意味深な話をする女子会(?)
「さて、もう寝るか……」
もう23時だし、母さんももう帰ってきてるかな。一応おやすみ言っておくか……
「母さん、もう寝るね……母さん?」
いない。まぁ、忙しいのかなテスト前だし。じゃ、寝るとしよう。布団に入って、目覚ましを6時にセットする。
明日、休日だから7時でもいいんだった。まぁ眠いしセットし直さなくていいや…………
***
「ふぅ、帰るの遅くなっちゃったなぁ~」
私の名前は新谷舞。新谷瑞希の母親です。最近の悩みごとは瑞希のストーカーがいることで、自分で言うのもなんだけど、肩より少し長い栗色の髪とマフラーが似合う事です。年齢は25+16をすればわかりますよ♪
ピンポーン
あ、ベルの音がなっているわ。こんな遅くに誰かしら?
「はーい、どうしましたか?」
「あ、瑞希さんのお母様ですね、夜遅くにすみません。私は斉田唯那、瑞希さんのクラスメイトです」
「あ、斉田さんのお子さんだったのね!立ち話もなんですからどうぞ、はいってくださいな」
「ありがとうございます」
「それで唯那ちゃん。あの話はご存じかしら」
「あの話?あぁ、あの話ですね。知っていますよ」
「そう、なら話が早いわね。じゃあ…………」
この二人の会話は夜中まで続いた…………
「今日は、家に泊まることにしましょう。斉田さんには私が連絡しておきますね」
「はい、ありがとうございます」
ピピピピッ ピピピピッ
「ん………」
アラームの音で目が覚めた。もう朝になったらしい。自室を出て顔を洗ってリビングに出るとそこには、
「あ、瑞希君、おはよう」
俺の片思いしている斉田唯那がいた。
読んでいただきありがとうございます。