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学院生活と学友と

 魔術学院の現最高学年は、ここ十数年ぶりの“当たり年”と言われている。それは言うまでもなく、生徒の質が全体的に高いことから来ているが、その中でも特に傑出した生徒たちがいた。

 宮廷魔術師を幾人も輩出する名門マルナン公爵家令嬢、レイチェル・マルナン。

 同じく魔術師の名家でマルナン公爵家の対と目されるロディアルカ公爵家令息、エリシオン・ロディアルカ。

 現宮廷魔術師長リーヴェッジ子爵の孫娘、ココ・リーヴェッジ。

 三人共学院入学以前よりその優秀さを認められ、首席争いはこの三人で行われる、というのが大方の予想だった。

 しかし、それを裏切って、彼らに比肩する実力の持ち主が現れた。

 その名は、カルロ。元孤児の平民出身で、奨学金で学院に通っており、入学当時も、これといった後ろ楯はなかった。

 彼は三人や学院に通う多くの生徒とは異なり、使える魔術属性は火のみであったが、使えないにも関わらずほとんどの魔術に精通し、そのうちいくつかを改良する画期的な論文も多数発表している。彼の実績は、彼が貴族から見れば吹けば飛ぶような平民という身分であっても無視できるものではなく、元々比較的実力主義である魔術師の間では次第に功績を認められていった。

 しかし、彼はいずれ宮廷魔術師になる可能性があっても、入学直後はただの平民の一生徒。

 そして残念ながら魔術学院に通う生徒のほとんどは、自尊心の高い貴族の子弟が多かった。



 

 カルロがまだ、入学したばかりのこと。

「……」

 授業を終え、部屋に戻ったカルロは、荒らされた室内を無言で見渡した。教科書はご丁寧に頁がばらされて巻き散らかされ、授業内容を書き取った書き付けは破かれ、濡らされて文字が読み取れない状態になっている。幸い、被害にあったのは移動教室で机の上に置いたままにしていた一科目分のものだけだ。同室の生徒の物は一切手付かずで、カルロの物だけが散乱している。

「うわあ、ひどい」

 カルロは振り返った。そこにはカルロと同室の生徒が、部屋の惨状を見て目を丸くしていた。

 いや、違う。

「ああ、こんなにぼろぼろになっちゃって……誰の仕業だろう?」

 教科書の欠片を拾い上げる生徒は、棒読みで、白々しい雰囲気が漂っていた。カルロは目を眇る。あまりにもお粗末な演技で、腹もたたない。

 カルロは黙って教科書と書き付けを拾い集めると、他の荷物をまとめはじめた。その背中に、生徒の声がかかる。

「カルロ君、どうしたの? 先生に報告とかしないの?」

 それとも、……まさか、学院をやめるの?

 荷物をまとめているカルロを見てその発想が出たらしい。語尾が、隠しきれずに笑っていた。

 カルロは振り向きもせずに答える。

「報告は後でする。学院はやめない。だが、この部屋にはいられない」

「え?」

 また同じ被害を被るかもしれないからな、と皮肉を言いたいのを堪え、カルロは口を開く。

「お前に被害があっても、悪いからな」

 カルロの発言に少しだけ罪悪感が生まれたらしく、複雑な表情を浮かべた生徒を放って、カルロは部屋を後にした。

 

 

 

 カルロはその生まれから、貴族のしきたりなどには詳しくなかったが、自分が魔術学院の中では異分子であることを、早々に理解していた。どうせ遅かれ早かれこう言ったことが起こるだろうと、先手を打って学院内を探っていたのが功を奏したようだ。

「なめんなよ、こちとら物心ついた時から孤児やってたんだからな」

 適当な根城を早々と見つけ、カルロは腰を下ろした。暗く、少し肌寒い。カルロは今日受けた授業の内容を反芻しながら、呪文を唱える。

「……お、できた」

 拳ひとつ分くらいの大きさの火の玉が、ふわりと現れる。教科書を取り出すと、読みやすいように明るさを調節する。その技術はまだ習っていなかったため、ちょうど良い頃合いになるまでには少々骨が折れた。束の間、カルロの心にとある思考が忍び寄る。

 部屋にいられたら、こんな苦労はせずに済んだのに。

 怒り、悔しさ。犯人を見つけて、同じ目にあわせて、謝らせて──。

 カルロは息を吐き出すと、胸元に手をあてた。仄かな明かりに照らされて、ブローチがきらりと輝く。馴染んだ形を確かめながら、カルロは瞳を閉じる。

「寝床もある。飯もある。寒さも何とかなる。明るさだって、そのうち何とかする。何より、あの時までに比べたら、全然マシな状況だ」

 カルロの脳裏に、彼女の姿が浮かぶ。

 カルロは瞳を開けた。

「俺の目的は、お嬢様のためにちゃんとした魔術師になることだ。寄り道なんかする暇はない」

 厳かに宣言すると、カルロは教科書を捲った。

 

