第3話 おつかいサンディちゃん
「やったいーむらー、やったいーむらー♪」
思わずデタラメな歌が口をついて出てくる。サンディさん朝からゴキゲーン♪
「サンディはホント屋台村が好きねぇ」と、呆れ顔でクリスが言う。
「だって、たくさんケータリングシップが来るよ? 楽しいもーん」
わたしは満面の笑みを浮かべた。
今日は、屋台村営業の日。
屋台村っていうのはね、いつもはそれぞれ別なとこで営業しているケータリングシップが何隻も集まって、いっしょに営業すること。
なかよしさんが連絡しあって集まることもあるし、ジッコウイインカイとかウンエイジムキョクとかがある大規模な大会の時もあるの。
わたしはよくわかんないけど、たいていの場合、場所代とかっていって参加費取られちゃうのよね。でもいろんなお客さんが来るし、モトがとれる程度に売れればいいからねっ。
なにより、他のお店の人とおしゃべりすることってなかなかないし。情報交換のゼッコウのキカイってやつ? だから、ウチの船も結構ちょこちょこ参加してるんだよ。
☆
今日の屋台村は、なかよしさんの集まりの方。
参加は9件で、ちっちゃい屋台村だね。
立派な屋台村のときは、100件超えちゃったりもする。ただ、お客さんはいっぱい来るけど……ライバルが多くてあんまり売れなかったりするのよねー。
わたしは今日みたいなのの方が好き。
ケータリングシップは、基本的にはみんな同じカタチをしてる。左舷と右舷にお店につながる大きなハッチがあって、ケータリングシップ同士をつなげるときは、ここを連結していくの。
くじ引き順に、お店が輪っかにつながって、自由にぐるぐるまわれる小さなショッピングモールの完成!
今日来てるお店は、
1 銀河カリー(カレー専門店・今回の幹事)
2 マキナ・アクセサリーショップ(ハードロック系&オーダーメイドアクセ)
3 トリイ亭(プリスカ海老天丼)
4 本家博多屋(ハカタ屋台式とんこつラーメン)
5 アランちゃん(足ツボマッサージ)
6 トライフルドリーム(コンビニエンスストア&創作ランチ)
7 セレス農協(野菜・青果直売)
8 ポート前留学N○VAオープンセミナー(異文化コミュニケーション専門学校)
9 ヨシダデンジロウ商店(雑貨・家庭用品)
足ツボのお店だけ初めてだなー。他はいつものお店たち。
さあ、今日はどんなお客さんが来るのかな?
☆
小さくても屋台村。クチコミでお客がたくさん来た。
うちの店は基本的にコンビニだから、目玉商品ってほどのものはないんだけど、それでも地上の店にはない品揃えがウリ。常連さんも含めて、そこそこお客が入ってくる。
あ、ううん、目玉商品あるある……トールの作る創作ランチ。
今日は、ミニもつ鍋定食とハカタ地鶏サンドイッチボックス。
トールの作るごはんはすっごくおいしいんだ。わたしも料理上手になりたいなー。
ランチのお客もひと段落、そろそろお腹すいてきた……。
「いいかげんお腹すいたよーっ」
「ああもうこんな時間ね。交代でお昼にしましょうか、何たべたい?」
時計を見上げて、クリスが答える。
「はいはーい、サンディ銀河のカリーが食べたいでっす!」
「あーいいねぇ。僕もー」
「俺もカリー」
「ん、じゃああたしもカリーにしよっかな」
銀河カリーはホントにおいしい。トールの作るカレーも大好きだけど、ここのは何てゆーか、本格派。わたしにはちょっと辛いんだけど、でもおいしいの。
ここの若旦那、前に働いてた会社が倒産しちゃって。それで、ずっと趣味で作ってた本格派カリーのお店を出すことにしたんだって。もちろん研究に研究を重ねた、若旦那オリジナル。
お金を貯めて、いつか太陽系内に店を出すのが夢なんだって。
「みんな銀河カリー? じゃあサンディ買ってくる!」
「よろしくー。私チキンカリーね」
「僕はベーコン&エッグ」
「んー、シーフード大盛り」
「おっけーおっけー。サンディ何にしよっかなー」
