女神様、この選択肢は本当にハッピーエンドでしたか?
異世界に来て早数年。念願の魔王討伐に成功した凛太郎は、女神様より次期国王の座を与えられた。
その代償として、異世界に転移した際に与えられた魔剣グラムの返却を要求されるのだが、女神の言う「姫との世継ぎづくり」に唆され、あっさり承諾してしまう。
これで女神に約束されたハッピーエンドを迎えるはず、だった。
しかし、王城での生活は窮屈で、姫との世継ぎづくりも現国王が退いて凛太郎が国王になるまではお預けだと言われてしまう。その上姫との初夜を迎えるまでは、用意された側室との接触も許されない。
挙句には次期国王の座を脅かす存在まで現れてきてしまうが、魔剣グラムを返却した凛太郎には戦う術もない。
凛太郎は空を見上げ、女神様に幾度となく問い続ける。
「女神様、この選択肢は本当にハッピーエンドでしたか?」
その代償として、異世界に転移した際に与えられた魔剣グラムの返却を要求されるのだが、女神の言う「姫との世継ぎづくり」に唆され、あっさり承諾してしまう。
これで女神に約束されたハッピーエンドを迎えるはず、だった。
しかし、王城での生活は窮屈で、姫との世継ぎづくりも現国王が退いて凛太郎が国王になるまではお預けだと言われてしまう。その上姫との初夜を迎えるまでは、用意された側室との接触も許されない。
挙句には次期国王の座を脅かす存在まで現れてきてしまうが、魔剣グラムを返却した凛太郎には戦う術もない。
凛太郎は空を見上げ、女神様に幾度となく問い続ける。
「女神様、この選択肢は本当にハッピーエンドでしたか?」
プロローグ
2021/10/30 18:26
女神様、王城での日常は大変退屈です
2021/10/31 17:29
(改)