*。+ボランティア+゜*
春‥‥
桜がひらひらと舞う‥
雨も降らず‥‥天気ゎ◎
そんないい天気の中
入学式が始まる‥。
今日から私ゎ中学生。
まだ実感がないけれど
入学式の日に門をくぐった日から
私ゎ中学生なのだ。
一人一人が
名前を呼ばれる‥
言葉に出来ないくらい
緊張した。
案外短かった入学式‥‥
てきとーに
やっていたけれど
なんだかあっけなく
終わってしまった。
中学生になって
少し大人な気分に
なった気がして嬉しかった。
でも悲しいこともあった。
クラス替えだ‥‥
結城とゎ違う
クラスに
なってしまった‥‥
同じクラスに
なれたらなっ‥‥
などと少しだけ期待していた。
でもそんな願いなど叶わず
私と結城ゎ別々のクラス。
話しかけようにも
クラスが違うのに
図々しすぎる‥‥‥‥
なにかきっかけが
ほしかった‥‥‥。
結城とはなすきっかけ‥‥
あの資料集のような‥‥‥。
キーアイテムが。
気付けば
中学生になって
三ヶ月が過ぎていた…………
そんなとき
一年生に保育園ボランティア
募集の用紙が配られた。
内容ゎ一年生の
夏休みの間
好きな保育園で
ボランティア体験を
一週間ほど出来る
とゆうものだった。
私ゎ迷いもなく
参加することにした。
放課後に希望者が
集まって先生からの
話し合いを
受けなければいけない……
私ゎ急いで教室に向かう…
ガラッ……
みんなの視線が
私の方に向けられる。
そのことにも
びっくりしたが……
そんなことより
その教室に
結城がいることに私ゎ
びっくりした。
「野原っ!!早く座れっ!!!」
急に先生が怒鳴った…
「はいっっ」
遅れてきた私に先生ゎ
少しキレていた。
私ゎ急いで席につく
焦っていて
適当に座った席…
よく見ると隣にゎ
結城が座っている…
結城が隣にいるだけで
ドキドキする……
あんなに遠かった結城が
今、隣にいる……
先生の説明が始まる。
話しを聞くどころぢゃない
それくらいドキドキする……
胸の高まりが
おさえられなくなる…
このまま時間が止まっちゃえば
いいのにー‥‥。
私ゎそう願った。
私の願いなど
聞く間もなく、
説明ゎ終わる‥‥‥‥
封筒と地図がくばられ
先生ゎ教室から出て行く‥
結城も席から
立とうとしていた‥‥
また遠くなる‥‥
ボランティア‥
同じ保育園だったら
いいのになぁ‥‥。
私も席から立ち教室から
出る‥‥‥‥
結城と一瞬目が
合った気がした‥‥。
すると‥‥
「ちょっと野原に
話しあるんだけどさぁ☆」
結城から私に話しかけてきた‥
「えっ‥‥??」
「あのさっ悪いんだけど
ボランティア説明会と
かゆうやつ
あんぢゃんかぁ‥‥」
話しを聞いてなかったため
説明会があることすら
知らなかったけれど
私ゎてきとうに話を合わせた。
「あー‥‥めんどいよねっ
それがどうかしたの???」
「そうなんだよ〜
めんどいしな
てか場所わかんないから
一緒に行かねー???」
「一緒に!?」
「だめか???
俺とあと2人
いるんだけどさ
みんな場所わかんなくって
こまってんだよ〜」
ありえない展開に
私ゎ驚いた‥‥‥‥。
こんなチャンスめったに
ない‥‥‥。
「しょーがないなぁ♪
結城たちの
バカメンバーぢゃ
目的地まで
たどりつけないもんねー」
私ゎひねくれた
口調で返事をした。
「悪いかよっ!!
べつに嫌なら
他のやつに頼むから
いーしっ!」
「はいはい☆
ちゃんと一緒に
行ってあげるから☆」
「あーむかつくっ‥‥」
頼む相手間違えたわぁー」
「なんですってぇー!」
「まぁいーやっ
曜日よろしくっ
また電話するよ
ばいばーい♪」
ひねくれた口調とゎいえ
心の中で私ゎ
とてつもなく喜んでいた。
結城が帰って行ったあと
顔がにやけて直らなかった。
「日曜日‥‥楽しみだなっ♪」
嬉しさを噛みしめながら
家に帰った。