 

 

 カルロがはじめて頭角を現したのは、魔術学院に入って二年目。魔術披露会でのことだ。

 あれ以降幾度となく受けた陰湿な妨害をはね除け、自分の実力を遺憾なく発揮できたことにカルロは少なからず達成感を得ていたが、その表情はあまり晴れやかなものではなかった。

「いやあ君、さっきの魔術、本当に見事だったよ!」

 賞賛の言葉を惜しみ無くカルロに注いでいるのは、王宮より派遣された副宮廷魔術師長だ。次代の宮廷魔術師の素質を見極めるため、魔術披露会に宮廷魔術師が派遣されるのは毎年のことだが、彼ほど高位の者が派遣されたためしはない。誰かが噂していたのを、カルロは思い出す。“当たり年”と讃えられる優秀な生徒たちを見に、わざわざ宮廷魔術師長に次ぐ地位の彼がやって来るのだと。目的とされていた生徒たち差し置き、副魔術師長直々に労われているカルロを見て、かの生徒たちはどう思うだろうか。

 彼女らは今までカルロの足を引っ張ってきた連中と比べ、魔術の点ではるかに優れている。それが厄介だ、とカルロは内心舌打ちした。

「……ありがとうございます」

 それなりに大規模な魔術を使った反動から息を切らせつつも、カルロは礼を述べた。しかしその視線は油断なく辺りを見渡す。案の定、何のてらいもなく──少なくともカルロにはそう見える──純粋にカルロを褒める目の前の副魔術師長とは違い、カルロに向けられる視線は、おおよそ快いものではなかった。あんな平民の、しかも孤児風情が、と反感も露な生徒もいる。確実に宮廷魔術師になるため、ある程度在学中に力を示しておく必要があると思い、この魔術披露会の場を選んだが、やはり少々やり過ぎてしまったかもしれない。僻みからの妨害が増えることを予想して、カルロは少し気が重くなった。

「……ああそうだ」

 あの定理がどうの、この論文はこうだのと生き生きと魔術談義をしていた副魔術師長が、ふと口を閉じる。どこか能天気に見えていた彼の瞳が思慮深いものに変わり、カルロをじっと見下ろした。

「どうしました、副魔術師長?」

 カルロの問いかけに答えず、彼はカルロの額辺りに手をかざす。彼が短く詠唱すると、銀色の光の玉が現れ、カルロの周りをくるくるとまわり、程なくして消えた。

 カルロは目を見張る。

「うん、これで良し」

「……これは!」

 守護魔術──それも通常であれば、大掛かりな準備を必要とする最上級のものだ。全ての魔術系統の術をはじき、封じ、更には悪意ある術者には跳ね返す。その完成度と、たかが数語の詠唱のみで成立させてしまった魔術師の力量に、カルロは戦慄した。

「君、どうやら色々呪いがついてたからね、まとめてはらっておいたよ。あと、これからかけられる呪いに関しては予防しといたから。たぶん、君が学院を卒業するくらいまではもつよ。お節介だったかな?」

 まるで肩についた糸屑でもはらったくらいの気軽さで、副魔術師長はのほほんと宣った。しかし、彼がものの数秒で成し遂げた魔術は、彼と同じ方法でかけようとするならば、恐らくこの国でもごく数人──宮廷魔術師も含めて──にしかできない芸当だ。

