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学校生活の本格的始まり

ちょっと色々あって書けてませんでした。

ちょっと短いですけど繋ぎの話です。

できるだけ早く更新できるようにしたいですけど、未だ忙しいので密かに空きを見て書くのは続けたいです。


感想くれた方名前出しても良いのかわかりませんので名前は出しませんが本当にありがとうございます。

めちゃくちゃ嬉しかったです!!

待ってくださってる方が1人でもいると嬉しいです。

楽しいから書いてるんでいいんですけどね





学校も一週間ほど進めば授業も始まり会話するグループも少しずつ決まり始めていた。

とはいってもべつに誰かを省いたりとかは当然だが無く、優希は女子男子関係なく色んなグループで話が出来るほどにはみんなと親しくなっていた。


それどころか別クラスにも少しずつ友人ができているほどだった。

次の休み時間は何をしようかとふわふわ考えていると目の前をすごいスピードでチョークが通り過ぎる。



「………やば」


「おー?新川ー、お前上の空とは余裕だなー?」


「き、きょうちゃん先生…そんな怒んないでよ…」


「その京ちゃん呼びをやめろって、何回も言ってるけどきょうじゃなくてみやこだし」


「えー、可愛いのにー!ねー?」



そうクラスの方に聞くが、クラスメイトの皆はサッと目をそらす。

チョークが飛んでくることに怯えがあるからだ。


ナチュラルにチョーク投げが上手いのもチョークを本当に投げてくる教師も中々現実にはいないがそこはゲームクオリティ。ゲーム内ではチョークを片付ける描写は無かったが大体優希が片付けている、それでも欠けたり折れたりせずに簡単に粉末だけ掃除してチョーク自体は黒板に置いておけばいいので少しだが都合のいいふうになっているのかもしれない。


「次呼んだら」


「呼んだら…?」


「顔面に当てる」


みやこ先生、まじすんませんっした」


「よろしい」



下の名前呼びや軽い口調は良いのか……と周りのクラスメイトが少し疑問を持つものの口には出さない。

そんな周りの目も気にすることなく、優希はせっせと黒板に書いてある内容を写し始める。

チャイムが鳴るまで結局大人しく授業を受けた。



「次の授業からは別の先生がくっからなー?あんまり騒ぐなよ、特にお前」



そう、優希に向かって念を押すとそうそうに教室から出ていってしまった。

すると後ろの席の圭介に声をかけられる。



「だってよ、優希。お前よく先生にあんな感じで話しかけれるな」


「えー?中学校の頃から別に変わってなくない?」


「変わって……ないな」



くだらない会話をしていると肩をちょいちょいっと指でつつかれる。

なんだろうと思い、そちらを向くと咲が立っていた。



「どしたん?」


「今日、委員会だって先生言ってたから覚えてるかなって」


「さすがに覚えてるよ!?俺別に人の話聞いてないとかじゃないからね!?」


「だって先生の言ってたこと全然聞いてなかっから……」


「うぐっ………」



唸っていると今までで黙っていた優希が咲に声をかける。



「えっと……富田さんだよな。優希と同じ委員会の」


「うん、去来くんだよね」


「そう」


「去来くん、私の名前知らないと思ってた」


「おれはまだクラスメイトの名前とかあんま覚えられてないけど、こいつが富田さんのことは話してたからそれでね」


「そうなの?」


「そうそう、仲良くなったんだーって」


「言ったけどそれ本人に言う必要は無くない?」


「いやいや、いいだろ。そんなこともあるよ」


「こんなバカだけどよろしく頼むわ、こいつのこと」


「こんなバカだけどよろしく頼まれるね、優希くんのこと」


「泣いていいの?これ」



そういうと圭人と咲が二人で優希を見ながら笑い出す。

二人が仲良くなるのは良い事だけど俺がこんなに虐められる必要はあるのか……?と心の中で疑問を浮かべると顔に出てたのか2人にさらにいじられた。



「それじゃあ放課後、忘れないようにしてね」


「はいはい」



そういうと自分の席戻っていく彼女。

委員会ということはヒロイン候補の三人目に会えるということだろう。


彼女からも圭人の好感度をそれとなく聞き出せるくらいには仲良くならなくては、と決意したと同時に先生が教室に入ってくる。

全く授業の準備をしてなかった優希は急いで教科書などを準備し始めた。



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