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嫌われ剣士の異世界転生記  作者: 夜之兎/羽咲うさぎ
第六章 混色の聖剣祭(上)
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第七話 『オレが基準だ』

 あれから、ジークは上機嫌のまま去っていった。

 残されたエレナも「アタシはもう知らん。ヤシロにキッチリ剣を教えるからな。ふん」とすねたまま、ジークを追って部屋を出て行ってしまった。

 本当に賑やかな人達だな……。


 翌日。

 早朝、清々しい気分で俺は目を覚ました。

  

 ジークからの稽古は、学園の授業が終わってから、夕方に付けてもらえる。

 場所は王都の隅にある絶心流の道場だ。

 

「……《剣匠》ジーク、か」

 

 この世界で最強の剣士と言えば、《剣聖》アルデバランだ。

 しかし、アルデバランに比肩する剣士はいる。

 それがシスイやジーク達《剣匠》だ。


 最強クラスの人に指導して貰えるというのは、やはりワクワクする。

 シスイの時は凄さが分かってなかったし、余裕がなかった。

 だけど今なら彼女の凄さが分かる。


 今回のジークとの鍛錬で、最強へ届くための技術を盗んでやろう。


「……ん、んん」


 ぼんやりとした頭でそんなことを考え、布団の中で大きく伸びをした。

 カーテンの隙間から朝日が差し込んでおり、目が眩む。

 ゴシゴシと目を擦り、目を開けると、


「おはようございます、ウルグ様」


 完全に気配を消したヤシロが、同じベッドの中で俺のことを見ていた。


「うおっ!?」


 思わず絶叫し、俺はベッドから転げ落ちた。

 夢か、夢なのか!?

 そう思うも、打ち付けた腰の痛みは本物だ。


「流石ウルグ様。寝起きでもキレのある動きです」

「いやいやいや、なんでヤシロがここにいるんだよ!」


 ここは男子寮だぞ。

 なんで当然のようにいるんだよ。


「別にちょっと寝顔をみたいな、とか思って忍び込んだ訳じゃないですよ」

「…………」


 突っ込みどころが多すぎて、寝起きの頭では言葉に出来ない

 

「……たく。取り敢えず、顔を洗いに行ってくる」

「では、お伴します」

「ああ。……っていや、おかしいだろ!」


 なに当然のようについて来ようとしてるんだ。

 アルナード領の一件以来、ヤシロもテレスも何かグイグイ来てる感がある。

 それが何を意味しているのか……分からない、とは言わないが。


「他の寮生に見つかったら不味いだろ」

「私は大丈夫ですよ」

「俺が大丈夫じゃないんだよっ!」


 女を連れ込んだ、なんて噂が流れば、問題になる。

 外に出ないでくれ、とヤシロに頼み込んでいると、ふとヤシロが表情を緩めた。


「ウルグ様が、無事で良かったです」

「……心配してくれたのか」

「あたりまえじゃないですか、バカ」


 俺が無事なことを確認すると、ヤシロは来た時と同じように窓から外へ出て貰った。

 音もなく着地すると、サササッと一瞬で姿を消す。

 ますます行動が暗殺者っぽくなってるな……。


「……とりあえず、顔を洗ってくるか」



 一時間後、俺は学園のラウンジに来ていた。。

 テレス、メイとキョウ達、いつものメンバーが既に集まっており、到着と同時に昨日のことについての説明を激しく求められた。


「……ということがあったんだ」


「ウルグが校内で斬り合いをしていると聞いた時、心臓が止まるかと思ったぞ。それも相手が《剣匠》だ。何がどうなったのか気になって、昨日は仕事が滞ってしまった」

「ええ、本当です。全く……先輩はどうしてこうも、厄介事ばっかり引き起こすんですか。反省してください」

「キョウちゃん、昨日はずーっとお兄さんのことが気になってソワソワしてたもんねー?」

「っ! ね、姉さんだって先輩のこと心配してたくせに!」


 思った以上に、昨日のことは広まっているみたいだな。

 ……こいつらにも、心配を掛けてしまった。

 自分のことになると、無頓着になるこの癖はどうにも治らないな。


「テレス、メイ、キョウ。それにヤシロも。心配してくれてありがとな。俺はこの通り、大丈夫だ」


 礼をいうと、「仕方ないやつめ」と言いたげな視線を全員に向けられる。

 ひとまず、ジークについての説明は出来た。

 だが、


「先輩、稽古を付けてもらうと言っていますが、本当に大丈夫なんですか? いきなり斬り掛かって来る人ですよ? 「シスイ様も『ジークの奴は何をしでかすか分からん危ないやつだ』なんて言ってましたし、《剣匠》といえど危険な人かもしれません」


