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200字小説

かぜ薬

作者: コスミ

 恋かと思うほどの熱が出た。

 どうやら、風邪の菌とフォーリンラヴ。

 初デートで薬屋へ。



「熱に効くやつ下さい」


「これ、おすすめだね。抜群に熱を殲滅するよ」


「ならこれを」


「でもね、副作用もすごいよ。鼻水とセキがひっきりなしだよ」


「えっ。それって、むしろ症状が増えてるじゃないですか」


「だから、これも一緒に飲めば大丈夫だよ」


「……本当に?」


「ただね、一緒に飲むとね……」


「な、何です?」


「酢豚の味がするんだよね」

パエリアと悩みました。

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