クリスからおサイフを受け取り、わたしはお店をとびだした。
☆
銀河カリーは、今日はウチと反対ぐらいのところにあった。
「こーんにーちわー」
「おおサンディちゃん。いらっしゃーい」
若旦那がにかっと笑う。この笑顔がまたイイのよねー。
「カリーくださいなー」
「はいよっ……っと、困ったな」
カウンターに置かれたトッピングのケースを見て、若旦那がちょっと顔を曇らせた。
「どしたの?」
「いやね、トッピングのフライドオニオンがもうすぐ終わっちゃいそうなんだけど、タマネギの予備がもうないんだよねー」
フライドオニオンは銀河カリーの美味しさのひとつ。これがないと物足りない。
ん、タマネギ? さっきどっかで見たな……。
「タマネギならセレス農協んとこにあったよ。待ってる間に買ってきたげよか?」
「いいの? じゃあお願いするわ。助かったー。これお金、2盛りね、持てる?」
「りょーかーい。楽勝楽勝♪」
早速駆け出そうとしたわたしに、若旦那があわてて声をかける。
「あああ、サンディちゃん先に注文注文っ」
「っといっけなーい、チキンとベーコンエッグとシーフード大盛りとチーズ&ウインナー♪」
「おっけぇ〜♪」
今度こそセレス農協に向かって、わたしはお店をとびだした。
☆
セレス農協はウチの店のとなり。来た道を駆けもどる。
「こーんにーちわー」
「あらサンディちゃん。いらっしゃーい」
今日の店番は、いつものお姉さん。
セレスは農業プラントの星。どこまでも続く畑や田んぼ、ビニールハウス……それに大きな工場がたくさんある。この船はセレス星の農協のアンテナショップなの。
「カリー屋さんに頼まれたの。タマネギ2盛りくださいなー」
「はいはい……あれれ?」
「どしたの?」
お姉さん、タマネギのかごを手にもったままきょろきょろしている。
「品物を入れる袋がもうない……」
袋って……手提げのビニール袋か。ウチでも使ってるやつ。
ウチのは名入りだけど、無地のやつならたしか……。
「ビニール袋なら、ヨシダデンジロウ商店で売ってるよ」
「あっそうかぁ。あ、でも店番が……。ごめん、サンディちゃん、ちょっと買ってきてくれない? 100枚入り1袋で足りると思う」
「いいよー。ちょっとまっててねー」
わたしはお店をとびだした。
☆
雑貨と家庭用品の店・ヨシダデンジロウ商店は、セレス農協からウチと反対方向に2件となり。戻った道をまた駆け抜ける。
40前くらいのおじさんが1人で店を出している。
「こーんにーちわー」
「おやサンディちゃん。いらっしゃーい」
店の名前からして、この人がヨシダ・デンジロウさんなのかと思ってたんだけど、どうやらちがうらしい。ヤマトのサッポロ星に本店があって、デンジロウさんはそこの創業者で、ひいおじいさんにあたるんだって。
ちなみにおじさんの名前はシンジロウさん。……あんま変わんないよね(笑)
「農協さんに頼まれたの。手提げビニール袋くださいな」
「手提げビニール袋か、奥だな……。サンディちゃん、おいさん奥に行って持ってくるから、その間にちょっとお願い聞いてくんないかな?」
「ん、なあに?」
「いやね、博多屋にラーメン頼んだんだけど、混んでるのかなかなか持ってこないんだ。
ちょっと行って、せっついて来てくんない?」
このおじさん、博多屋のラーメンが大好物なんだって。屋台村の時も必ず食べてるし、たまたま近くに行き会ったりしたら、かならず寄るほどだとか。
「博多屋に行って『出前マダー?☆』って言えばいいのね? わかったー」
今日はよくおつかい頼まれる日だなあ……まあ、いっか。
そして博多屋に向かうべく、わたしはお店をとびだした。
☆
ウチの店を抜けて、博多屋へ。ん、こっち遠回りだったかも、あはは。
博多屋はトールの友達のお店。ハカタ星出身のテンチョが、いつもはおくさんと2人で切り盛りしてる。今日は1人で忙しそうにしてたから、トールが訊ねたらオメデタで今日は定期健診なんだって言ってた。オメデタって何だろ?
