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アイスたべたい
なし
ちょっと
へこんで
そとにでたら
とってもひざしがあつかった
あつくて
たおれそうで
すぐそばにいる
パパに
「アイスたべたい」
って
いいたかったけど
また
うちあわせで
いそがしそう
パパもどたばたしてて
いつもの
パパじゃないって
かんじで
いえを
たてるには
いろんなひとの
たすけが
ひつようなんだな
って
おもった
ふらふらと
あるいてた
そしたら
ひろい
あきちのとなりに
とつぜん
にわがあった
そこには
おおきな
いしとか
あって
まつがうえられてて
そのまえが
めのまえが
あいていた
そこへ
おじさんがきた
みたこともない
のりものに
のって
つちをはこんでいた
すごい
おもわず
ちかづいていって
だまって
みていた
しょうがっこうで
ならった
たいいくすわり
たいいくのじかんに
ならったやつ
そうやってじっと
みてた
おじさんのくるまが
2かいか
3かい
ぼくのまえを
とりすぎたら
おじさんが
のりものを
とめて
「こののりもの
おもしろいかああああ」
って
むぎわらぼうしを
かぶった
おじさんが
ぼくにむかって
おおごえでいって
そして
わらった
どこかで
きいたようなわらいかただった
しばらくして
そうだ
おおやのおじさんだと
おもった
なし




