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200文字小説集 vol.2

お日様のにおい(200文字小説)

作者: 日下部良介

 あまりの寒さに暖房も効かない。

 部屋の中に居るのに寒くて仕方ない。

 それでも僕はソファに座ってテレビを見ている。

 初めてのデートで見た思い出の映画は始まるから。

「始まるよ」

 僕は彼女に声をかける。

「ちょっと待って」


 戻ってきた彼女が僕の隣に座る。

 お日様のにおいがふわりと僕を包む。

「これで少しは温かくなるかしら」

 彼女は寝室から毛布を1枚持ってきて僕にかけてくれた。

 そして彼女も一緒に毛布に潜り込む。

「最高だよ」





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― 新着の感想 ―
[一言] こういうのっていいですよね。 憧れます。 独り者の寒さが、倍増しますけど・・・。 今年の冬も、寒いです。
[一言] 羨ましいですね。ひとりは寂しいのん……。
[一言] そんな時代もあったよね~♪と中島みゆきの歌が聞こえる~。
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