5章、第3話 マリアーネの告白 (あらすじ、未完成)
ルリエラが解放者に所属した二日後。
秋以降、学校を休みがちだったマリアーネが、学校に来ると界斗たち班員を屋上に呼び出す。
急遽謝るマリアーネ、そして語りだすザンダール家の成り立ちを。
ザンダール家は、その昔、ザンターク家とシスダール家の間で駆け落ちしたものがいて、どちらの家も姓を名乗る事を許されず、しかたなく両家の下につく形で両家から姓をもらってできた家だった。
そして代々ザンターク家とシスダール家に仕えなくてはならなかった。
マリアーネはシスダールを卒業したら、ネディフの秘書になる予定だった。
界斗が入学して来たら、ネディフから真田界斗の情報を逐一報告するようにメールで求められた。
始めは疑わなかったが、薬草園でヴォフヌトスに襲われたとき、何かがおかしいと疑った。
あそこまで誘導して、ダニエルを川辺に誘うように言われていたからだ。
だが川辺を見た瞬間、何か嫌な予感がして、ダニエルに言わなかった。
泣いて謝るマリアーネ。
別荘の日にちが変更になったのを連絡したのもマリアーネだった。
知らなかった、ネディフがゾルタリウスだとは。だが別荘でゾルタリウスに情報通りだと言われ確信した。けど怖くて、誰にも言えなかった。
ウクテル襲撃のことも知らされなかった。ゾルタリウスを見て、怖かった。ネディフにとって自分は死んでもいい、どうでもいい存在だとわかった。
ネディフが死んだと聞いたとき安心した。
ラファエフの事もルリエラの事も、ザンターク家から連絡があって知った。
私が黙っていたから、ラファエフが死んだ、申し訳ない。
ひたすら謝るマリアーネ。
そしてダニエルの事が好きだったという。定食屋での占いを見て、オルテシアが好きなのはダニエルだと思った。だから薬草園でオルテシアが川辺を探し始めても何も言わなかった。
許すオルテシア。
ダニエルも、告白を受け入れるかどうかは分からないが、マリアーネを許すという。
琴絵も許すという。
界斗はマリアーネに聞く。マリアーネはゾルタリウスではないのか。
ハッキリと否定するマリアーネ、私はゾルタリウスではないと。
ならば許すと界斗も言う。
次の日からマリアーネは再び、ちゃんと学校に来るようになる。