「いえ、あ、ありがとうございます」

「いやいや、これくらい。君には雑事にとらわれず、魔術の研究を目一杯してもらいたいからね」

 副魔術師長は気さくに笑い、カルロの肩をぽんと叩いた。

 副魔術師長のお墨付き。

 カルロに向けられていた負の視線が、いっそ面白いほどに逸らされていく。

「君の論文、楽しみにしてるよ」

「──はい」

 年相応に、元気良く頷いたカルロに、副魔術師長はうんうんと満足そうに頷いた。

 次の瞬間、その首に細い腕が巻き付いた。ぐえ、と呻きながら副魔術師長はたたらを踏んだが、何とか踏ん張る。

「ナハト、ずるいですわ! わたくしにもその魔術かけなさい!」

「君には、いつものやつかけてるだろう、レイチェル。というか、重いから放して」

「まあ、淑女に対して重いなんて、失礼じゃなくって!? エルナさんに言い付けますわよ!」

「ナハトさん、あたしにもさっきの教えて!」

「う~ん、僕としては別にいいけど、君よく変な改造するでしょ? 魔術師長から“孫娘に余計なことを教えるな”って散々言われてるからなあ」

「えー! そこをなんとか! お爺様には内緒にするから!」

 副魔術師長にじゃれついているのは、魔術披露会でカルロと同じく高評価を得ていた、“当たり年”の所以となった生徒──レイチェル・マルナンとココ・リーヴェッジだ。片や魔術の名門マルナン公爵家のご令嬢、片や現魔術師長の孫娘で、両者とも幼い頃から魔術の素養に優れ、魔術学院入学時より未来の宮廷魔術師と目されてきた。カルロは名前や顔は見聞きしたことはあるが、実際に会うのははじめてだ。雲の上の、それでもいつかは乗り越える存在としてとらえていたカルロは、目の前の、まるで兄に甘える年の離れた妹たちのような彼女らの姿に、少しだけ困惑した。

「全く、騒々しい連中だ」

 そしてもう一人、カルロの側に立ったのは、マルナン公爵家と並び、魔術名門の双璧とうたわれるロディアルカ公爵家令息、エリシオン──彼もまた、“当たり年”の一角を担う生徒であり、此度の魔術披露会でも高評価を得ていた。

 今まで噂でしか耳にしたことのない同級生たちの登場に、カルロは目を瞬かせた。エリシオンはそんなカルロをちらりと見やると、ふんと鼻を鳴らす。

「学院に、君のような生徒がいることに気付けなかったとは、私の目もまだまだだな」

「……」

 これは褒められているのかそうでないのか、判断がつかないカルロが黙っていると、エリシオンは片手を差し出した。

「……何だ、君は握手も知らないのか?」

「いや、知ってるけど」

「それならば手を出せ」

 これから握手をしようとする人間に対して命令口調なのはどうなんだ、とカルロは思いつつも素直に手を出した。そこに、貴族らしい傷ひとつないなめらかな手が触れる。

「君がこのまま優秀であり続けて、私の数少ない“学友”になってくれることを祈るよ」

「……総合的に考えて全力の嫌味かよ!」

 注意深く彼らの出方を窺っていたのも忘れ、思わずカルロはつっこんだ。

「違うよおカルロ君、それはエリ君的には“お友だちになれて嬉しい”って意味だから」

 いつの間にか副魔術師長から離れ、エリシオンの背後からココがひょっこり顔を覗かせる。そんな彼女に、エリシオンは冷たい視線を送った。

「人の台詞におかしな注釈をつけるな、ココ。大体お前はいつも……」

「ちょっとよろしくて?」

 エリシオンを押し退け、カルロの正面に立ったのはレイチェルだ。カルロと同い年の少女だというのに、整いすぎた美貌からは既に女王の風格が滲み出ている。

「あなた、ナハト……副魔術師長に少し目をかけられたからといって調子に乗らないでくださる? あなたがもしこの後有頂天になって成績を落とすようなことがあれば、恥をかくのは副魔術師長になりますのよ? せいぜい努力して優秀でいていただかないと、わたくしの魔術で凍らせますからね!」

「うーんと、こっちはねえ、“これからの学院生活、一緒に頑張りましょう!”かな」

「ココ、わたくしの発言をねじ曲げるなんて、覚悟はよろしくて?」

 名門公爵家の子女二人に揃って睨まれながらも、ココは顔色ひとつ変えずにっこり笑った。

「ま、カルロ君、ややこしいことは抜きにして、これからよろしくね!」

「……ああ」

 若干“学友”たちのアクの強さに引きつつも、カルロは首肯した。その時のカルロは、どうやら彼女たちからも余計な妨害は受けずに済みそうだ、と内心安堵していたのだが。


 

 

  

 

「それがまあ、あいつらとの腐れ縁のはじまりですかね……」

「腐れ縁だなんて、カルロったら。素敵な学友の皆さんじゃない」

「いやいや、レイチェルは我儘高飛車女王様だから怒るとすぐ辺り一面凍らすし、エリシオンは孤高気取るくせに適度にかまわないと拗ねて閉じこもるし、ココはほっとくと魔改造した魔術で爆発騒ぎを起こすし、……正直あいつらのお守りのせいで、忙しさはそれまでの比じゃなかったですね」

