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俺とあいつとの出会い
私は…私は…そんなことしていない!
ふと目が覚めた。時計は午前3時を指す。
悪い夢を見たようで、額は汗で濡れている。もう寝れはしないし歯でも磨こうと思い、ベッドから降りようとすると…足に当たる感触と何かの声が一緒に聞こえた。
???「××××」
!?俺は驚きのあまり踏んだ時の前傾姿勢のまま、壁に激突してしまった。恐る恐るその声の主へと近づいてみると…
???「なんてことするんですか!いったいなぁ!」
俺「喋ったあああああ!!」
さっき踏んだ何かは明らかに人間の言葉を話したのだ!しかし、俺にはもちろん子供なんていないし、何かを連れ込んだ覚えもない。ここは、恐さを我慢して話しかけてみるしかない。
俺「あ、あの〜あなたは一体…?」