の上流などが縄張りになった場合、当然下流は汚染されるので雄を発見次第群れの討伐要請が出される害獣オブ害獣。(人には)


 基本的には3~4頭の群れを形成するが、タマが遭遇した群れは倍以上の森の奥から勢力を拡大しに来た未だ無敗の群れであった。



 が。


 オラついてタマに喧嘩を売ってしまったので黒海苔の山になった。


 脱糞ダメ。 絶対。


 ――――


 “樵IN泉”


「アルブル」


 泉に近い村に住み、炭を作って街に卸して生活をする(きこり)

 突如現れた汚熊に慌てること無く斧で防御。鍛えた身体と斧がダメージを肩代りしてくれたことが幸いし大した怪我無く、泉に向かってぶっ飛ばされた。

 熊事件以来、建てた祠の掃除に毎週一度は必ず訪れる。

 信仰が有ると何にしろ少なからず神が宿るわけで……村の面子は全く知らないが、実は空の祠に土地神が発生しかけている。


 鰯の頭もなんとやら。


 ――――

  “結構多彩”


「パパルナ」


 ムキモの街に住む商人。 自ら御者をしているのはそういう主義なだけ。 結構良い所の商人。

 護衛依頼でハズレくじ(粗雑冒険者)を多々引くが、それでもめげないぐう聖。

 めげなければそのうち良いこともあるわけで、遠出の大きな交易で見事大当たり(タマと“獣の牙(ワイルド・ファング)”)を雇い大儲けした。

  以後、“獣の牙”は専属雇用となってくれた挙句タージェル商会の傘下に収まって更に軌道に乗る。

 見た目はやや小太りのおじさんだが妻子持ち。

 馬車の変形機構は趣味。



 ――――

 “普通に有能”


「“獣の牙(ワイルド・ファング)”ナーブたち」


 ナーブ含め4人組の全員斥候系のCランク冒険者。

 戦闘能力に関してはCランク相応だが、索敵など斥候能力は優秀。

 人柄も良く初見の相手でも丁寧に接する。

 此方もあまりクジ運が良くなかった模様。

 ナーブがリーダーなのは面子の中で勘が一番良いから。


 一同パパルナの所に永久就職が決定して非常に喜んだらしい。



 ――――


 “僕達狼。昨日狼今日は肉”


草原狼(グラスランド・ウルフ)


 夜の草原を駆け抜ける魔物。 夜目が利き、物音を立てることなく獲物を包囲、逃げ場を潰してからの狩りを行う狡猾なハンター。


 だったのだが。


 戦車砲散弾の餌食にされるわ、群れのボスが顎裂きで即やられるわ、敗走したら残さず狩られるわ。


 結果、自分たちが獲物になり皮と肉に。


 世の中は弱肉強食である。 南無三。


 ――――


 “節穴盗賊団”


「“嘘つき旅人(トラべライアー)”の人たち」


 旅人に扮してカモに良さそうな旅人や荷馬車を襲う非常に質の悪い盗賊団。


 彼ら人生最大の過ちはタマ相手に人数で対処可能と判断したこと。


 結果、馬は肉にされるわ、身ぐるみ剥がされるわ、四肢は折られるわ、で最終的には土に還った。


 奪う者は奪われることも念頭に入れて行動せねばいけない。

 南無三。


 ――――


 “たまたま近くに居た”


「ドグ」


 犬系獣人種の顔が獣で体の骨格は人間寄りの獣人。

 犬種は柴。

 体毛は全身にあるタイプ。

 個人によって語尾があったり無かったり(語尾に関しては本当に個人による)

 獣人よりコボルトでは? とかの声もあるやもしれないが、コボルトは野生の魔物であり人と会話するほどの知能を有していない。


 人に例えると日本猿と人を同じに扱わないでくれとかそういうレベル。


 タマから勧められた馬、ウルフジャーキーを存外気に入り大量に買い込んだ。


 ――――


 “悪役からケツ芸人と化した男”


「ロッジ」


挿絵(By みてみん)


 初見殺しだったりあまりにもエグい定番の殺意満々な罠を考案し、転生者にも効果があるのか試すべく転生者をダンジョン内へと誘い入れた。


 までは良かったが!


 大人しくマリエの忠告を聞かずに慢心したばかりにとんでもない奴に喧嘩を売ってしまったので、




 結果、菊門から小麦粉2時50分する羽目になった。


 小麦粉と一緒に怨みやら何やら出ていってしまったらしく、以後吹っ切れて普通に大人しく暮らすように。


 単にあの日以来復讐とかなんか馬鹿らしくてもうどうでもよくなってしまったとかなんとか。


 前世の趣味を活かしてゴーレム造りに精を出す毎日。


 ダンジョンに置いてるのは至極真っ当であるが、地下格納の方にはとんでもないゴーレムがどんどこ増産されている。


 本人はそこまで強くならないが、創り出す物がヤバいタイプ。


「タマ」 「尻」 「小麦粉」 は未だにトラウマワード。



 ――――


 “スーパーロボットメイド”


