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第78話 魔王様?過去に何かあったんですか?

紅茶はやっぱり最高だね!

「今すぐ立ち去れ!」


アロケルの拒否の態度を見て、豹の悪魔は眉にしわを寄せた。


「何だ、その態度は。折角オレ達がこの城に来てやったてのによ」


「フラウロス!貴様らなど、この城にはこなくていい!反逆者め!」


アロケルに反逆者と呼ばれ、鎧を着込んだ豹人間の姿をしたのが、悪魔フラウロス。かつてはアロケルと共に門番兵をしていたのだが、とある理由でこの城を追い出された。


「俺達のことは反逆者呼ばわりか!まだあの事を気にしているのか。いい加減忘れろ!」


「ベレト、そうやって我を唆して!もう我は騙されんぞ!」


そして、もう1匹の青ざめた馬に乗った激おこっているのが悪魔がベレト。

ベリトと並ぶ力を持った力の持ち主で、この城で活躍していたのだが、フラウロスと同様ある理由でこの城を追い出された。


「フラウロスとベレト、この城に何しに来たの?」


嫌味の言い合いをする、アロケルと2人の間にレヴィアタンが入った。


「こ…これは、これはレヴィアタン様ではないですか!」


アロケルと接していた態度は何処へ行ったのか、フラウロスはレヴィアタンに丁寧な態度をとる。


それは尊敬からではなく、こいつの機嫌を損ねては駄目だという機嫌取りからのものだった。


「それに、アンドラスもいるじゃないか?まだ、魔王シルエラに従っていたのか、レヴィアタンよ」


ベレトの質問に、レヴィアタンはムッとした顔つきになった。


「おい、ベレト!こいつの機嫌を損ねては!」


「まぁ落ち着け、シルエラは良きお方だが俺達悪魔の支配者には似合わない…と感じたことはないか?」


睨みつけるレヴィアタンに動じず、ベレトはこう話し続けた。


「ベルゼブブ様はシルエラとは違う。大いなる力と威厳を持ち、俺達悪魔を統べるものとして相応しい存在…ベルゼブブ様が新の魔王に相応しいのだ」


「それは違うと思いますわ」


とリリスとベリト、アガリアレプトがやってきた。


「力のない悪魔には軽蔑し、強い悪魔だけを棚に上げる…あいつが新の魔王に相応しい?馬鹿言うんじゃないよ」


「それに、威厳持ってるあいつ?」とアガリアレプトがそう言って、ベレトを睨みつけた。


「おや、シルエラ厨から裏切り者まで揃って、そうぞうしいことだ」


「し、シルエラ様厨ですって〜?私はただ、シルエラ様にいじめて欲しいだけですわ!」


「…リリス、喋らなくていいよ」


目くじらを立て、怒りに燃えるリリスにアガリアレプトは言った。


「おや、ベリトもいるではないか。その左腕…」


ベレトの目線が、リリスからベリトの左肩に移る。


「無様なものだな。左腕を失うとは…剣豪であるベリトの名を穢すことになったな。さては、勇者に斬り落とされたか?あの時のお前は何処へいったのやら」


ベレトのなめたような口調に、ベリトは何も言わずただ睨みつけるだけだった。


「黙ってよ。ベレト、君達はこの城には近づかないってあの時言ったよね?何で来てんの?」


「はて、そんなこと言ったか?」


思い出すかのような仕草を、わざとらしくするベレトに、レヴィアタンの赤く光った。


「とぼけても無駄…!出て行け!さもなければ、貴方達をここで…殺すことになる!」


片手に三又の槍を具現化させ、今にも襲いかかりそうな勢いでベレトに迫った。


「お〜怖い怖い。フラウロス帰るぞ。これ以上、居ては俺達が殺されてしまうからな」


「次会う時はシルエラがベルゼブブ様に負かされている頃だろうな。シルエラの歪んだ顔がおがめるのが楽しみだ」


そして2人は黒い霧となって、この場を立ち去った。


「なんですの、あの方達!次会う時はシルエラ様が負かされているって…!許せないですわ!」


「あいつら…八つ裂きにしてやる!」


「落ち着いてってば!2人共!」


今にも城を飛び出しそうなレヴィアタンとリリスを、アガリアレプトが引き止めた。


「離してくださいまし!アガリエレプトさん!」


そう3人がギャーギャーしているのに対し、ベリトは不安げな表情を浮かべていた。


“あの時のお前は何処へいったのやら”


(あの時に戻ってたまるもんですか…!ベレト、次会う時はお前を…)


ベリトは拳を握り締め、奥歯を嚙み締めるのであった。


《そして、リカルダ達は》


「おらあああぁ!」


ジルは槍を振り回し、魔物を蹴散らしていく!


「フッ!こんな魔物、朝飯前だぜ!(思ったより弱かった〜、良かった〜!)」


そう内心ビビりながらも、ジルはアンドロマリウスに向かって行った。


リヒト大神官に会うつもりだったが、まさか悪魔がいるとはな…!


リカルダは悪魔斬りの剣ではなく、もう一つの剣を抜き、地を蹴った。


今日は生憎、剣のコンディションが悪い。

悪魔斬りの剣を使うと、誤ってジルに怪我を負わせてしまうかもしれない。


という理由で悪魔斬りの剣を使わずにいたリカルダ。

だが、この配慮が後に後悔することになる…!

ーキャラクター紹介ー


フラウロス…鎧を身につけた豹人間の姿をした悪魔。何かしらの理由でこの城を追い出され、シルエラをよく思っていない様子。得技は放火だそうで、人間の家に行っては家を燃やすという悪趣味を持っている。火事のほとんどはこいつのせい。

“何だ、その態度は。折角オレ達がこの城に来てやったてのによ”


ベレト…青ざめた馬に跨った男兵士の姿をとった悪魔。常に怒り気味で、周りに悪魔がよってこず、かつてはボッチだった過去がある。見かけによらず、恋愛のスペシャリストであり、ロマンチストな面がある。

ベリトと何かあるようだが…?

“左腕を失うとは…剣豪であるベリトの名を穢すこのになったな”


次回も見てほしいぞ!

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