さて、その博多屋……あれ、お客いないじゃん。つかテンチョも居ない?
「こーんにーちわー……って、ど、どうしたの!?」
居ないと思ったら厨房の床にうずくまってるテンチョ発見。すごいしかめっ面してる。
「あ……さ、サンディちゃん……いいとこに来てくれた……あ、足くじいたみたいで動けない……」
どうやら棚の食器を出そうとして失敗したらしい。あたりにラーメン丼の破片が散らばっている。
「うわぁ大変、お医者さん、お医者さん」
ってお医者さんなんて……あ、そういえば『アランちゃん』って足ツボマッサージのお店が出てた!! お医者さんじゃないけど。
「ちょ、ちょっと待っててね!」
博多屋のテンチョにそう言って、わたしはお店をとびだした。
☆
足ツボマッサージのお店は博多屋のおとなりだった。ある意味ラッキー。
でも、ここだけ初めてのトコなんだよな……。
「えーと……すみませーん」
「●※▲□◎▽◆」
奥から出てきたのは、白衣を着た……えーとドコ星人さんだ? 見たことない。
「うわ言葉わかんない……通訳さんは?」
「◎▲□※▽◆※」
「わかんないってば」
うわーん困ったどうしようどうしよう。
あっそうだ、N○VAの先生だったらわかるかも!
「ごめんなさいっ、また来ますっっ」
足ツボの先生にそう言い放って、わたしはお店をとびだした。
☆
ポート前留学N○VAのオープンセミナーは、足ツボの店からウチをはさんで3軒となり。
セミナーの休憩時間に入ったらしく、数人のお客さんが出てくるのを押しのけるように飛び込む。びっくりさせたかな、ごめーん。
「N○VAのせんせー」
「あらサンディちゃん」
運よく、いつもの顔見知りの先生が受付にいた。よかった。
「ごめんなさい、ちょっと緊急で、通訳を……」
「ちょっと割り込まないでよ、こっちの話が先なんだからっ」
あわてて言いかけたところで、カウンターの前にいた女の人からどなりつられた。
「きゃ、すみません……ってどうしたの?」
「いやね、プレミアムのウサギグッズが足りなくなっちゃって、それで……」
「ここで配られるやつって超レアだって聞いたからわざわざ来たのよっ、手ぶらで帰れるもんですかっ」
「すすすすみません、もうすぐ出来上がってくるハズなので……」
すっごくカリカリしてる女の人に、ひたすらヘイシンテイトウ(字わかんない)している先生。
「レアって?」
「特注でね、マキナのお店に頼んであるんだけど…」
「マキナ・アクセサリーショップ? 様子みてこようか?」
とりあえずこのヒトをどーにかしないと、先生連れ出せないっぽい……。
「助かるわー、お願い」
手を合わせて頭を下げる先生に手を振って、わたしはお店をとびだした。
☆
ヨシダデンジロウ商店と銀河カリーをかけぬけて、マキナのお店へ。
「こーんにーちわー……って、ここの人も倒れてるしっ」
店内には、倒れている機械人さんがひとり。
げしょげしょがしょ、としゃべる声(音?)に合わせて、胸元の翻訳機が反応する。
『さんでぃチャンイラッシャイ……おいるキレチャッテ……』
「なんで切らすのよそんなもんっ」
がしょげしょ。
『スミマセン』
「いや謝られても……。オイルの予備とかないの?」
がしょ。
『ナイ』
「どーすんのよー」
げしょがしょがしょげしょがしょげしょがしょ。
『ナンデモイイカラ、おいるワケテイタダケマセンカ』
「何でもいいって……あ、サラダオイルとかでもいい?」
げしょがしょげしょ。
『植物油? ……モンダイナイ』
「おっけー。ちょっとまっててね」
たしか、海老天丼の店があったよね。
