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2.規約

 「俺がですか…?」

  

 「そうだよ、君が変えるんだよ」


  ニコリと微笑むトッキーに対して俺は少し困惑する。

 

 「どうやって俺が変えるんですか?」


 「簡単な話、わたしの力で君を過去に

  タイムスリープさせてあげるから

  君は盛谷咲が死なないように気を配るんだよ」


 「俺がつまりあのときの出来事を変えたら…」


 「助かるかもね〜」


   ◇


  あの日、2026年8月6日。

  この日俺は仲良し3人グループで

  海に行くことになった。

  3人グループというのは俺と盛谷と裕人(ひろと)だ。

  裕人というのは大学生の今でも連絡を取り合っている

  高校はじめての男子友達のことだ。 


  それぞれ現地集合で近くの海に集合することに

  なっていたのだが俺と裕人がいくら待っても

  盛谷が来ず心配になり盛谷の携帯に電話するが

  でなかった。

  「電話にも出ないなー」と裕人と話していると

  浜辺にいた男子高校生が

  「なんかあっちの方めっちゃパトカー走ってたよ」

  「えっ、まじで!?なんかあったんじゃね?」

  という会話をしているのが聞こえ

  嫌な予感がして裕人とパトカーがいたという

  方向に走っていくとそこで目に映ったのは

  道路に飛び散った大量の血、

  そして盛谷の無残な姿。

  ナイフのような鋭利のもので何回も刺された跡が

  あった。

  パトカーも来たばかりのようでまだ

  通行止めもできておらず見えてしまった。

  裕人は気分が悪くなり吐き出し始めた。

  俺はただだただ絶望し盛谷を見ていた。


   ◇

 

 「俺をタイムスリープさせてください」


 「おっ覚悟が決まったのかな?」


  俺がタイムスリープすることで

  盛谷の生きる明るい未来をつくれるのであれば

  つくりたい。


 「まあでも時間を戻すことには規約(ルール)があるんだよ」

  

 「規約(ルール)?」


 「そう規約(ルール)


  お茶を飲みながらトッキーは答える。


 「ちなみにどんなのですか?」


 「1.運命を変える対象者、又はタイムスリープしたものが

   死んだ場合ゲームオーバー。

   君の場合だと対象者は盛谷咲だ。

   そして

  2.ゲームオーバーした場合3分間の時間が与えられ

   リスタートかリタイヤを選べる。

   最後に

  3.リスタートするたびタイムスリープする者は

   寿命が1年消費される」


  トッキーは指を立てながら一つずつ説明してくれた。

  なるほど…ゲームみたいにちゃんとした

  ルールがあるな。

  1はまあゲームでもよくある。

  2も同じだ。

  3も……んっ?


 「消費ってつまり…」


 「言葉の通り。寿命が縮むよ」


 「代償とかあるんですか…」


 「当たり前じゃん。そんな代償もなく

  ポンポン過去にタイムスリープされても困るもん」

 

  それもまあそうか。

  人知を超えた力に代償がないのもおかしなものだ。

  だがやはり自分の寿命が縮むというのを

  聞いたら死への恐怖で自分の心臓の

  鼓動が早くなるのを感じた。


 「怖気づいちゃった?」


  また低い声になり寒気が俺を襲う。

  だが今度は俺もビビるまではしなかった。

  

 「いいや…盛谷を助けれるなら何回だって

  挑戦してやるよ」


 「そっか」

  

  トッキーは微笑んだ。

  俺はタイムスリープして盛谷咲を助けてみせる!!



  


 

  

  

  

  

  

読んでいただきありがとうございました!

少しでも「おもしろい」、「続きが読みたい」と

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