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時間と精霊の狭間に沈む月  作者: 風見渉
第一章
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ティータイム後に珈琲を

手間暇かかった(頭がイカれた)技術の結晶、かぁ』

 自分も身体がアンドロイドなのは別に構わないが。

 空腹感を感じない理由も…納得はできる。


──だが、センサーで【人間】としか感知させないのは如何なものか。

 セキュリティ的に非常に危険である。

 エックス線遮断機能に任意の映像をモニターに投影する自動ハッキング機能…はぁ……。

 どう考えても犯罪やりたい放題です。

 




 宇宙船は宇宙船で動力源が反物質…。

 どうやって保存してるのか。

「ひ・み・つ、ですよーぅ」


 犯罪予備軍アンドロイドもどうかと思うけど、こちらはもっと物理的にダメなのではなかろうか…?


 反物質と通常の物質と対消失したら反物質の2倍エネルギー転換が可能だけれども…1gで90兆ジュール…。(広島型原子爆弾級の威力)

 保管もだけど、個人の研究機関で製造できるものなのだろうか…?

 普通に考えれば軍事機関か航空宇宙局でもなければ無理だと思う。

──これは、宇宙に放り出されても文句が言えないと思う。

 どうやって放り出した、という疑問は付いてくるが…。

 




 色々と聞かなければ良かった。

 好奇心猫をも殺す──とは良く言ったものだと思った。





 少し前にティアラは部屋から出ていって、現在は一人だ。


「色々と消化できそうもないと思うのでー、助長しそうなティアラは下がっておきますねー」


 居ても居なくても変わらないと思うが、ティアラは一度下がって焼き菓子らしきものと珈琲を淹れて持ってきた。


「…っ苦」

 デミタスカップに淹れられたエスプレッソは、とても苦いものだった。

次の関係で短いですー。

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