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第1話 支援

本話から、3章開始です。2万字ほどで3章がおわり、ストーリーの4章に入ります。


 あの日から数日が経ち、国王様はあの場で言った通り、俺たちに力を貸してくれるようになった。そしてロンドたちは、今までの支援は受け取れなくなったが、ランドリアを助けたのに変わりないので、一から訓練をして魔王討伐に向かう方針に決まった。


「メイソン兄さん! 国に戻りたいのですが、一緒に行きませんか?」

「ん? 良いぞ。俺も行く予定だったしな」

「本当! やった!」


 ルッツは喜びながらルーナの元へ向かって報告する。それを聞いたルーナはこちらへ寄ってきて


「本当にいいの?」

「あぁ。ルッツが助かったんだから行くべきだろ」

「それはそうだけどさ」

「まずは報告が大切だからな」


 俺たちはルッツが助かったことを知っているが、ルーナのお父さんたちはそれを知らない。それがどれだけ不安かわからない。だからこそ、今の最優先はエルフの国に戻って報告することだと思う。


「でも一ヶ月はかかるよ?」

「それはランドリアに頼ろうよ」

「え?」

「だって、俺たちのことを支援してくれるって言ってたじゃないか」

 

 俺がそう言うと、ルーナはハッとした顔をした。エルフの国に行くとなると、普通は一ヶ月程かかってしまう。それは時間的、そして体力的にも大変だが、国王様が支援してくれるって言っているなら存分に活用させてもらおうじゃないか。


「じゃあ今から国王様のところへ行こ!」

「それよりもまずはギルドに向かわなくちゃだな」

「あ! そうだね」


 そう、ガイルさんからギルドに来いって言われてまだ行っていないのだから、その用件を終わらせなくちゃいけない。


 そしてそこからギルドに向かい、俺とルーナ、クロエの三人で中に入ると冒険者たち全員が俺たちに気付き、こちらへ寄ってくる。


「あの時は助けてくれてありがとう!」

「英雄たちが居なかったら今頃生きていなかった。本当にありがとう」


 それに続くように続々とお礼の言葉を言われる。


「みんなが居てくれたおかげですよ」


そう、結局俺だけでスタンピードを止めたわけじゃないんだから。でも冒険者たちのお礼がやまなかったので一人一人対応していると、俺たちがギルドに来ていたことにガイルさんが気付いたようで、こちらに駆け寄ってくる。


「メイソンたち、来賓室に来てくれ」

「「「はい」」」


 冒険者たちに会釈をして、来賓室に入る。するとガイルさんが頭を下げて


「まず、本当にありがとう」

「やめてください。もう何度も聞きましたから」

「そ、そうだな」


 そして、ガイルさんが頭を上げて本題に入った。


「今回の一件を国王様たちと話した結果、メイソンたちをAランク冒険者に上げることが決まった」

「「「え!?」」」


(まじか)


 Cランク冒険者だったのにいきなりAランク冒険者......。流石に驚きが隠せなかった。なんせ、二つもランクが上がるなんて思ってもいなかったのだから。


「まあ当然のことだよな」

「......」

「不服か?」

「「「いえ!」」」

「ならよかった」


 ガイルさんはホッとした表情で胸を撫で下ろした。


「国王様からも言われていると思うが、俺たちもメイソンたちには全力で支援するつもりだ。なんでも頼ってくれ」


 すると、それを聞いたルーナが


「転移結晶ってもらうことはできますか?」

「あ~。そんなことで良いなら渡すぞ」


 ガイルさんは一旦部屋から出て行き、数分後、転移結晶が10個程入った袋を渡してくれる。


「え? こんなに......」

「いいんだ。これからも何か困ったら頼ってくれ」

「「「ありがとうございます!!!」」」


その後、ガイルさんと少し雑談をして屋敷に戻った。そして、ルッツたちと荷造りをして翌朝、結晶を使ってエルフの国に転移した。

読んでいただきありがとうございました。

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魔眼の英雄~「無能の雑魚」と勇者パーティを追放されたので、勇者の裏側で英雄として成り上がる。え?今更戻って来いと言われてももう遅い。



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