「カマリエラ」


挿絵(By みてみん)


 ロッジの半身にして自身が動くダンジョンという特例中の特例なメイド。


 マスターのロッジをボロクソに言うのが趣味であるが、ソレは彼女(なり)の愛情表現。


 マスターのためならば自爆すら厭わぬ覚悟のメイド。

 小麦粉事件の後、ロッジの命令により勝手に搭載していた自爆機能を撤廃されられ、凄くロッジに怒られた。

 でも内心すごく嬉しかったとか。


 以来、自分磨き、もしく自己改造を怠らず、日々精進している。

 最近の改造にて胴体部分には小さい手のひらサイズの “コマリエ”が内蔵されており、有事の際には本体だけで脱出を図れたりする。


 何気にやりたい放題したせいで作中最高クラスに位置する戦闘力を得たやべーメイド。


 最近見た目は耳のアンテナっぽいアレ以外は人と区別がつかなくなってきた。


 今更であるが


 紫髪ショートカットでジト目。 スカートはロングタイプ。


 裾から小型巡航ミサイルやらバルカン砲やらPGMへカートII(対物ライフル)を出してくるのでファンタジー? 何それ状態。


 ――――


 “種類多し”


「監視ゴーレム」


 外にいるタイプは岩などにカムフラージュ、ダンジョン内では壁などに張り付く蜘蛛タイプ、15cmほどのセ〇ウェイタイプ、同サイズの人型。 等々取り敢えずロッジが思いついただけ居る。


 お怒りモードのタマ光線により大多数蒸発。 殉職しまくった。


 二階級特進。



 ――――



 “ワンパンされマン”


「ブロンズゴーレム」


 全身フルブロンズの渋い色したゴーレム。

 ランク的にはアイアンの一つ上。 思考ルーチンがアイアンより複雑化しているので、倒す際には転倒させてからのラッシュで関節系を破壊すると比較的楽に倒せる。 平たく言うと反応前に速攻。


 鈍重であるのでCランク複数人で囲めばなんとかなるが、2体以上近くにいた場合は難易度が倍以上になるので留意されたし。


 まぁ、あくまで一般論なので、タマの貫手で即死。


 ハートキャッチ(物理)。



 ――――


 “実は普通にクソ強い”


「シルバーゴーレム」


 ブロンズより上のランク。 ここのライン辺りから魔物としての格が違ってくる。

  魔銀(ミスリル)ではなく、純銀。 年月を掛けた歴戦のシルバーゴーレムが、更に高みのミスリルゴーレムへと至る。


 ブロンズとの決定的な違いが、“速い” “遠距離攻撃を持つ” “思考ルーチンの処理が早い” 等々、パワフルで頑丈な奴が賢くて遠距離攻撃もしてくるのだから強くて当然であるが。


 通常、ダンジョンのボスを務め、遠距離に目標が居る場合は核に貯めている魔力を用いて〔ロック・バレット〕(岩石片飛ばし)や〔クエイク・ウェーブ〕(地面を叩いての衝撃波)にて牽制、次第に間合いを詰め可動域の広い腰を活かした刈り取るようなフックパンチを放ってくる。


 勿論鍛えていない人間がまともに食らえば水風船のように弾け飛ぶ速度と質量が乗った必殺パンチである。




 が。



 そんなものも出す暇なくタマによる紫のW宜しくのニンニクタックルで問答無用に弾き飛ばされて無視された。


 向こうの方が遥かに頑丈でパワフルだったようだ……



 ――――


 “侵入者絶対迷わせるマン”



「壁ゴーレム」


 カメラアイのシャッターを下ろせばダンジョンの壁と全く区別がつかない。


 勿論頑強さもダンジョン内の壁と同じくオリハルコン並。 人目のない所でシャッターを上げ、周囲を見回して安全を確認した後、超短足の二本足で移動。

 短足と言っても左右の両手も使用するので移動の際はスライドするように動く。


  ぬり〇べ。


 攻撃手段は持ち合わせていないが、運良く見つけても倒すことはほぼ不可能に近い。


 難なく蹴破る奴も存在するがどこの誰なんだろうなぁ……


 ――――


 “名前だけ出た”


「ヴェノムスライム」


 薄紫のプルプルした水まんじゅう。


 放つ毒液は結構な劇毒なのでかなりの強魔物。


 対策を取っていないと詰ませてくるタイプ。

 毒に含まれている腐食成分を特化改造されてガンテツ特製の服さえ溶かす繊維に対して異常な腐食性能を誇る汁に改造された。

 その代わり繊維以外には唯の粘っこい汁。


 少年漫画で出すと読者サービスしてくれる有難い汁。



 ――――


 “本当は無理ゲー強い”


「アダマント・ギガント」


 身長15mを誇る某機動戦士並みでメタリックオレンジの巨躯を誇る強敵。


 関節がロッジによって特殊な斥力加工を施されており、巨体でありながら摩擦がほぼ存在しないので巨体に有るまじき速度で反応、生卵ですら割らずに摘む繊細なことが可能である。

