ひみつきち
なし
ぼくの
あたらしい
いえのかんせいに
おおやさんの
にわ
あわせたかったんだって
でも
よかった
おおやさん
なんともなくて
パパが
おおやさんは
つかれが
たまっただけだって
おしえてくれた
でも
おみまいには
いかなかった
おおやさんの
にわは
そのままだった
きのうの
あめで
にわはぬれていた
パパが
かけよってきた
だいくのおじさんが
かいだんを
つくってくれたって
それは
パパ
えいぎょうのひとに
きゅうに
たのまれて
てんじょうの
ものおきごやを
これからいえを
たてるひとに
みせるんだって
「なんで
ものおきごやなの」
「ひみつの
かくれがなのに」
って
パパにきいたら
みんな
ものがいえに
たくさん
あって
ものをしまうへやが
たくさんあったら
うれしいんだって
それで
そういう
へやがたくさんありますよ
こうやって
つくっているんですよ
って
できあがっていない
かべや
はしらだけの
ぼくのいえ
つくっている
とちゅうのようすを
みせるのが
これから
いえをたてるひとに
わかってもらう
とってもよい
いちばんのほうほう
なんだって
それで
パパにえいぎょうの
ひとが
おねがいして
どようびと
にちようび
みんなに
みてくださいって
するんだって
それで
いそいで
かいだんつくってる
だってかいだんないと
うえの
2かいに
いけないもんね
きになって
だいくのおじさんに
「かいだんって
どうやってつくるの」
って
きいたけど
かいだんは
ちょっとめんどくさくて
むずかしいんだって
それまでは
はしごでのぼっていた
ところ
かいだんのわきに
ぎざぎざの
かいだんのいたを
ひっかけるばしょを
つくって
そこにいたをとおして
かいだんを
すこしずつ
つくっていく
なんにちもかかるらしい
びっくりしたのは
かいだんのした
だいくさん
さいきん
みにくるぼくが
ずっと
かいだんのさぎょうばかり
みているから
だいくさん
おもしろいこと
おしえてくれた
すごい
かいだんのした
はいれるようにするんだって
ものおきだって
しかも
いりぐちは
2かしょあるんだけど
1かしょは
ぼくしか
はいれない
ひくい
ひみつのいりぐち
なんだって
すごおく
たのしみ
たぶん
パパ
そこに
むかしあつめてた
きれいないしころだとか
むしとかが
はいったはことか
きっと
おくよ
だから
そこ
ぼくが
それらをながめながら
やすめる
ぼくの
ひみつきちに
しようっと
だいくさんが
すこしずつ
かいだんをつくるのが
すごく
おもしろい
そして
できあがりが
いまから
すごいたのしみ
なし