「それでも、皆さんといるのは楽しいのでしょう?」

「それは、まあ…………魔術とかの発想のきっかけになることもありますし」

「ふふ、素直じゃないんだから。……はい、できたわ」

 サラは針を置くと、ローブを広げ解れがないのをしっかり点検してから、カルロに手渡した。カルロは受け取り、羽織る。制服のローブの重さは、カルロの体によく馴染んだ。

「ありがとうございます」

「いえいえ、これが私の仕事ですから」

 微笑んだサラに、気づかわしげにカルロは言う。

「指とか、大丈夫ですか?」

「カルロってば、私が針を取るようになってから、どのくらい経つかわかってる? そうそう怪我なんてしないわ」

「わかってますが、念のため確認したいんです」

 請うようなカルロの視線に、根負けしたのはサラの方だった。

「……本当に、過保護なご主人様ね」

「あなただからですよ」

 重ねられた手を一瞥してから、カルロはその手にそっと口付けた。ぴくっとサラの細い指がはねる。

「カルロ? 何を」

「嘘をついて……いや、完全に嘘というわけではないですが。すみません、俺のローブを繕ってくれているあなたを見ていたら、こうしたくなって」

「カルロ……」

「ありがとうございます、サラ。あなたのおかげで、今俺はこれを着て、魔術学院に通えているんです」

 それは、カルロの偽らざる本心だ。あの出会い、そしてサラの存在があったからこそ、カルロの今がある。

 カルロの告白に色白な頬を朱に染め、戸惑いを滲ませた瞳を逸らしながらサラは口ごもった。

「そ、そうだとしても、……いきなり口付けるなんて」

「お嫌でしたか?」

「い、嫌とかそういうことでもなくて……」

「では、どういうのがお好みですか?」

「カルロ!」

 恥じ入る赤い瞳と、群青色の瞳が交わる。やはり耐え切れずに逸らされたのは、サラの瞳だった。

 カルロはやんわりとサラの手を引き、彼女を自身の腕の中に閉じ込める。微かに抵抗はあったが、サラの手はカルロの衣服を緩く掴むだけで、到底彼の行動を諫めるに至らない。その赤い耳元に、カルロは言葉を流し込む。

「嬉しいですよ、サラ。あなたのことを、俺はまたひとつ知ることができそうだ」

 カルロの指がサラの頤にかかり──。

「やっほー! カルロくーん! こんにちはー!」

 ドンドンドンドンドン、と勢いよくカルロの部屋の扉が叩かれた。

 カルロの胸に置かれたサラの手に、力がこもる。

「……ら、来客ね」

「俺が出ます」

 カルロはサラを解放し、扉に向かった。来訪者が誰なのか、声で粗方分かっている。

「何の用だ、ココ」

「わーカルロ君顔凶悪! 何で?」

「気にするな」

「ふーん? まあいいけど」

 カルロの予想通り、来訪者はココ・リーヴェッジだった。小柄な彼女は、お世辞にも機嫌が良さそうに見えないカルロに見下ろされているというのに、けろりとしている。

「あのね、学院祭の余興の件なんだけど、これから話さない?」

「それなら、来週からレイチェルとエリシオンも含めて準備をはじめるって話だっただろ?」

「それがさあ、さっきエリ君がいい案を思いついて、──これがめっちゃくちゃ面白くって! レイちゃんも乗り気になってさ、かく言うあたしも大賛成! でね、これからそれをたたき台に基礎だけでも固めちゃおうって話になったの!」

「俺は」

「もちろん参加するよね?」

 カルロの断ろうとする気配を察しているのかいないのか、ココは先んじて言葉を封じる。

「あたしたちだけじゃ、みーんな我を貫いて最終的にまとまらないっていうか、たぶんほぼ確実に脱線して魔術合戦がはじまると思うからさ、それを止める労力を考えたら、はじめからカルロ君も加わって手綱を握っといた方がお得だと思うよ?」

「……レイチェルか、エリシオンか、どっちだ? お前にそう言えって吹き込んだの」

 カルロの指摘に、ココは目をちょっと目を丸くしてから、にんまり笑った。

「さすがカルロ君! どっちもだよ」

「そうか……全く、お前らは……」

「で、どうするの? 行くよね?」

「非常に不本意だけどな」

「わーい! やった!」

 はしゃぐココを先に行かせ、カルロはサラに声をかけた。

「サラ、すみませんが少し出てきます」

「はい」

「それでは、行ってきます」

 カルロが部屋から出かけたとき、サラの手がカルロの袖を引く。

「サラ?」

 振り返りかけたカルロの耳に、サラの唇が刹那に触れて、去っていく。

「続き、待ってるから……がんばってね」

 不意打ちに何も返せないカルロをよそに、扉はするりと閉まった。

「……どしたのカルロ君? 石化魔術にでもかかった?」

 戻ってきたココに不思議そうにたずねられるまで、カルロは動けなかった。

「……ココ」

「なーに?」

「最短で終わらすぞ」

「んーよく分からないけど、カルロ君もやる気になったって解釈しとくね!」

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