File.1 発生
殺人っすね…怖いっす…
by ??
楽しいひと時を過ごした後、僕らは店を去ろうとした。
…
…
…
…
…
…
………
………………楽しいひと時というのは。
いつだって…
壊れる。
ずっとは続かない。
それは…誰だって平等に訪れる…
「これからどうするんだ?」
愁はそう言った。
「僕はこれから家で勉強を…」
そう言いかけた時だった。
グシャ。
ただそう聞こえた。
僕は目の前を見た。
そこに…
「へ…」
そこには,内臓がグチャグチャで血まみれの…
「いやぁああ!」
赫音がそう叫んだ。
あ…これ…死体…?
僕は思考が停止していた。
「おい凪!逃げるぞ!」
愁にそう言われ、僕は我に返って逃げた。
「殺された被害者は伊澄裕也。家族関係は息子さん一人のみ。殺された経緯は不明。死因は残虐性のある殺人の可能性が高い。まず、近くにいた人から事情聴取をするんだ!」
刑事らしき人はそう言った。
そして、刑事3人が僕らの方へ近づき…
「君たちは学生かい?」
「え、はい…そうですけど…」
「どこの学校に通っているのかな?」
「私立東洋高等学園ですけど…」
「すごいね!あそこ倍率高いんでしょ!」
「今はそれを話してる場合じゃないだろ、君たちは…男子一人と女子二人でいいのよね?」
いや、僕…
「いやいや!僕は男ですよ!」
「…ほ、本当なの?」
「本当ですよ!」
「えっと…男子二人と女子一人でいいのね?」
「はい。」
僕はそう言った。
「では、一旦署へ。」
刑事らはそう言った。
「それじゃ,松田凪君。」
僕は取調室にいた。
「僕は捜査一課所属の伊藤蓮達だ。まず、あの状況を詳しく話してくれないかい?」
僕はそう言われた。
「あの時…急に上から死体が降ってきて…僕は呆然としていたのを愁に手を掴まれて我に返って…それ以上はあんまり覚えてませんね…」
僕は弱々しい声でそう言った。
「そっか。それは怖かっただろうね。」
でも…なんだ?
何かが引っ掛かる…
………
…
…
…
…
…
…………………
あれ?
あの時…いや…あの状況で…なんで…
「伊藤さん。」
「ん、なんだい?」
「l実は今思い出したんですけど…あの時…あの状況で…スマホをいじっているフードを隠した人がいました。」
「スマホ…フード…パーカーあたりか…ん〜岸辺先輩!」
岸辺…先輩?
「なんだよ蓮達。」
「ちょっと証言をまとめてくれませんか!」
「はいはい、全く、困った後輩だな。」
そう彼は言い、ノートに証言を書き始めた。
「あの僕の先輩は岸辺建治って言うんだ。頼れる先輩なんだよ。」
「おい蓮達、余計なことをしゃべりすぎだ。」
「はいはいすいません!」
「はは…」
僕は苦笑いを浮かべてしまった。
一時間後、僕は署から解放された。
愁と赫音は先に帰宅していたため、僕は一人で家に帰った。
家に帰った直後,猛烈に疲れが襲ってきた。
僕はベットに倒れ込んだ。
今日はヤバイ1日だった。
殺人が起こるし…
…そういえば玄関になんか物資があったけど、誰からだ?
僕はそう思い、袋の中にあるメモを見た。
「松田君。今日は大変だったね!疲れている君に私のオススメスイーツや君の大好きなハンバーグを進呈しよう!あと、今日買った下着やもう一つの袋に入っている服もちゃんと着てね!」
赫音…!
ケーキやゼリーにハンバーグまで…!
あと下着か…女子用だし…てか服?
僕はもう一方の袋を見た。
その中に、女性用の服が入っていた。
…これを着ろと?
シャアアアア〜
僕はシャワーを浴び、湯船に浸かっていた。
ばかばかしい。
僕が女の子の格好になるって…
僕が女っぽいとはいえ、流石に男心が…
そして僕は風呂から出て、顔に塗る洗顔フォームや頭髪に塗るオイルを塗って、ドライヤーで髪を乾かした後、僕は服を着た。
…クル、クル、クルクル。
…結局女性用の服を着てしまった…
下半身が違和感だらけだし…
なんというか…スースーする…
下着まで着てしまった…
しょうがないじゃん!
僕の知的好奇心には勝てなかった…
…
僕は男性用の服に変え、進呈されたハンバーグを温め、食べた…
くぅ〜
疲れた時に食べるハンバーグは格別だなぁ〜
僕はある程度夕食を済ませた後、僕は一時間ほど勉強とレポートのまとめをし、歯を磨いてそのまま寝てしまった。
血の中松
「君に捜査協力をしてもらいたい。」
「犯人は被害者の身内なんじゃないかな?」
「松田君!」
次回、File.2 協力




