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俺が監督助手、だと…

少しずつ書いて行きますので、どうぞよろしくお願いします!

場所は夢島高校という自称進学校の校門の前、桜が咲き誇る季節、沢山の人が新しい出会い 経験を夢見て学校へと入って行くそんな中、ある男は何かの本を片手に大きくため息をつく。


はぁ


その人物こそ、この物語の主人公、大谷純平(おおたに じゅんぺい)25歳その人である。

しかし、主人公であるはずの本人の顔はすぐれない。


なぜ、こうなった…


純平は心の中で、そうぼやいた。


それは、2ヶ月ほど前に遡る。


大谷純平は親友である、イケメンで身長185cmの親友、太田祐介(おおた ゆうすけ)と共に祐介の応援するJ2のサッカーチーム「世田谷マーチ」というサッカーチームの試合を見にきていた。


祐介に

「今季、優勝は取れなかったけど、来年は絶対に優勝するチームだから見た方がいい!!」と強く押されて見に行くことになったが、このチームを調べてみると、そもそも優勝とは真逆の方の位置にいるらしく来季、生き残れるのかが心配されているということが分かった。

正直、すごく行きたくなかったが、ドタキャンは悪いと思いとりあえず、見に行くことにした。


ちなみにJ2というのはJリーグ ディビジョン2の略らしい。日本のサッカーリーグは3部構成となっており、各部ごとに順位を決める。J2は、その2番目に位置する。上位に入ればJ1に上がることができるらしい。


まあ、話を戻そう、始まる前、祐介はすごい楽しみにしているようだったが、相手はJ2トップを独走中のチームらしいが勝てるのか…


試合が始まる前

「この選手がめちゃ上手い」

とか、話しかけてくる祐介を華麗にスルーし俺は、「サッカー入門」という本を熱心に読んでいた。

俺はまずルールから知らないからだ。

サッカーは奥が深く、ただ単にボールを蹴るスポーツではなく、スポーツをすると同時に心理戦なども繰り広げていることはわかったが、ルールはわかりにくいものが多く特にオフサイドなどが分かりにくかった。


一応自分の高校時代は体育でサッカーをしたりしてはいたが、適当にやっていたため、ルールなどは知らなかった。

部活には入らず、よく祐介の所属するバスケ部の練習を見に行っていたものだ


試合が始まる。

前半40分、相手が、ペナルティーエリアの少し外からシュート、つまりミドルシュートを決めた。それまでは均衡していた力が崩れ、そこからは完全に相手のペース、みるみる点差がついて行く。


結果は完全な敗北。後半には3点追加され、世田谷マーチは0-4で敗北した。


祐介はかなり落ち込んでいるようだが、俺はそんなに、面白くなかったなという感想を抱いた。


その帰り道、祐介に久しぶりにあったんだから、夕飯食ってから帰ろうぜと言われ、近くにあったファミレスに入った。


純平はパスタ、祐介はステーキを注文。


そして、話しの話題は

「な〜、今日の試合どうだったよ純平〜」

祐介が話しかけてくる


「ん〜、結構楽しめたよ、応援団とか凄かったし」


「そっち!?試合は?」


「うーん、監督がイマイチだった気がするな…」


「ん??どういうこと?」


「だって、だって榊っていう選手さ、もっと前に交代すべきだったのに後半まで下げなかったし、ポジションだって本の通りだったけど、イマイチ機能してなかったぞ」


「確かに今日の榊は調子悪かったかもな…けど、いつもはすげーんだぜ、ビュンビュン、ドカーンって感じで!」


親友よ、そんな表現ではほとんど伝わらないぞ…

ドカーンってなんだドカーンて…

そんな風に親友を心の中で指摘し


「まあ、いつもはそうなのかもしれないけど、前半30分には交代すべきだったと思うぞ」


「え?そんなに早く??」


「だって、あの頃には流石にボールにほとんど関与していなかったことがわかったじゃん??」

正直なところ、前半10分には気づいていたけど。


「いやでも、………………」


「だから……………」

2人は少し熱が入ってしまい、気づいたら2時間が経過していた。


「そろそろ帰るか〜店員さんこっちガン見してるし」

そう、俺は言う


「だな、今日は楽しかったよ、それでさ、あの、仕事のことなんだけどさ、あんまり気にすんなよ」


やっぱりか、俺の親友はやっぱりいい奴だな。誘ってくれた時に、薄々は気付いていたが、やはり、会社を首になった俺を心配してくれていたらしい


「ありがとな…」

俺は素直に言った。


そこで、俺れ達は別れいつもと変わりない生活に戻ったが、そう長くは続かなかった。なぜなら1本の電話が転がり込んできたからだ。


夜の11時俺の家に電話の音が鳴り響く


「もしもし」

俺は眠そうな声を出しながら電話に出た


「おお、純平か!寝てた?」


「うん、寝てた。迷惑」


「そんなこと言うなよ〜

あ、そうそう純平って歴史の教員試験持ってたっけ?」


「あぁ、たぶん持ってるよ…コクコク」


「おい、起きてるよな?!

あのさ、今年の春から夢島高校に来ないか??世界史の非常勤講師兼サッカーの監督助手として!」


驚きの余り目が覚めてしまった

「嫌に決まってるだろ!サッカーなんてほとんど知らないんだぞ」


「でも、この前すごい的確な指摘だったじゃん」

尚も粘ってくる親友


「それでも嫌だ、ろくにルール知らないんだぞ!それに、子供そんなに好きじゃないし」

ちなみにこれは嘘だが、これくらい言わないと諦めてくれなさそうだ


「そんなこと言うなよ〜

あ、監督さん美人だぞ〜

俺が狙ってるから、あげないけど」


「確かに美人は魅力的だ。

だが、断る!」

祐介が狙ってるなら、俺には勝てないしな…


「なあ、頼むよ」


「なぜ、そんなにこだわる?」


「彼女が困ってる」


祐介…お前、教師失格だろ

「まあ、条件によってはやってあげなくもないな

その条件は「ありがとう!じゃあ、早速、学校に連絡入れておく!じゃあね!」あ、おい、待てって最後まで話しき「プープープー」…」


しばらく唖然…待てよ、なんだそれ、俺が教師!?あり得ないだろ!?

冗談でからかおうと思ったのに


翌日、本人に直接会って断ろうと思って、祐介の家に行こうとしたが、久々にみた自分のポストに大きめの封筒が入っているのに気づいた


夢島高校


その文字が目に入ったとたん目眩が…


恐る恐る家で丁寧に開けて見る


採用


その2文字を見て俺は思わず「なんで、今の高校は試験もせずに採用が決まるんだよっ!!」叫んでしまったのは当然だ。


そして、急いで、世界史の参考書を買いあさり、読み込んだ

親友を恨みはしたが、自分のせいでもあるため、やるしかないのだ。


もちろん1日1回親友を呪うことは忘れない


それからは、あっという間に日が過ぎて行った


そして、4月9日俺はスーツを着てサッカー入門という本を片手に家を出たのだ、重い足を動かしながらどうにか門まで着いた。

どうでしたか?

文章力はないけどな、頑張って行きます

2話分くらいはサッカーの描写ありません

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