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第38話 私は……

投稿遅れて申し訳ありません!

「な、なんでそうなるのですか!?」

「逆に何故迷う事がある?好いとる者同士であれば一緒になるものであろう?」


 嬉しくて頬が緩んでしまいそうなのを堪えて話を続けます。


「それはそうですが……嬉しいのは嬉しいのですよ。ですが……」

「良いではないか。我の嫁となって欲しい。今の我にはセルリアが1番近くに居てほしいのじゃ!」


「今の……ですか……」

「出来れば我が死ぬまでずっと側にいて欲しいがな……しかしそれは無理な話じゃ。ならば今この時だけは側に居て欲しいのじゃ!」


 ずっと一緒に居られない……でも、私が死ぬまでは一緒に居てくれるのなら……今この時だけでも私が1番なら……


「……では、私が死ぬまでずっと一緒に居て下さいね!」


 私からのOKという言葉にセレナさんは空中で大きく旋回して喜びを表していました。


「ですが、諸々の事は先輩の病気が終わってからですよ。」

「無論じゃ!セルリアの両親にも改めて挨拶に行かねばなるまいな。」


「それもですけど、セレナさんのご両親にも挨拶しなければなりません。」

「そうじゃな。親戚一同に挨拶巡りして回らねばな!」


「それはやり過ぎですよー!」


 私は笑って涙を流した。初めての恋人は出来なかったけど、お嫁さんが出来ました。


 そこから少しで飛んで回って帰ってきました。そしてセレナさんは少し眠ると言い、私が借りてる部屋へ向かいました。そして私は先輩の部屋へ向かいました。



「戻りました!」

「おかえりなさい。良い顔になったわね。」


「そ、そうですか?」

「ええ、良い笑顔よ。なになに?お姉さんに話してみなさいよー。」


 先輩は私の頬をつついて聞いてきます。



「先程セレナさんに告白されました。」

「ほうほぅ。それで晴れて恋人と?」


「いえ、嫁になりました。」


 ピキッ……


 少し間が空いて再び話が始まりました。


「ええーと聞き間違いかしら?お嫁さんって……」

「いいえ、合ってますよ。お嫁さんになりました!」


「あ……アンタって子はー!」

「やーーーー!」


 私は久しぶりに頭をグリグリされました。痛くはないけど懐かしくて涙が出ました。



 大変お待たせしました!そしてここまで読んで頂きありがとうございました!次回も投稿しますので気長にお待ち頂けると幸いです!

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