まだ何かげしょがしょ言ってる機械人さんをほっといて、わたしはお店をとびだした。
☆
プリスカ海老天丼のトリイ亭は、マキナのお店のすぐ隣だった。
ウチの店に戻れば工業用オイルもあるけど、こっちの方が手っ取り早い。
「すみませーん、サラダオイルわけて……って、な、何!?」
「さんでぃサン! いイところに来てくれましタ!!」
びびびびっくりした。掴みかからんばかりの勢いで店員さんが詰め寄って来た。
「どどど、どうしたの!?」
「味ガ……」
「味が?」
「味ガ決まらなイのでス!!」
「はぁ!?」
「丼出汁の味ガ決まらなイのでス!! カンペキじゃなイのでス!! お願いでス、師匠に来ていただいてくださイ!!」
「師匠……師匠ってトールのこと?」
プリスカ星の海老天丼のレシピは、トールが教えたもの。
この星のひとたちって、なんかやたらとカンペキ主義みたいなのよね。そんなんで商売になるのかしら?
「トール呼んで来ればいいのね?」
「お願いシマス〜(泣)」
「わかった、わかったから落ち着いて」
結局ウチに戻ることになっちゃったよー。わたしはお店をとびだした。
☆
「お帰りサンディ……あれ、カリーは?」
すごい勢いで、しかも手ぶらで駆け込んできたわたしに、トールが首をかしげる。
「それどころじゃなーいっ、トール来てっ」
「え、な、何だぁ!?」
そしてすごい勢いでひっぱられて何がなんだかわからないトールを連れて、わたしはお店をとびだした。
☆
「ありがとウ師匠!! こレでカンペキですヨ!!」
「……ははは、よかったよかった」
「まったくもう……」
「そいえバさんでぃサン、先ホド何か……」
「いっけなーい!! サラダオイル分けて!!」
☆
げしょがしょがしょ。
『さんでぃチャンアリガトウ』
「お礼はいいから。N○VAウサギグッズ出来てる? 頼まれたの」
がしょ?
『コレ?』
「出来てるんじゃん!! もらってくねっ!!」
げしょがしょ。
『ヨロシクー』
☆
「ありがとサンディちゃん。助かったわー」
「どういたしまして」
「お礼にひとつア・ゲ・ル♪」
「それはいいから、はやく来てっ」
☆
「●※▲□◎▽◆@●※▲□◎▽◆#*▼◇★」
「いらっしゃいませ。足ツボマッサージのアランちゃんです♪」
「えっとあの、博多屋のテンチョが足くじいちゃって」
「◎&*■@▽★#◆〓〒●†♯♭♪◎○●■」
「◆※▲●○▼△◆*#&」
「それはいけない。すぐ行きましょう」
「お願いしますっ」
☆
「サンディちゃんありがとーう。助かったよぅ」
「よかったー。ところでヨシダデンジロウ商店のラーメンだけど」
「ああいけない。すぐ作って持っていくよ」
「よろしくねーっ」
☆
「はぁはぁ。すぐ持ってくるって」
「ありがとうサンディちゃん。これ頼まれたもの」
「サンキュっ!!」
☆
「おねーさーん、袋ぉ」
「ありがとうサンディちゃん……って大丈夫?」
「さすがに疲れた……タマネギは?」
「はいコレね。持てる?」
「大丈夫ー。じゃあねっ」
☆
「タマネギ……重いっ」
「おおサンディちゃん。すまないねー……って、おっとっと」
「わわわごめんごめん。もうくたくた」
「な、なんか大変だったみたいだね?」
「大丈夫ー」
「あ、カリー出来てるよー」
「わーい。ありがとー」
☆
「……てなわけで、お昼が大幅におくれちゃったの」
自分の部屋のベッドに横になって、わたしはやっと話し終えた。
「帰ってくるなりひっくり返っちゃうから、びっくりしたわよ、もう」
濡れタオルで額を冷やしてくれながら、クリスが言う。
