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プロローグ
「私、実は魔女なんです」
俺には理解不能だった。
あいつは成績もスポーツも出来て、かわいいというかかなりの美人で、俺達のマドンナで。
.......でも、あいつは俺を知らなくて。
そんなあいつは言ったのだ。
「あ、その顔は信じてませんね。......もー、だから私魔女なんですってば」
初対面のはずの俺に。
「ちゃんと......使えたことあまりないですけど。..........でも、私は魔法使えるんですよ」
そんな、こちらが聞いていて痛々しい台詞を。
「私は間宮綾子です。.......その、これからよろしくお願いしますね、死神さん」
俺だけに微笑んで。