 アダマンタイト特有の頑健さ、通す魔力に指向性が有る故の魔力抵抗の高さ、稼働するための魔力を外部から供給することにより常に最高効率で動く。


 遠距離戦では機関砲が如き〔ロック・スピア〕の雨霰。


 投球フォームからの誘導ロケットパンチ〔ギガントナックル〕。

 勿論飛んで戻ってくる。


 背後を取っても背面部の砲台ユニットが催涙ガス、麻痺ガス、取り敢えず有るガス無いガス噴射しながら可燃ガスを着火して爆発を起こして近寄ることを許さない。


 遠近の攻撃全てが暴威の塊なのでボスとして出てきたら負けイベント確定の無理ゲーの塊。



 そんなスーパーな此奴もタマに打ち転がされてパーツごとに関節をガオンガオン削がれて達磨にされた。


 ショッギョ・ムッジョ。



 ――――



 “角刈りハチマキ”


「串屋のオヤジ」


 現地人。 醤油味の染みた焼き加減抜群の串を焼けるプロ。


 ――――


 “王都ギルドの受付嬢の1人”


「ドラセナ」


 タマと初めに会話した受付嬢。 タイミング的に丁度良いと判断し、タマにマジックゴーレムの討伐依頼を持ち掛けた。


 金髪サイドテール。



 ――――


 “ガラ悪冒険者”


「トロ」


 あまりにもお約束的な足掛け意地悪をするのが趣味なしょうもない男。

 今日も受付カウンター近くに居座り、良さそうなカモを転ばせて物笑いの種にしようと目論んだが、

 

 運悪くズボンがタマの靴の金具にかかり気付かれるまで引っ張り回される結果となる。


 名前は魚と何ら関係は無い。


 ――――


 “一般町人”


「モルゲン」


 たまたま朝早く出歩いてたら道教えただけで大銀貨1枚貰えてラッキー。


 ――――


 “鼻髭&顎髭”


「ノーラス&カトラス」


 男性にしては珍しい補助特化の魔法使いコンビ。

 Bランクにしては戦闘能力は低いが、それを補う補助能力がウリ。

 ノーラスの方が治癒特化、カトラスの方が身体や魔力強化特化。


 タマと一緒に仕事をしたのは1度だけだが、ちょくちょくギルドで顔を合わせては挨拶をする。


 ――――


 “炎の魔術師”


「スミャッキー・ジーン」


 読者ネームキャラガチャ大喜利キャラクター。

 “炭焼き人”様より。


 魔術師(マジシャンズ)の赤(・〇ッド)っぽい二つ名なのは気のせい。


 出力はヨシヒコの方が当然強いがそもそも転生者は特別枠なのでノーカン。 かと言って下位互換でもない。

 頭の回転と様々な搦め手を駆使する頭脳派。


 燃やしてしまう仕様上、魔物の素材を取ることは苦手とするが“殺す”ことには一目置かれる。

 生物系の魔物に対しては非常に強いタイプ。


 ルストハ〇ケーンでも吐くのかというゴツい防毒マスクが特徴。


 後述のフルティンとは幼馴染み。 性癖のことで衝突する以外は阿吽の呼吸のナイス凸凹コンビ。



 その気になれば一気に灰にすることも可能なのだが、敢えてじっくり灰にすることを好む少々特殊な性癖の持ち主。


 祖父が国の大臣で妹は騎士団に所属している実はいい所の家系。



 ――――


 “ケツ爆竹”


「ブランブラ・マッパー・フルティン」


 読者キャラガチャ大喜利キャラクター。

 “フルンティング”様より。


 ほうき頭で爆薬がしこたま詰まったX状ベルトを身に纏うという奇抜な冒険者。 誤爆防止に爆薬と雷管は分け、攻撃する時に組み立てているので何かの拍子に自爆するのでは? ということは無い。


 岡〇太郎宜しく“爆発は素晴らしい”との持論を持ち、屈強な野郎の尻に爆竹を挟んで悶える様を眺めるのがとにかく好きと言う少々特殊な性癖の持ち主。


 一般人にするのは勿論犯罪なので合法的にケツ爆竹を行うためにバウンティハンター(賞金稼ぎ)になるほどの男。


 火薬の爆発から魔法の爆発まで何でもござれの爆弾魔。安全のために設置してからの起爆、の間をとってのプロセスなので素早い相手は苦手。(その気になれば辺り一帯吹き飛ばせるが)


 生物に対しては威力がオーバーキル気味なので前述のスミャッキーとは対照的に防御力の高い相手を倒すことを得意とする。


 それでも悪党を捕まえる仕事をしているのは趣味のため。


 固めているほうきヘアーを下ろせば普通に金髪のイケメン。

 でもホヒホヒ言うのは直らない癖なのでご愛嬌。


 此奴も貴族のいい所の出だったりする。


 タマに大会で敗れた後、ケツストロングっぷりを賞賛して特製爆弾“ティン玉”をタマに友好の証としてプレゼントする。



 ところでここまでの話でヒワイは一切無い。 いいね?



