表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

46/54

前哨戦

 ロプ軍とゴブリン軍は、互いに矢を射かけ合っていた。

 荒れ地での戦闘なので、ゴーレムを盾にできるロプ軍の方が有利であり、ゴブリン側は何体ものゴブリンやホブゴブリンが負傷している。

「ぶっ潰せーー!」

 ゴブリンナイトが号令を発すると、ゴブリンたちは武器を持ち替えて一斉に襲ってきた。

 すると……


「のぎゃあ!?」

「はぐはホ!?」

 地面から炸裂音と共に爆発が起こり、多数のゴブリンたちを吹き飛ばした。


「マナがあるというのは便利なものじゃな」

 ロプはそう呟くと、ジェイコブとローガンを見た。

「よし、もう一斉射せよ!」

「はい」

 彼らはゴブリンナイトに一斉射を見舞うと、ナイトは落馬し、地面にあったマナ地雷がさく裂した。


 後続部隊を指揮していた、ゴブリンナイトBは叫んだ。

「ひるむな! 我ら小鬼族の力を見せてやれ!」

「ぶっ潰すぞー!」

 ホブゴブリン2体、幼体ゴブリン40体が一斉に踏む込むと、ジェイコブ、ローガン隊は再び矢を放った。


 同時に残っていたマナ地雷も爆発したが、攻撃を逃れたゴブリン数体がナイフを構えたまま突っ込んでくる。

「ゆけ、ゴーレムたち!」


 ストーンゴーレムを筆頭に、茨のゴーレム、クレイゴーレムがゴブリンたちを薙ぎ払った。

「今のうちに撤収するぞ」

 ロプ、ジェイコブ、ローガン、そして冒険者トークンたちは次々と撤退した。

 ゴーレムたちは、彼らが逃げている間も戦いを続け、ゴブリンナイト1体、ホブゴブリン2体、ゴブリン30体以上を撃破。

 ゴブリン軍、ゴルアース討伐隊の戦力は大きく削がれる結果となった。


 ロプ隊

 リーダー:ロプ(シカ族・炎使い)

 冒険者:ジェイコブ、ローガン

 冒険者トークン:ジェイコブ隊7(-1) ローガン隊6

 ゴーレム:ストーン×0(-1)、茨×0(-3)、クレイ×0(-3)



 ゴブリンエンペラー軍 ゴルアース討伐隊

 リーダー:ゴブリンパラディン

 ゴブリンパラディン×2

 ゴブリンナイト×2(-2)

 ホブゴブリン×4(-4)

 幼体ゴブリン×128(-72)



 幼体ゴブリンや馬に乗ったゴブリンナイトの移動速度は速いため、警備用のクレイゴーレムを用いながら足止めを行い、ロプ隊は戦力を失うことなく、俺のいるゴルアース中央部まで撤収を成功させた。


「ふー、一苦労じゃった」

「お疲れ、パーティーの準備は整っているぞ」


 間もなく、ミエルが俺の耳元で囁いた。

「敵、前衛部隊を発見……あと2分ほどで姿を現します」

「よし、全員……ゴーレムを盾に弓を構えろ」

 いよいよ、決戦の時が来たようだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