 ジークに稽古を付けて貰うという話に、キョウが難色を示した。

 確かに、俺の説明だけでは危ない奴に聞こえるな。


「突飛なことをする御仁という話ではあるが、流石にウルグを無意味に傷付けたりはしないだろう。……まぁ、私も一言文句を言ってやりたいがな」

「ああ、エレナ先生の師匠だっていうし、大丈夫だと思う。あの人以上に荒々しいから不安な所もあるけど、いい修行になると思うんだ」


 テレスの言葉もあり、どうにかジークに稽古を付けてもらう事を納得させられた。

 キョウには悪いが、俺はこの機会を逃すつもりはないからな。

 ヤシロは特に反対も賛成もすることなく、話を聞いていた。

 何か言われると思ったんだけどな。


「あ、ウルグ先輩! おはようございます!」


 そんなことを話していると、何人かの女子生徒に挨拶された。

 昨日の後輩達だ。


「あぁ、おはよう」

「昨日はありがとうございました!」

「いや、元はといえば俺が巻き込んじゃったからな。何か偉そうに指導するって集めちゃったけど、ロクに何も出来なくて悪かった」

「いえ! ウルグ先輩の戦ってる姿を見れて良かったです!」

「そうか? なら良いんだけど」

「はい! 良かったら、また手合わせお願いします!」


 朝からテンション高いなぁ。

 昨日のことについて軽くやり取りし、彼女達は去っていった。


「…………」


 ふと視線を感じると、ヤシロ達四人が微妙な表情で俺を見ていた。


「な、なんだよ……」


「いえ、別に」

「知らない間に随分仲の良い後輩が出来たいみたいだな」

「…………」

「お兄さんは意外と節操なしですね」


 その後、ただの後輩だと説明するのに、授業までの空き時間を使い切ってしまったのだった。


 

「にしてもお前、厄介な奴を呼び寄せるフェロモンでも放ってんじゃねえだろうな」


 放課後。

 ジークの元へ向かう途中、アルレイドとバッタリ会った。


「冗談じゃないですよ。というか、昨日エレナ先生を呼んでくるぐらいなら、間に入ってくれれば良かったんじゃないですか?」


 まぁ、貴重な経験ではあったが。

 ヤシロに危険が及ぶのかと、気が気じゃなかった。


「いやいや、あんな剣気まき散らしてる所に入っていけるかよ。

 死人が出るぞ」

「…………」

「――俺だ」


 かっこつけてんじゃねえよ。


「そういえば、ジークさんのこと知ってたんですか?」

「ん……ああ。まぁ、前に見たことがあってな。いやぁ、よくあんな化け物と打ち合えたな。俺だったら最初の一太刀で勝負が終わってたわ」


 剣術の教師がそれでいいのか……。

 まぁ、ジークと戦えっていうのも、無理な話ではあるのだが。


「んでウルグ、お前はそのジークに剣を習うんだって?」

「はい。これから指導して貰います」

「ったく、お前も節操ねえな。同じ《剣匠》のシスイ、それからエレナ先生、スイゲツ先生、んで俺に指導受けて、それからまたジークときた。俺はともかく、エレナ先生が教え子を奪われたって拗ねてたぜ?」


 節操ない、か。

 確かにそうだが、優れた者に教えを請うのは上達の近道だ。

 色々な人間のノウハウを掴むことが出来るんだからな。


 でも、エレナが拗ねているのは意外だ。

 あの人はそういうことに頓着しない人だと思っていたが。


 アルレイドは「愛されてるねえ……」とニヤケた笑みを浮かべると、


「ま、頑張れ若者」


 ポンと肩を叩いて、アルレイドは去っていった。

 本当に掴み所のない教師だ。

 あの人、実際の所はどれくらい強いんだろうか。


 それから、俺は学園を出て道場へ向かった。



 絶心流。

 流心流と並んで、この世界ではメジャーな流派だ。


 各地に道場が点在しており、王都にも絶心流の道場は存在する。 

 ジークは各地の道場を見に行く、という名目で世界中をブラついており、王都にいることは珍しいんだとか。


 道場に来ると、ジロジロと視線を向けられる。

 想像通りだ。


「お前がウルグか?」


 中へ入ろうとすると、剣を差した男に止められる。

 

「はい。ジークさんに用があって来ました」

「……着いて来い」


 どうやら、俺のことはジークから聞いていたらしい。

 男に案内され、道場の中を歩いて行く。

 