 ――――


 “ゆっくり直るよ!”


「マジック・ストーンゴーレム&ストームゴーレム」


 王都保有のダンジョンに出現するゴーレム。

 ストーンゴーレムの倍ある体躯を持ち、単純ではあるが強力な遠距離攻撃(ロケットパンチ)を持つ。


 また、他のゴーレム種にはない特性を持ち、“再生する”。


 再生速度はそこそこではあるがそれでも充分すぎる速度であり、セオリーの“少しずつ削って倒す”という戦法が通じない結構な強敵。

 若干体を構成する石材が柔らかいのと、思考ルーチンがそこまで優秀ではないのが救いで、瞬間火力に秀でる者なら頑張れば倒せたりする。


 大会のフィールド材料にも使用されている貴重な存在。


 ストーム種に関してはダンジョン環境内にて極々稀に発生する突然変異であると推測される。


 思考ルーチンはほぼ変わらないが、頭部センサーが優秀になり“熱感知”ではなく“視認”することができる。


 攻撃方法も肥大化した両手を解し、自身の周囲を回転させ遠心力により威力が乗ったところを全弾打ち出して瓦礫の嵐を巻き起こす。

 特性である再生能力も腕に割り振ったことより、かなりの速度でリロード(再生)を行う。



 ――――


 “渋バーテンダンディー”


「コーテン」


 読者キャラガチャ大喜利キャラクター。

 “こーてん”様より。


 居住区の人があまり通らない所に建つ、知る人ぞ知るBAR“剣の錆亭”の主人。

  現在は非常に丸くなっているが昔はバリバリキレッキレのバーサーカーだったとか何とかの噂。

 噂は本当かどうか分からないが、店内で暴力沙汰を起こそうものなら即座に常連客によって鎮圧されるので確かめる術はない。

  が、 時折放つ眼光で態度の悪い一見さんを黙らせることができる辺り、噂は本当かもしれない。


 昔取った杵柄を流用した飲み物を作る時の氷を砕く動作は誰もが見惚れるほど。


 Q 名前がまんまなのはもしかしてバーテンと掛けてる……?


 A そうだよ(開き直り)


 ――――


 “勝手に殺された”


「コーイチ」


 割と早く登場したのに掘り下げ回が無い地っ味ーな男。

 勿論死んでなどいない。


 転生しようがなんだろうが寝る時は断固フートン派。



 ――――


 “聖☆おにいさん(きんにく)


「ローズ・ゴルド」


  挿絵(By みてみん)

 学名ローズ・ローズ・ローズ。


 タマさんより大きい身長2m超えのマッスル。


 髪色は金で長髪の好青年(ゴリラ)

 やたら髪質が良い。良すぎる。

 どういう生き物かと言うと筋肉。 全身余す所無く筋肉。 筋肉生物。……人間?


 若かりし頃、妹が産まれたのを切っ掛けに頼れる兄に成ろうと決起し体を鍛え始めたら、なんというか、まるで元からそういう存在であったかのように覚醒(筋肉開花)


 鍛えに鍛えて身長のびのび筋肉モリモリマンになり、 人から筋肉へと存在進化した。


 重装甲兵の団長を務めるが服を着ていては筋肉をアピールできなとの理由でいつの間にか脱ぐ。

  特注の上等な鎧なのだが戦闘で使用した試しが無い。

 おかげで傷ひとつなくピカピカ。

 噂では如何なる刃も通さぬ鎧として話が出回ってるが実際のところ使ってないだけ。

  そんで、鍛えた筋肉の方が強く強靭なので本当に鎧の必要は? と団員に囁かに議論される。


 さすがに四六時中上半身裸なのは職業上まずいので普段は正装。


 でもやっぱりすぐ脱ぐ。たるたるもキレ散らかす。


 タマのメタルぽんぽんに自身が理想とする“鋼の筋肉”を見出し更に精進を重ねる日々。


 ビルダーのバキバキ程ではないタマの腹筋で感動する辺り質の問題らしい。


 邪悪属性特効持ちの(きんにく)

  副団長経由で出処不明の超効果の聖水が時折王に献上される。


 王様も察しているので敢えて聞かない。


 だって売れるからね。売れちゃうんですよ……


 しかもこれがめちゃくちゃ効くんです。

 浴びれば1ヶ月は邪悪を退け

 飲めば聖なる力が湧き上がる破格の代物。


 飲んだ人によると味はなかなかに塩っぱいがそこはかとなく甘さのある不思議な味らしい


 ――――


 “有能苦労人”


「タルティ」


 ローズの所の副団長を務める男。 常識枠。

 自由過ぎる団長のおかげで結構割を食うことが多い。


 団長を尊敬はしているがもう少しだけ大人しくなってくれないものかと日々思っている。


 活躍の描写は無いが実は普通に強い。軍も兼ねる騎士団の副団長をしているだけのことはある。


 稀に大臣に頼まれて無心で聖水生成作業をする。

(作り方は簡単。 タオルを搾って濾して瓶に詰める)


