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『七草粥』

作者: 詩織



北風に吹かれ、


冷たい雨に打たれ、


雪溶けの透き間から顔を出す


ちいさな生命が健気です。



挿絵(By みてみん)

(ゴギョウ)




雪の下に芽吹く若菜を摘んで、



土鍋でお粥を煮て、



最後に刻んだ七草とお塩を加えて



味をととのえてできあがる七草粥は



おせち料理で疲れた胃を休ませる

と、言われていますが、



からだも ほかほか温まりますね。




✲゜。₀:*゜✲゜*:₀。



若菜摘む冬原ふゆはらにまだ春痛し



     ✲゜。.*゜✲゜*:₀。



おいしい七草粥をと思って冬原に摘みに来てみたけど


指先が冷たいを通り越して痛くて心が砕けそう




最近はスーパーにも売ってるけどね…



香りがね、




挿絵(By みてみん)

(コハコベ)




「冷たい」の語源は「爪が痛い」


「冷たい」は指がかじかむことで、


「かじかむ」は

痛さと冷たさと切なさのこと。



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― 新着の感想 ―
[良い点] せりなずなごぎょうはこべらほとけのざ、というのを呪文のように覚えているけど、この中には7つの草はなさそうだね。 森ノ宮さんはおせちを食べたかな。 そちらはすごく寒そう。部屋でも厚着をすると…
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