 流心流道場に負けず劣らず、大きな所だ。

 門下生も多くいる。

 

「来たか」


 道場の奥、『絶心の間』。

 連れて来られたそこに、ジークがいた。


「ほれ」


 前置きもなしに、ジークが木刀を投げてくる。

 

「稽古の内容はシンプルだ。

 それでオレと打ち合え」

 

 唐突だが、ジークらしい。


 打ち合う、か。

 昨日のような感じで戦え、ということだろう。

 

 俺が木刀を構えるのを見届けると、


「よし」


 ふわぁ、とあくびをした後、ジークは言った。



「――始めだ」


 次の瞬間には、俺はぶっ飛んでいた。

 何をされたかも分からぬまま、道場の壁へと叩きつけられる。

 

「が、は……」


 遅れて、痛みが腹に走る。

 焼けるような痛みに、呼吸が出来ない。


「昨日は手を抜いた。だから今は、確実にお前を殺しに行った」

 

 木刀は俺に当たってない。

 俺を吹き飛ばしたのは魔力、そして剣圧。


「覚えとけ、ウルグ。これが《剣匠》とお前との力の差だ」

「……ッ」

「《剣聖》はこの上を行くぞ。これが見切れねえようじゃ、お話にならねぇ。さぁーウルグ、どうする?」


 痛みを堪え、俺は立ち上がる。

 どうするも何も、やることは決まってる。


「見切れるように、なるだけだ……!」

「おーけー。それで良い」


 剣を交えて、観察して、盗む。

 それだけだ。


「オレの剣をよぉーく見とくんだな、ウルグ」


 俺はすぐさま、«鬼化»を発動する。

 魔力を限界まで高め、意識を研ぎ澄ます。


「っ」


 ジークの姿が掻き消える。

 研ぎ澄まされた神経が、斜め右から迫っている木刀を感知し、直前で防御。


「ぐ、ぁ」

「反応が遅え」


 防ぎきれずに吹き飛ばれされた。

 剣を見るどころじゃない……!

 姿を捉えることすら困難だ。


「オレは強え。ウルグ、てめぇなんかじゃ手も足もでねぇくらいにな」

 

 ジークが動く度に、視界から消える。

 一撃を防ぐだけで、全身が悲鳴をあげている。

 «鬼化»して全ての能力が限界を超えているというのに、まるで追いつけない。


「いいか、手軽に上達することなんて、誰にも出来やしねえ。毎日毎日剣を振り、実戦して経験を積み重ねる。そうやって強くなってくもんだ。オレみたいな一部の天才を除いて……だけどな。だが、近道はある」


 目の前に迫る、ジークの木刀。

 反応しきれず、固まった俺の前で、木刀は動きを止めた。


「この速さに慣れろ。これが『当たり前』だと感じるようになれ」


 ジークは言う。


「オレが基準だ。見えない剣速が、受け止めきれない威力が、普通だと思い込め。お前より強くて当然。それが凄いことだなんて思わずに、当たり前なんだと受け入れるのが、上達の近道だぜ」


 圧倒される俺から、ジークは数歩離れる。

 そして言った。


「おら、来いよ。基準オレ以下じゃ、《剣聖》になんかなれないぜ?」




 稽古が始まってから、何時間が経過しただろうか。

 外はすっかり暗くなっていた。


「は、今日はこんなもんか」


 魔道具で照らされた絶心の間の中、俺は汗だくになって地面に倒れこんでいた。

 あれから、ひたすらにジークと戦い続けた。

 いや、戦いじゃない。

 一方的に、ボコボコにやられていただけだ。


「オレとてめぇの差が分かったか?」

「……はい」

「それでいい」


 《剣匠》、強い、最高ランクの剣士。

 そういった曖昧だった強さの評価から、もっと具体的な差を理解した。

 分かりきっていたことだが、今の俺では逆立ちしてもジークには勝てない。


「てめぇは全然雑魚だ。はっはぁ、なぁにがオレに勝つだ。百年早ぇ。《剣匠》どころか、今のてめぇじゃ四段剣士にも勝てやしねえぜ?」


 立つことすらままならない俺を、ジークが嘲笑う。

 身の程をしれ、と。

 ジークはそう言っているのだ。


「どうするよ、ウルグ。オレとてめぇの実力差は歴然だ。天と地がひっくり返っても埋まらねえ『差』って奴を思い知ったんじゃねえか? オレには勝てないと理解しただろ?」

「……はい。

 俺に、貴方は倒せません」


 ジークのいうことは正しい。

 確かに、俺にジークは倒せない。


「――今は・・


「っく、ははは! おもしれぇ」


 俺の言葉がお気にめしたのか、ジークはゲラゲラと笑い、「飲め」と水筒を投げてきた。

 寝転がったまま、それを受け取る。


「金にモノを言わせて、《剣匠》が直接指導しろ、と道場に入ってきた貴族は、オレと木刀を合わせて一時間もしない内に道場から出て行った。Aランクだか何だかで勘違いした冒険者は、オレに叩きのめされて剣を持たなくなった。どいつもこいつも、弱えのばっかだ」