 他国に売れるからね。しょうがないね(棒)


 どうでも良いことだが瓶にはキチンと飲用不可の彫り込みがある。


 ――――


 “仕事が楽になった”


「ガンテツ」


挿絵(By みてみん)


(左の方)


 以前は1人でこなしていた依頼品の運搬その他諸々が一気に改善したので作業速度が何倍にもなった。

 勿論スーパータマツール(仕事道具一式)のおかげもある。


 如何なる素材も飴細工のようにあっという間に加工するので、夫婦共々近隣諸国から生きる伝説と呼ばれ始めた。


 ――――


 “右に同じ”


「シトリ」


 シトリ用に隠れて作っていた細工道具一式(勿論タマツール)をプレゼントされてすこぶる喜んだ。


 夫婦間が冷えるということを知らないらしい。


 ――――


 “愛娘”


「カイヤナ」


 ガンテツとシトリの娘。 人間換算で言うと8歳。


 ガンテツ成分が混じってるのかを疑うほど母親似。

 もう少し成長したら細工より鍛冶がやってみたいらしい。


 髪色髪型は母と同じオレンジツインテ。


 ――――


 “畳の魔力に取り憑かれし堕蟹”


「ぎーと」


 すっかり工房での生活に馴染み野生を忘れた蟹。


 本体はぐでんぐでんな分プチ'sがとても勤勉。

  本体がほっぺたに畳跡を付けている間にも新種やら半機械化やらS魔物として恥ずかしくない戦闘能力になってたりなかったり。


 “待て”ができる忠蟹なので大人しく主人の帰りを寝ながら待つ。


 ペットは飼い主に似るとは言うが……


 ――――


 “紅茶竜”


「アルド」


挿絵(By みてみん)


 右の方。


 人状態のエコっぷりにこんなことならもっと前からやっておけば良かったと、読書をしながら紅茶を啜るマッシブカイザーヒゲダンディー。


 “紅茶”にどハマりして以来、美味しい淹れ方を追求するのが趣味。


 シトリが忙しい時など完璧な店番もこなせるので最早店員。


 丸くなったと言うか、人間変わると言うか、竜も変わるものである。


 昔は本当に角という角を取られて物理的に丸くなったが()



 ――――


 “NINJAよりござるを多用する男”


「ダイチ」


 前世で語尾に“ござる”的なことを言わないと死ぬ病に罹っていた。

 今生ではそんなことはなく普通に喋っても平気なのだが、染み付いた癖はそうそう取れるものではなく、ござる口調にしないとどうにも落ち着かないらしい。


 ――――


 “そういう血筋(そのちのさだめ)


「リーフ」


 まな板にしようぜ! これ限りなくまな板─



 どうやらこの先は血に濡れていて読めないようだ……



 ――――


 “割と強能力(えげつない)


「ナハト」


 “影”を自在に弄れるのでダイチ転生者特有の戦術入れ知恵で戦闘力が跳ね上がった。(ほか2人も引けは取らない)


 旦那は甘やかす派。


 ――――


 “世紀末キャット伝説”


「ケッタ」


 戦闘能力描写が全く無いが3人の中で一番の武闘派。どこを見てるか分からない糸目が特徴。 見えてる。

 指を独特の形に構え、突いた箇所が肉球のような跡が残る“肉球点穴突き” や猫の手のように軽く握った拳からは信じられない破壊力の“キャット爆砕拳” 居合いの要領で爪から発生させた真空刃で相手を切り裂く“ニャンと水鳥拳”等々、かなりの強猫。



 勿論突かれた相手は暫くして爆散する。


 ――――


 “一般少女A”


「ラピス」


 親の手伝いで貯めた銀貨を大銀貨に両替してもらい、勇気を出して来店。 贈られた親友は大層喜んだそうな。


 尊い。(タワー)建てとく?



 ――――


 “一般冒険者A”


「ディナト」



 大剣を体の一部のように使いこなす歴戦のBランク冒険者。


 使い込んだ相棒を遂にはガタが来て根元から折れてしまい、バッキリ逝ったが、修理に出したら2日で完全復活した。 しかも切れ味3割増し。


 ――――


 “ドワーフキング”


「ドンテツ」


 鉱山都市国ヴィシソワーズの一番偉い人。所謂(いわゆる)王様。 仕事モード時は小柄ながらも威圧感抜群の強面。


 でも大臣も部下も仕事が終われば皆肩組んで酒を酌み交わす。

 酒と鉄に生きる種族、それがドワーフ族である。


 ガンテツとは従兄弟で顔が似ているが、髭の生え方が若干違うのでよく見ると間違い探し感覚で判別できたりする。


 そもそもドワーフ族の男は割と似たり寄ったりの顔付きなので髭に個性が出ることを覚えておくと良い。 シンシア冒険者の心得の1つである。


 城を勝手に抜け出したが土産に持ってきた“雫”であっさり許される。


 ドワーフだからね!


