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大魔導士「ベギ〇ゴンって何属性ですか?」  作者: 藤原キリオ
パーリーピーポー編
11/57

11:将来についてのご相談(五歳児)

短いですね。



「いや、将来どうするのかって話だろ?なんでベギ〇ゴンなんだよ!」

「だから、魔法を頑張って、最終目標はベギ〇ゴンだよ」

「そりゃ神託も呆れるわ」

「うるさいぞ!レッド!」

「なによ!特になし!」

「ぐぬぬ……」



 ここへ来て、ラッキーカラーが欲しくなるとは……!

 三人とも思いのほか、ベギ〇ゴンに食いついた。

 ドラ〇エ(ダ〇の大冒険)から、いろいろな漫画・ゲームの魔法で盛り上がった。



 デュークは世代的にギリギリセーフかと思ったが、ビーツも分かってるとは意外だ。



「マストですよ」



 マストらしい。オレが言うのもなんだが、こいつら結構サブカル好きだ。四十おっさん含む。

 話が合って嬉しい限りです。

 だいぶ話が脱線したので、修正しよう。



「ともかく、オレは魔法を極めたり、いろいろいじって新しい魔法作ったり、あわよくば魔法ギルドに売ったりしたい。いろいろな意味で修行とレベルアップ必須だな」


「この村でずっと暮らす……って言うか、チッタおばばの弟子を続けるつもり?」

「いや、村は出たほうがいいと思ってる。六属性魔法使い(セクストゥープル)ってバレたし、デュークじゃないけどお誘いが来そうだ。

 それに乗ったら多分、しがらみだらけで、修行どころじゃなくなる。ってか楽しくなさそう」


「だろうな。まぁ俺と違って、しばらくは大丈夫だと思うが、十歳になれば公的に働けるからな。お抱えにしたがる輩も多いだろうさ」

「うん、だからさ――」



 オレはニヤリと笑って、みんなを見る。



「――四人で冒険者パーティー組まね?」


「おおっ!?いいねー!」

「ぼ、僕は世界巡りが一緒に出来るんなら賛成ですっ!」

「俺もいいぞ?どうせビーツにくっついて行く気だったし」

「そうなの!?デュークくん!」

「あぁ、それに転生者同士だと気が楽だからな。バカ話も出来そうだ」



 いいね、いいね。みんな乗り気だ。



「ビーツは腰に巻いてる鞭が武器なの?」

「あ、はい。あとは斧を少々と、でも基本は召喚ですけど……」

「斧?」

「うち、木こりなんです。それで普段から扱ってるので……あ、でもメインは鞭ですよ?」


「じゃあ中衛扱いか。前衛一人、中衛一人、後衛二人。従魔にもよるけど、バランスは悪くないかも」

「いや、前衛二人、中衛一人、後衛一人にしよう。その方がバランスいい」



 デュークの言葉にオレが反応したら三人がこちらを見る。頭にハテナマーク浮かんでるな、これ。



「デューク、盾戦士になってよ」

「はぁっ!? 俺、回復術士だろ!?後衛じゃないのか!?」

「デュークって体格もあるし、火属性適正あるし、しっかり者の知性派だろ?回復だけにしとくの勿体ないよ」

「まじで!?」


「確かに壁はバカじゃ出来ないわよねぇ」

「回復も出来る盾戦士……つまり聖戦士(パラディン)ですね?」

「パラディン……よし、やろう!」



 こいつ、パラディンって響きだけで決めやがった!

 いやまぁやってもらいたいのは、まさしくそれなんだけどさ。



「ちなみにクロさんは剣士だけど、盾とか持たないんですか?」


 

 そういやクロが盾持ってるの見たことないな。



「私はさ、いわゆる『剣士』とか『戦士』とかじゃなくて、『侍ガール』を狙ってるのよ!」 

「「「……」」」


「えっ、何その反応。いいじゃん!刀を振り回す女の子っていいじゃん!」

「いやまぁ、分かるよ?分かるけど、侍ガールって……」

「そもそも片手剣っていうか、西洋剣じゃないか、それ」

「刀なんてあるんですかねぇ……」

「きっとある!なければ作る!腕のいい鍛冶屋を探すわ!王都にいるはずよ!」

「いや、神託で言ってた『北』ってそういう事じゃないと……ん?そういう事なのか?」



 そんな事を延々話していた。

 未来のパーティーメンバー、同年齢の四人、転生者仲間。話は尽きなかった。



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