『七草粥』
北風に吹かれ、
冷たい雨に打たれ、
雪溶けの透き間から顔を出す
ちいさな生命が健気です。
(ゴギョウ)
雪の下に芽吹く若菜を摘んで、
土鍋でお粥を煮て、
最後に刻んだ七草とお塩を加えて
味をととのえてできあがる七草粥は
おせち料理で疲れた胃を休ませる
と、言われていますが、
からだも ほかほか温まりますね。
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若菜摘む冬原にまだ春痛し
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おいしい七草粥をと思って冬原に摘みに来てみたけど
指先が冷たいを通り越して痛くて心が砕けそう
最近はスーパーにも売ってるけどね…
香りがね、
(コハコベ)
「冷たい」の語源は「爪が痛い」
「冷たい」は指がかじかむことで、
「かじかむ」は
痛さと冷たさと切なさのこと。