 余談であるが表裏が激しくある者は自然とドワーフ属に嫌われるのでヴィシソワーズに訪れる際は留意されたし。



 ――――


 “サンダーウーマン”


「リリー・ゴルド」

挿絵(By みてみん)


 登場した最初は黄昏ながら訓練を見守る姿が絵になる長い白金色の髪が美しい凛々しくも厳格な女性に見える。


 が。


 実際のところ、素のテンションがかなり高めのバイセクシャルガール。


 別にレズではない。 単にどっちもイケるだけ。

 妹も割とテンション高めなことから親の遺伝だと思われる。


 職業上、女性なことも相まってなめられることが無いように凛とした態度を取っているうちにそれが染み付いてしまっただけ。


 残り香から遭遇場所予測するわ、排水溝から関節外して出てくるわ、タマのすーぱーきゅーちくるヘアーに誘惑されて墜ちたあとは地が出てくるわ、地が出てきても問題ないように部下たちをしっかり教育してるわの割とじゃなくてやべー奴。



 雷系の魔法以外使えないが、一芸が桁外れに強い特異体質。


 電撃系完全無効のポケ〇ンで言うところの“でんきエンジン”

 もしくはライダー仮面のスト○ンガー。


 その気になれば雷雲を発生させて相手に雷を撃ち下ろす芸当もできる。ライデ〇ンとか()トの血筋かよ。


 愛用の剣は細身の剣ながらも更に分離してレイピアになる機構を持った“ヒューズ”と“ブレーカー” オリハルコン製で特注の加工を施しており、電気伝導率が異様に高い。


 剣の柄に極細のワイヤー機構が仕込まれているので大きな対象や離れた相手にも問題無く電極代わりに打ち込める。


 次の瞬間エネルギーロスの殆ど無い超電撃に襲われて大体絶命するので“刺さったら負け確”。


 ――――


 “その他大勢”


「大会参加者おっさんズ」


 おっさんだけじゃなく女性の方も勿論チラホラ居たけど今年勝ち上がったのはタマのみ。

 BだったりCだったりDだったり 傭兵だったりめんどくさいので省略。


 ――――


 “大会受付のおねーさん”


「デイジー」


 いちいちビビってたらまともに仕事できないので結構な肝っ玉おねーさん。


 実はギルド職員でつよい。

 どんな荒くれ者も、しなるケツタイキックで言うこと聞かせる猛者。


 ――――


 “この木なんの木うるせー木”


「ヨモギ・アンジュ」


 読者キャラガチャ大喜利キャラクター。


 “ヨモギまんじゅう”様。



 頭頂部に特徴的な双葉がチャームポイントの“樹妖人(ドリアード)”種。


 バーチャルYouTubeのキ〇ナアイや、ニジ〇ちゃんではないので留意されたし。


 進化の歴史で人属に馴染めるよう肌色の肌を手に入れた。


 人里に近い樹妖人ほど人に似て、人がほぼ来ることの無い森の奥深くでは緑色の肌をしているなど環境によって合わせる。


 女性が“ドリアード”であるが男性は“樹妖人(ウッドマン)”と、

 同じ文字で呼び方が異なるので注意。


 男性のウッドマンの見た目はなんと言うか……木人。 樹木に手足が付いた頭ブロッコリーである。

 老齢した男性のみが大地に根を張り長である“トレント”へと至る。


 此処でよくある勘違いなのだが、“彼らは炎に弱い”と思われているが実は生木は水分量が多く人より数倍炎に耐性を持つ。


 もちろん限度はあるがウッドゴーレムが乾いた木材であることから勘違いを起こし、ウッドマンの住む森に攻め入って彼らの逆鱗に触れ容易く全滅したなどの記録が今でも残っている。


 そんな彼らは基本的にとても大人しく、自然と静寂を好む種族である。 大きな森の水源(湖などの)近くには大体彼らの集落が存在する。


 そんな静かなことを好む種族であるのだが、中には例外も有るものである。


 彼女(アンジュ)はサングラスを掛けて爆音の中踊るのが大好きなのだ。


 そんな彼女が森の集落で満足できるはずなく、なんやかんやあって放浪の末、アナウンサーという天職に巡り合った。


 当時萎びて今にも枯れそうだった頭の葉は今日も瑞々しく太陽の光を吸収し、元気一杯叫ぶ。


 実のところ頭頂部の葉は季節によって咲いたり実ったりする。

 実った種は“生命の実”と呼ばれあらゆる(やまい)に聞くと言われて高値で売れる。


 ――――


 “わた〇チ岩”


「雷激鉱」


 食べると弾ける美味しいおやつ……などではなく非常に強い雷属性を帯びたレアメタル鉱石。


 リリーの愛剣の“ヒューズ”と“ブレーカー”にも使用されている。


 常人が素手で触れると感電するので危険。


 ランランチップ大陸では稀に魔王国領の轟雷地帯で採取される。 今大会の賞品。



 ――――


 “ハゲハチマキ”


