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ぼくのいえ  作者: 玲於奈
43/66

おおやさんにさっとう

なし

いえの

かんせいまで

もうあとすこし


まいにち

いろいろなさぎょうを

するひとたちで

ぼくのいえは

おおにぎわい


さいごのさぎょうで

パパに

いろいろ

きくひとが

おおいらしくて


パパは

さいきん

しかたないので

はやくかえってきて

げんばに

いっている


パパは

かえってきて

まず

ママに

かばんをわたして


くるりと

せをむけて

ママに


「げんばに

 いってくる」


っていう


なんか

かっこいいよね

えいがのひとみたい


そして

そんなパパは

だいくさんみたい


そして

ぼくもこっそり

くっついていく


パパは

えきにいく

みちのとちゅうで

とつぜん

ぼくにきづいて


「おおっ」


って

おどろいてる


パパ

まいにち

おどろいてるんだけどね


でんしゃにのって

げんばに

ついたら

くろい

ちいさいくるまが

2だい

とまってた


そのまわりに


さぎょうする

ひとにはみえない

ぎんこうのうけつけ

みたいなおんなのひとと


ママと

おなじくらいの

かんじのひとが

あきちを

ゆびさして

なにか

はなしてた


あとで

えいぎょうのひとが

おしえてくれたのは


もちまきを

せいだいにしすぎて

すごおおく

このへんのひとに

ちゅうもくされて


それが

どんどんひろまって


おおやさんに

たくさんのひとが


「とちを

 うってほし」

「うってくれないか」


って

たあああくさん

きたみたい


パパが

いえをたてなかったら

このとち

うってもらえるんだって

わからなかったみたい


あるいみ

パパはすごいね


でも

ぼくは

そのはなしをきいて

しばらくは

このあきちは

ぼくのいえだけで

いいなって

おもった



そのよる

おおやさんが

また

たおれたらしい

なし

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