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狛井神社の付喪ちゃんは幸せになれない  作者: 八雲ゆづき
序章 プロローグ
1/3

プロローグ

狛井神社––––それは人里離れた山の奥にある神社。

名前の通り、その神社には狛犬がいるという伝説がある。



〜其の昔〜

狛井神社が建っている山の中、それは起きた。

人が作られた意味、それを問わなくてはいけない、そんな事件が起きてしまう。

無論、″争い″である。

人々は呻き嘆き、その有様は地獄そのものであった。

水を求めるもの、神に救いを求めるもの、自ら死を選ぶものさえいた。

その有様を救うべく手を差し伸べた者こそ、《狛犬たち》であった。

彼らの力で″争い″は収まり、一度平和が訪れる。

しかし、そこで災いが収まったのでは無い。むしろここからとでも言えよう。

その山には、祠が祀られていた。その中には《わざわい》という魑魅魍魎の親玉が眠っていたと言う。

″争い″の火種は祠にも着弾する。

『《わざわい》が眠る』というのは本当の事で、彼らは慌てふためいた。

祠から脱出する事ができた《わざわい》は自分を閉じ込めたもの、人間を攻撃する。

そして、それを防いだのもまた《狛犬たち》であった。

妖術と妖術で争うその様は、人間の″争い″など雲泥の差であった。

″争い″が収まり、《わざわい》が再び封印されるも《狛犬たち》は瀕死の重傷を負っていた。

そこで、人間は彼らを祀るための神社を建て始める。少ないお金を寄せ集め、山の木々を切り倒しやっとの思いで完成したのが《狛井神社》であった。

完成後間も無く《狛犬たち》は生き絶え、彼らは光の泡となって天へと登っていったという。


今でも彼ら、もしくは彼らの子孫が″別の世界で生きている″と伝説として語られている。



伝説は語り継がれ、時は21世紀。

今も狛井神社は存在し、彼らは今も祀られ讃えられている。

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