「ラトムス」


 後述のティラリお抱え石工たちの親方。


 壮年ながらも筋骨隆々のパワフルオヤジ。


 臨時バイトで来たタマを見て最初は訝しんだが、仕事ぶりを見て直ぐに評価を一転。 非常に有能と判断しとても気に入る。


 仕事にメリハリを付け、今日のノルマが終わればスパッと仕事を止めて帰る人種。 逆に言えば仕事の遅れを許さない、終わらなければ終わるまでやる。


 厳しいものの、頑張れば頑張った分だけ評価してくれるので弟子たちからの信頼はとても厚い。


 全財産(自身が使っても良い、家庭に影響しない分)タマに賭けてぶっこむという中々できないことを敢行し、見事予想的中。 笑いが止まらないほど稼いだ。


 ちなみに稼いだ分は結婚して長い奥さんのプレゼントを買うためにぶち込んだらしい。(賭けた金額と贈り物の値段は一切言わず、ちょっと高いだけのペンダントを贈るように演技した)


 ――――


 “半袖ハチマキマッスルズ”


「石工弟子達」



 白いタンクトップに漲る筋肉、そしてハチマキ。


 が仕事ユニフォームの野郎共。


 例に漏れず荒くれも居る。


 ……小指に負けたが。



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 “金ドリツインテ”


「ブランブラ・ティラ・ティラリ」


 王都に古くから居るブランブラ一族の現当主。


 歳若い少女ではあるがしっかりと当主としての役割を果たす。


 本当は兄がおり、そっちの方が当主になるはずだったが役割を放棄、妹へと立場を譲る。


 妹の方としては元より兄が継ぐ気は無いのを知っていたため自分が継げるよう身構えていた。

 何時か兄には戻ってきて継いでほしいと内心思っている。


 兄がフルティン。 父がボロン。 母はチロリ。


 先祖はかつて大貴族七番(ウルトラセブン)モロダシ・ボン



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 “今代16目”


「キング・アイダホ」


 幼名はクロース。 代替わりの際に“アイダホ”の名を継ぎ幼名は消えて無くなる。 16代目はかなり若い時期に継いだのでアイダホがガッツリ定着しているので殆どアイダホが実名。


 歳の割に筋骨隆々の威厳ある白髭を蓄えた見た目とても王様らしい王様。


 でもプライベートはフランク極まるハイテンションジジイ。

 正直王様口調が嫌いで砕けた話し方の方が好き。


 幼馴染みの大臣のダイモンは親友でやり取りは最早コント。


 白黒付ける時は趣味のチェスで決めるが恐ろしいほどバランスの取れた腕前。

  普通にお互いめっちゃ強い。



 息子は放浪の旅に出てるわ孫は刃物握るとバリッバリの狂戦士(バーサーカー)に変貌して(まつりごと)に向かな過ぎるわでまだまだ現役確定。


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 “老害大臣”


「ダイモン・ジーン」


 老害ではない(ここ大事)


 アイダホの親友にして補佐役。


 割とかなり優秀な魔術師。


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 “朱ポニテ”


「カエン・ジーン」


 元気活発系の第三騎士団所属の正直。


 兄はルストハ〇ケーンを出せそうなデカ顎。


 バカお兄呼ばわりするが実際のところ嫌いでなく照れ隠し。 大好き。


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 “男の娘”


「ヨシヒコ」



 茶系の髪色の体の線が細い美少じr……おっと間違えた美少年。








 こんなに可愛いのに なんとおちん〇んまで付いてるなんて!










  これはもう究極生物では?








 あそうそう、勇者。うん勇者。炎の扱いがしゅごい。はい説明終わり。



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 “作者”


爆散芋(ポテBOMB)


挿絵(By みてみん)


 和名“ばくさんいも”。

 頭スカスカ蓮根(レンコン)の事あるごとに澱粉を吐くざんねんないきもの。


 ノンケ。ホモではない。でも女装男子とかアリだと思ってる。ロリコンでもない。 でも小さい女の子って可愛いよね。ゲイでもない。でも筋骨隆々の漢って憧れるよね。


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 “ダガーナイフぺろぺろマン”


「悪い冒険者8人組」


 ぐえー! 背骨痺れるンゴ!



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 “鉄球おじさん”


「ゴードン」


 実はニッコロの街のトーマスとは従兄弟。


 顔が付いた喋る機関車は関係ない。



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 “割といい勝負してた”


「ピーター&ニコライ」


 いい勝負であったが地味過ぎたためにバッサリ描写カットされて、人物名鑑でも一緒くたにされるという雑加減。



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 “口は災いの元”


「バトー」


 口が悪いおっさん。 ゴードンに賭けており、タマが勝ってしまったので腹いせに罵倒しまくった。


 聞こえていたのが運の尽き。


 タコ殴りにされた(死んではいない)



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 “自然と幼女と金熊掌”


「パヤオ・ミャザキ」


 逆脚が特徴的な魔族の人。 某映画監督とは一切関係ない。


 動きがめっちゃ速くてヌルヌル動く。60FPS越えてる。


 必殺技はゴールデン・ベアーと呼ばれる魔物すら一撃で仕留める魔物の名前にあやかった神速の掌底 “金熊掌” 。


 自然が好き。 子供の面倒を見るのが好き。 類を見ないタイプのナイスガイ。


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 “二番団の皆さん”