「屋台村中走り回らされたんだもん……疲れたぁ」
「お疲れさま。カリーどうする?」
「あとで食べる。なんか酔ったみたい……」
「少し寝なさい。あとでミックスジュース作ってきたげるわ」
「わぁい♪」
「おやすみ、サンディ」
「ん、おやすみ」
☆
結局、かなりくたびれてたらしく、爆睡してしまったみたいで。
目が覚めた時にはもう夕方で、屋台村も終わって解散したあとだった。
うわーん、ほかのお店見にいけなかったよー……。(がっくり)
マリアが温め直してくれたカリーをつつきながらリビングのソファでぶーたれてたら、タカアキがお店の方から何か大きな段ボールをかかえてきた。
「なんか今日、大活躍だったってね? これサンディにって、みんなから」
「わたしに?」
「お礼だってさ」
よかったね、とタカアキは目をまるくするわたしのアタマを優しくぽんぽんとたたいて、お店に戻っていった。
銀河カリーからは、カリーによく合う甘〜いラッシー。
マキナのお店からは、メタル製のカッコかわいいバレッタ。
トリイ亭からは、お持ち帰り冷凍海老天丼4食セット。
博多屋からは、テンチョお手製のおいしい叉焼。
足ツボのお店からは、足ツボマッサージ無料体験チケット。
セレス農協からは、今が旬のセレストマト。
N○VAからは、例のレアなマキナ特製N○VAウサギグッズ。
ヨシダデンジロウ商店からは、ビミョーにあやしいキャラクターのレターセット。
「す……すごい」
『大人気ね、サンディ』
ソファ正面のスクリーンから、クスクス笑いながらマリアが言う。
(ちなみに足ツボの先生はコッチが迷惑かけた方なので、なんでお礼くれるのかわかんなかったんだけど……あとで聞いた話によれば、ちょうど自動翻訳機が壊れて途方に暮れてるところに、わたしがN○VAの先生を連れて来たんだって。で、あのあとN○VAの先生がマキナのお店に連れてったげて、自動翻訳機も無事修理してもらったらしい。
『すっごく感謝してたわよー』ってN○VAの先生が教えてくれた。……あはは(照))
「お礼、言いたかったなー」
起こしてくれればよかったのにー、ってマリアに言ったら、
『クリスがね、起こして来ますからって言ったんだけど……みなさん、いいから寝かせたげときなよーって』
クスクス笑いながら、マリアが教えてくれた。
『なにしろ屋台村中のお店というお店を駆け回ってたからねー。ヨシダのおやっさんなんか、『5、6回は通ってったんじゃねーかな』って笑ってた』
あ、あはは……。結構はずかしいかも。イッショケンメイだったからなぁ……。
『お礼のメールでも打っといたら? あ、それともせっかくレターセットもらってるから、ナマ手紙の方がいいかもね』
……このビミョーなレターセットで書け、と?
んーでも、手紙もいいな。8件分書くのたいへんだけど、がんばってみよっかなー。
こうして、いろいろあったけど楽しい屋台村の1日が終わったのでした。マル。
【応用問題】次の問いに答えなさい。
① すべての店を順に円形に並べなさい。(※右回り・左回りどちらでも可)
② サンディが実際にヨシダデンジロウ商店を通過した回数を答えなさい。
(※直接の用事でお店に行った時は除く ※特に表記がない場合は最短コース)
【次回予告】
―――そうね、サンディ…アレクサンドラ、というのはどう?
目を見開いた兄に、院長先生は微笑んだ。
―――そう、あなたと同じ名前。あなたの大事な妹だもの
次回、第4話「らくがき」 8月7日更新予定です。
あ、応用問題の答え→ ①…冒頭に書いてます ②6回。直接行った時を合わせると実に8回