 ジークは自分の水を飲みながら、言葉を続ける。


「オレに負けねえとぶつかってきたのは、数人しかいねぇ。アルデバラン、シスイ、エレナ。どいつもこいつも、おもしれぇ連中だ。ウルグ、今のてめぇも面白え」


 ジークは上機嫌だった。


「明日もまた来い。足腰立たねえようにしてやるから」


 「それと」とジークは言葉を続けた。


「そこにいる女。いい加減、出てこいよ」

 

 そう言って、ジークが絶心の間の外を見る。

 すると、まるで影から這い出してくるかのように、一人の少女が姿を現した。


「な、ヤシロ!?」

「ほぉ、てめぇがヤシロか。お前の話も聞いてるぜ。ウルグと一緒に《喰蛇》と《鎧兎》を倒すのに協力したらしいじゃねえか」


 ジークは驚いた風もなく、ニヤニヤと笑っている。

 全く、気付かなかった。

 ジークに修行を付けてもらえると高揚していたのもあるだろうが、完全な俺の注意不足だ。


「それで、何の用だ?」

「貴方がウルグ様に害をなさないか、それを確かめに来ました」

「ほう」


 ヤシロは道場に入ってきて、ジークを睨む。

 それに対して、ジークははっと笑みを漏らした。


「なるほどな。なんだウルグ、見かけによらず、てめぇ案外色男じゃねえか」

「な、ジークさん!?」

「昨日も確か、複数の女と一緒にいたしなぁ? 何人か、てめぇを見て完全にメスの顔してたし、はははは! おもしれぇ、おもしれぇ」


 笑い出すジークに、俺とヤシロは顔を見合わせてポカンとする。

 

「安心しな。こいつに危害を加える気はねぇ。こういう生意気な奴は好きだからな。存分に可愛がってやるつもりだ」


 最後の言葉に、ゾワッと鳥肌が立つ。

 むっとするヤシロに、


「てめぇ、このガキが好きなんだろ?」


 と更に追撃を加えやがった。


「ちょ!?」

「っ」


 動揺する俺に、顔を赤くするヤシロ。

 

「だったら、お前も強くなるこったな。ただし、お前はエレナに修行を付けてもらえ。オレは飽き性だから、そう何人も一気に面倒見れねぇからな」

「…………」

「まぁ、女とイチャコラしてるのが気に食わないからでもあるんだが」


 ……そっちが本音じゃなかろうか。


「……勝手に忍び込んで、盗み見するような真似をして申し訳ありませんでした」

「最初から気付いてたし、気にしてねぇさ」

「それから……ウルグ様をよろしくお願いします」

「は、よろしくお願いされてやるよ」


 ヤシロは呆れた風に敵意を消し、ジークに頭を下げた。

 おどけたように、ジークはそれを受け入れる。


「じゃ、今日はお開きだ。あばよ、色男」


 こうして、初日の稽古は終了した。



「……すいません」


 学園への帰り道、ふらつく俺を支えながらヤシロが謝罪してきた。

 黙って俺の後をつけてきたことについてだろう。


「まったく……びっくりしたぞ」

「……はい」

「でも、別に俺は怒ってない」


 立ち止まり、ヤシロの頭を帽子の上からぽんと叩く。


「朝もそうだったけど、心配してくれてありがとな」

「……ウルグ様」

「俺って結構、視野が狭いからさ。それに結構無神経だし。だから、ヤシロみたいに面倒を見てくれると、凄く助かるし、凄く嬉しい。だから、怒ってなんかないよ。謝らないでくれ」

「っ!」

「うおっ」


 感極まった、という表情でヤシロが俺に抱きついてきた。

 動揺し、固まる俺にヤシロが顔を擦り付けてくる。


「なんか……もう、ずるいです、ウルグ様」


 しばらくして、ゆっくりと顔を離すヤシロ。

 赤い顔で、俺を睨んでいる。


「わ、わるい」

「……いいですよ。汗、いい匂いでしたし」

「なっ」


 そんなやり取りをしながら、俺達は学園へと戻ったのだった。



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