「重装甲兵団」


 荒くれ多めだけど粗暴者ではない。


 彼らのプライドは風船と共に砕け散ったよ。

(賢い勢は除く)



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 “3番団の皆さん”


「戦乙女」


 副官が存在しない珍しい団。 団の殆どが魔法剣士なのでそこら辺の冒険者よりめっちゃ強い。 伊達に騎士団やってない。


 古代文献“ミャリ・ミテ”を研究しているチームが居る。


 一部過激派がリリー×タマのウ=ス異本を発行して水面下で高値で取り引きされてるとか何とか。


 “キマシ”勢と“腐ってる”勢が居たり見た目の華やかさとは裏腹に相当やべー連中。


 ――――


 “便利アイテム”


「隷属の首輪」


 首輪の能力纏め


 1、 命令者の“命令”に呪いの強制力有り

(痛みによって効くタイプではなく身体が勝手に動かされる系統)


 2、 装着者の能力制限は命令者の匙加減によって増減可能。


 悪いことすると嵌められて設定したノルマこなすまで外れない呪いのアイテム(デドデドデドデドデドデド~デドン♪)


  のろわれて しまった!


 教会に行っても外してもらえないので注意。


 基本的に個人に合わせるので使い捨て。 その代わりとても強力。


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 “賢い悪人”


「モー・ミテ」


 奴隷商人。黒ではないがかなりグレーどころ。


 王国のために裏で働く代わりにグレーなところを許されている。

 裏を返せば本当にアウトなところを見極めている有能。


 個人的にポティカス卿が嫌いだったので黒いところを調べ上げて王国にチクった。


 パッと見揉み手が得意なしがない小男。


 ――――


 “ドラム缶奴隷商人”


「ポティカス・ノータリィン」


 違法奴隷転売ヤー。


 なんかヌホヌホ喋って脂っこいドラム缶。


 いつの間にか砦の柱を中抜きされておはよう柱されて埋まって雑に逝った。


 本当に雑に逝った。


 ――――


 “版権キメラの錬金術師”


「ルメール・キシダ」


 先祖が“岸田”という名前の男だったので姓がキシダ。


 作中でも屈指の版権的にヤベー奴。


 相手にラーメンをぶちまけたりパンツ一丁でダバダバ走ってきたりバナナ鰹節灰皿デスコンボを駆使してくる超絶初見殺し。


 しかも同じ見た目で団員も同じ動きをするように訓練されてるので現場は混沌を極める。


 その癖良く出張任務に出向かされる有能具合。


 背負っているバスタードソードとフランベルジュはハリボテ。


 なのだが実はしれっと団員の1人が本物を背負っている。


 愛剣の名前は“エスカ&ロジー”



 実は職業が錬金術師で自宅兼アトリエを持っている。

 


 某有名絵師とは関係ない。


 誤字からまるっと化けたキャラ。


 どうしてこうなった……


 ――――


 “本当に悪魔に魂を売ったのか?”



「ムッカ&スース&ラウフ&アンザー」


 どこにでも居る特に行動を起こすわけでもなくそこそこ働いてそこそこ燻っていた人たち。


 夕暮れ時にロッジの気まぐれにより“魔獣の種”というアイテムを口車に乗せられて服用。 人間を辞めるぞォーッ!!


 的なノリで 魔物になり力に酔って調子に乗る。


 他にも居るが作中に登場した彼らのみ記載。

 部分的に変化は戻れるものの完全に変身したらもう戻れない。


 事件以降の彼らだが、 ミノタウロスのムッカはお馴染みの首輪を嵌められて力仕事に従事(共犯ではあるものの罪は犯していないので処置軽め)


 終われば魔国で働かないかとスカウトされた。


 トロールのスースは割とガッツリ暴れた(死傷者多数)ので焦げ死。


 レイスのラウフは……成仏させられた。


 バフォメットのアンザーは尋問に大人しく応じたためお咎め無し、魔国にて就職先が斡旋されて第2の人? 魔物生を歩む。



 余談だが寿命半分は“人間の”なので魔物になったら適用されない。


 あのお尻男意外優しいジャン。


 ――――


 “我が道を往く”


「タマ」


挿絵(By みてみん)


 作品の主人公。 一応。


 本名はタマハなのだが、偽名兼愛称の“タマ”がすっかり慣れて気に入っている。

 本名の方は語呂が悪くて微妙らしい。


 邪魔な物は山だろうが迂回せずぶち割るバンギ〇ス系脳筋。

 谷が有ったら埋め立てるブルドーザー系女子。



 寝てる時に出す謎の鼻提灯は稀に切り離されてどっかに浮いて飛んでいく。


 おやつ目当てに大会優勝したが気まぐれの賞金ばら撒きもやらかしたので、本人の認識とは裏腹にかなりの有名人になってしまった。

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[一言] タマの姉御のツヤベタ凄くて笑う ワンなピースの海賊女帝並みやん
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