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ぼくのいえ  作者: 玲於奈
36/66

ひみつきち

なし

ぼくの

あたらしい

いえのかんせいに

おおやさんの

にわ

あわせたかったんだって


でも

よかった

おおやさん

なんともなくて


パパが

おおやさんは

つかれが

たまっただけだって


おしえてくれた


でも

おみまいには

いかなかった


おおやさんの

にわは

そのままだった


きのうの

あめで

にわはぬれていた


パパが

かけよってきた


だいくのおじさんが

かいだんを

つくってくれたって


それは

パパ

えいぎょうのひとに

きゅうに

たのまれて


てんじょうの

ものおきごやを

これからいえを

たてるひとに

みせるんだって


「なんで

 ものおきごやなの」


「ひみつの

 かくれがなのに」


って

パパにきいたら


みんな

ものがいえに

たくさん

あって

ものをしまうへやが

たくさんあったら

うれしいんだって

それで

そういう

へやがたくさんありますよ


こうやって

つくっているんですよ

って

できあがっていない

かべや

はしらだけの

ぼくのいえ


つくっている

とちゅうのようすを

みせるのが


これから

いえをたてるひとに

わかってもらう

とってもよい

いちばんのほうほう

なんだって


それで

パパにえいぎょうの

ひとが

おねがいして

どようびと

にちようび

みんなに

みてくださいって

するんだって


それで

いそいで

かいだんつくってる

だってかいだんないと

うえの

2かいに

いけないもんね



きになって

だいくのおじさんに


「かいだんって

 どうやってつくるの」


って

きいたけど

かいだんは

ちょっとめんどくさくて

むずかしいんだって


それまでは

はしごでのぼっていた

ところ


かいだんのわきに

ぎざぎざの

かいだんのいたを

ひっかけるばしょを

つくって


そこにいたをとおして

かいだんを

すこしずつ

つくっていく


なんにちもかかるらしい


びっくりしたのは

かいだんのした


だいくさん


さいきん

みにくるぼくが

ずっと

かいだんのさぎょうばかり

みているから


だいくさん

おもしろいこと

おしえてくれた


すごい

かいだんのした

はいれるようにするんだって

ものおきだって


しかも

いりぐちは

2かしょあるんだけど


1かしょは

ぼくしか

はいれない

ひくい

ひみつのいりぐち

なんだって


すごおく

たのしみ

たぶん

パパ

そこに

むかしあつめてた

きれいないしころだとか

むしとかが

はいったはことか

きっと

おくよ


だから

そこ

ぼくが

それらをながめながら

やすめる

ぼくの

ひみつきちに

しようっと


だいくさんが

すこしずつ

かいだんをつくるのが

すごく

おもしろい


そして

できあがりが

いまから

すごいたのしみ

なし

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