表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

地下への潜入とサイドブースター

 ■地下への潜入とサイドブースター



 地下シェルターへと続く大階段は、無惨にも破壊されていた。ミチルはケルベロスの運転席から降りると車外に出て、崩落した急勾配のスロープへと、身を投げるようにして突っ込む。


「ブースト、展開!」


 ミチルの腰部に装着された「高圧ガス式サイドブースター」が圧縮されたガスを一気に噴出した。ノズルが瞬時に角度を変え、落下速度を相殺すると同時に、ミチルの姿勢を空中で制御する。それは単なる移動手段ではなく、ミチルの華奢な体を弾丸のように加速させ、慣性を無視した回避を可能にする命綱だ。無人になったケルベロスは、そんなミチルの後を苦もなく追っていく。天井や壁が崩落して、荒れた路面はケルベロスにとっては何の障害にもなってはいなかった。

 ガスボンベの容量に限りがあるため、要所要所でサイドブースターを使い、暗い通路を進むにつれ、空気の匂いが変わっていく。

 ミチルの鼻を突くのは、焼け焦げた肉と、オイルの混じった鉄の臭い。

 防護の隔壁扉の前に辿り着いた時、ミチルの視界に入ったのは、かつて「鉄壁」と呼ばれた扉が、飴細工のように捻じ曲げられた無残な姿だった。

最後まで読んで頂いてありがとうございます!

次回更新は2026/01/01 18:10です。

次回より、バトル突入です! ミチルvs.ジャッジ!

同時連載の、「契約の魔法少女/マギカ・コントラクト」もよろしくお願い致します。魔法少女×SFの作品です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