51/66
とびら
なし
「あたらしいいえは
くうきが
きれいだぞ」
パパが
そういって
ぼくのあたまを
なでてくれた
みんながあつまるへやに
はいった
りびんぐって
いうんだって
りびんぐのおくには
たたみの
へや
とびらが
しょうじだった
そして
かみさまをまつる
たなもある
すごいなあ
だいどころの
おくは
うらのでぐち
にわに
いくとびらが
ついてる
おふろに
はいるまえに
きがえるへやがあって
おふろがあって
といれがあって
いよいよ２かい
かいだんを
のぼっていくと
かいだんの
とちゅうに
ちいさいはこみたいな
でんとうが
あった
かいだんを
のぼっていくと
ぼくのへや
とびらに
あおいがらすが
はめこまれてて
きゃらくたーの
かおがとびらに
ついてる
すてき
もうひとつ
きゃらくたーの
かおが
あったらいいなあと
おもって
パパに
「もうひとつ
あおいがらす
ほしいなあ」
って
パパに
いったら
すぐに
「ごめん」
って
パパにあやまられた
ママが
ゆっくり
かいだんを
のぼってきて
「あかちゃんの
へやのとびらで
つかって
もうだめなの」
って
ふーっていきを
つきながら
おしえてくれた
そうか
あかちゃんのへやにも
あったんだね
それじゃ
しかたないね
なし
