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異世界は無理ゲーです  作者: サイ
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目覚マシン

夜飯を食い終わって寝る準備を終えるとエリスが俺に話しかけてきた。


「今日の見張りだけど、どうしよっか?」


夜の見張りか、正直俺は日帰りのクエストしか受けた事無いから全然わかんないしエリスに任せるか


「エリスに任せるよ、俺は正直わかんないし」

「そっか〜、でも決めるのは何時間で交代するかぐらいだけど、2時間交代で大丈夫?」

「多分大丈夫かな?」


うん、大丈夫だよな。前の世界では結構夜更かしとかしてたし。

俺が不安げに思っていると、エリスは嬉しそうに笑みを浮かべ、カバンから手のひらサイズの四角い物体を出した。


「安心してシュウ君、もしもの時はこれを使えばいいの」

「これ何?」


俺が疑問に思っているとエリスは自慢げに言い出した。


「これは目覚マシンって言ってね、触れている人の魔力の変化を感じとって持ち主が寝ちゃったり、もしくは周りの人を起こしたい場合に、音を出して知らせてくれるの」


「へ〜、それは便利だね。ちなみにその音ってどれくらいなのちょっと鳴らして見てよ」


眠ってしまったときに起こしてくれるてのは中々便利なアイテムだな。

俺は純粋に疑問に思い、エリスに聞いたのだが目をそらされた。


「えっと、なんで目を晒すの?俺なんか辺なこと言った?」

「いや違うよ、実はこれかなり音が大きくて近くのモンスターも起こしちゃうかもだから」


そう言ってエリスは、顔を赤らめて下を向いた。


これは、あれだな。エリスはこれを前使ったときに間違って鳴らして大恥かいたんだな。


「わかったよエリス。とりあえず明日も日が出たら出発だし、俺が先に見張りするかエリスは寝ていいよ」


「ありがとう、じゃ先に寝させてもらうね。あ、あと私が側で寝てるからって辺な事しないでよね」

「いやそんな事するかよ」

「その言葉信じるからね」


エリスはそう言って寝袋に入った。


たく、エリスのやつ人の気も知らないで。


俺はそう思いながら、目覚マシンと武器を持ち、エリスの側に座った。

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