第95話 魔王様!新勇者対キメラ戦始まっちゃいましたよ!
短めです。戦闘シーン?書くのが難しいです。
「勇者ハイルの子と名を響かせる、テロリア出身の勇者、リカルダです!」
アルベルトの言葉に、貴族らの目がリカルダに向く。
「テロリアの冒険者ぁ?いいじゃない!」
「勇者ハイルの息子…この冒険者が?」
貴族らはリカルダを見て、次々の声をあげる。
「アルベルト、これはどういうことだ!」
「私はね、君に強くなって欲しいのです。強くなる為には訓練が必要でしょう?まずはキメラぐらいは倒せないと…ね!」
「っ〜!やっぱり企んでたのね!リカルダ、断りなさい!」
「おや〜、逃げるんですかぁ?」
アルベルトがなめた様子で、リカルダ達を見下す。
「これだから、テロリアの冒険者は!臆病で愚かで弱くて、王も殺されちゃうんですよ!」
ワッーハハッハッハ!
アルベルトの言葉に貴族らの笑いが捲き起こる。
「貴様らァ!あんまり調子に乗ってると、その調子づいた頭叩きわんぞ!」
顔を真っ赤にし、今にも貴族らに斬りかかろうとするジルを、ルアは必死で止める。
「ジルさん、許せない気持ちはわかりますが、落ち着いてください!」
「お〜怖い怖い!で、どうするんです?逃げます?勇者ハイルの息子さん?」
アルベルトの煽りに、リカルダは顔を上げ、
「受けてたとうじゃないか!」
リカルダは決意した表情で、ステージへと歩いていく。
「ちょっと!リカルダ、本気なの!?」
「!相手はキメラなのよ?私でも倒せるかわからない強敵…それでも貴方は行くの…?」
相手は冒険者ランク“Sランク”のバニラでも倒せるかわからない強敵キメラ。
“Fランク”のリカルダか倒せるわけがない…。
「大丈夫だ。勝ってみせるから」
リカルダはキメラの強さはよく知っていた。
勝てるかわからない強敵。
だが、そのキメラの恐怖よりも、テロリアを、リヒト大神官を屈辱したアルベルトらの怒りの方が強かった。
テロリアの名にかけて、キメラに勝ってアルベルトらに見せつけてやろうと思ったのだ。
そうステージを歩いてくるリカルダを見て、アルベルトは不敵な笑みを浮かべた。
「そう言ってくれると思ってました!どうぞ、おあがりください!」
リカルダはアルベルトの言う通りに、ステージにあがり、キメラと対峙する。
「では、勝負開始!」
リカルダは悪魔斬りの剣を鞘から引き抜く。
コングが鳴らされるも、リカルダとキメラは先に動こうしない。
両者とも様子見をしているようだ。
(目の前に憎い憎いリヒト大神官の息子…いや、リカルダ君がいる)
椅子に座り頬づえをつき、ステージに食いつくアルベルト。
(出来れば、リヒト大神官の息子をここに呼びたかったんだがね。まあ、十分に苦しむ姿を見れたしいいか。悪魔斬りの剣を持っているのは規格外だったが、リカルダ君、思い存分頑張りたまえ、そして君の苦しむ姿を見せておくれ!)
アルベルトが、そんなことを考えているとも知らずに、リカルダはキメラの様子を伺う。
数々の魔物を相手にしてきたリカルダだったが、キメラのような魔物と対峙するのは初めてだった。
どう攻撃してくるのか…リカルダは思考を張り巡らせる。
先に動いたのは、キメラの方だった。
グルルルアァッ!
キメラは鋭い爪をリカルダに向け、振り下ろす!
リカルダはそれを後ろに飛び避け、キメラの攻撃をかわした。
すると、貴族らが様々な声をあげる。
「…ちっ」「惜しい」「もう少しだな」
などの声。
どうやら、リカルダをよく思っていないようだ。
貴族らに気をかさず、リカルダは次の行動に出た。
キメラの攻撃を避け、キメラの懐に入ろうとする!
大きい魔物などは懐に入ってしまえば、こちらに攻撃が届きにくくなり、戦いにおいて有利な位置に立てる。筈だった…
「っ!?」
ブオオオオォッ!
キメラは自分の懐に潜り込もうとするリカルダに向け、炎を吹き出す!
「リカルダ!」
「おおっ!」
と貴族ら歓声が聞こえるが、それも束の間。
燃え尽きたと思われたリカルダが、砂煙から現れた途端に消える。
「次はこっちの番だ!」
リカルダは跳び上がり、キメラの肩を斬る!
キィン!
だが、キメラにシールドが張られており、ダメージを、与えられなかった。
キメラの攻撃を避け、再び地につくリカルダ。
「強化魔法か!」
誰かかけているかわからないが、
攻撃が効かないシールドが張られている…ならば、壊すのみ!
闘技場のステージの周りは被害が飛ばないように、強力なシールドが張られている。
テロリアの冒険者の力…見せてやる!
リカルダは剣の柄を強く握った。
ポ○モンSM。面白そうなんで、買って来ました。
BW以来で、楽しみにしてたんですけど…難しくないですか?主戦で毎回手持ち4匹ぐらい死んでるんですが…
次回、お楽しみに!




