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7/9

(何かの役に立てばいいが)

やぁ、こんばんは。

俺は、夜の門番。名前は無い。

何か冗談を言えるような性格でもないので、

とりあえず、よろしくな。


夜の門番は、特に仕事も無く門の前に突っ立ってるだけの孤独な仕事だ。昼の門番も孤独だとか、退屈だとかなんとか言っていたが、あいつには、家庭がある。それだけで、全然孤独じゃないね。



底辺の人間の気持ちを理解して欲しいものだ。

まぁ、たまに魔物が侵入しようとするから俺が退治するんだが、魔物に会うのは嬉しくないね。


こんな平和な村に来るのは、寝ぼけたオークくらいだ。


あとは、そうだな。たまに人が通って話しかけて来たら


「あの山、最近様子が変だな。前は、あんなんじゃなかったんだが」


と言わなきゃいけない設定になってるらしい。

設定って何かよく分からないが、とりあえずそれ以外俺は話しかけられない。



だからさ、日記を書くことにする。暇すぎるしな。


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