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ぼくのいえ  作者: 玲於奈
11/66

かいだん

なし

パパたちは

じこしょうかいしたり

なんだか

むずかしいはなしを

していた


おかしもたべて

あきてきたから

へやをそおっと

みてあるいてたら


パパがちょっと

にらんできた


そのとき

ちらっと

ろうかのさきに

かいだんがあるのが

みえた


「すごい」


うちはマンションで

いえのなかにかいだんはないので

かいだんを

のぼったり

おりたりしたかった


「ちょっとトイレ」


って

ことわって


おばさんが

トイレのばしょを

おしえてくれて


みんながいるへやに

もどって

おもいきって


「かいだん

 のぼりたいんだけど

 いいですか」


ってきいてみた


へやで

むずかしい

はなしをしていた

みんな

びっくりした

きょとんとしたかおを

していたけど


またまた

とつぜん

おおやさんが


「ハッハッハアア」


って

また

あの

きもちのよい

わらいかたをした


そして


「ばあさん、

 つれていってやりなさい」


って

いってくれた


あとで

パパがいってたけど

おおやさんの

おじさんとおばさんは

あしこしがわるくて

いまは

かいだんを

そんなに

のぼったりおりたり

することはないんだって


だから

ぼくがかいだん

のぼりたいっていったのを

きいて

びっくりしたって


でも

がいこくにいった

むすこが

ちいさいとき


「あそんじゃだめだ」


って

おこるのに

なんどものぼったりおりたり

たのしそうにしていたのを

おもいだしたって


ぼく

かいだん

さいたまばあちゃんのいえ

くらいしかないから


すごくたのしかった


おばさんは

ぼくがおちないように

そっと

したで

みていてくれた

なし

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