表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぼくのいえ  作者: 玲於奈
39/66

ひそひそばなし

なし

ゆうごはんのあと

パパとママが

なにか

ひそひそ

はなしてる


パパとママのなか

わるいのかな


さいきん

それが

おおいから


こないだ

しんぱいに

なっちゃって

おもいきって


「どうしたの

 パパ」


って

こないだ

がんばって

きいたんだけど


「こどもは

 あっちに

 いってなさい」


っていう

いつもの

パパが

きげんが

わるいときの

おきまりのもんく

しか

かえってこなかった


そして

ひそひそばなしの

ことは

けっきょく

わからずじまい


とっても

きになって

がっこうから

かえって

ママが

せんたくものを

たたんでいるとき


じぶんのものを

たたむのを

おてつだいしながら

そっと

ママに


「ゆうごはんのときの

 ひそひそばなし

 なあに」


って

しんぱいそうに

きいたら

ママ

ふふふって

わらって


「いえのよさんを

 どうするのか

 そうだんしてるのよ」


って

ママ

ついに

おしえてくれた


パパには

いろいろ

ゆめが

あるんだけど

がまんしなくちゃ

いけいところが

あるんだって


それで

パパ

いつもおはなしのとき

しぶいかおを

してるんだ

やっと

わかって

うれしかった


よさんが

あるから

なにをけずろう

それで

パパは

こまったかお

なのか


でも

ぼくも

わかっちゃった


ぼくが

スーパーで

どのおかしに

しようか

いつもなやむのと

いっしょだ


でも

ママは

やさしいから

ぼくが

きめるまで

まってくれるけどね


でも

パパのほうは

こうじだから

きめなくちゃ

いけないやくそくが

あるんだね

なし

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