動き出す不死の勢力
改めてマナポイントを確認してみた。
俺自身の1000。領内からは550。イオシフィナの増幅分110。東部のアイラから216。マミエルから419。ロプからのお礼96
つまり2391ポイントか。
繰り越し分が3674あるので、合わせると6065ポイントだ。
そこからウカガエルとミエルの給金400を引き、手元には5665ポイントあるというワケだ。
ファルシオンは頷きながら言った。
「溜まってるねえ」
「来月からはお前たちも頼むぞ」
「50ポイントくらいは渡せるかな? 頑張ってみるよ」
――あの
「フェアリーたちか、どうした?」
――少し早いのですが、冬に備えて地域全体の土壌を改良したいのです。1500ポイントいただけませんか?
「わかった」
残りマナ:5665→4165
――それからニンフや我々精霊の仮宿となる、ミニトレントを配置すると便利だと思うのですが如何でしょう?
「いくらだ?」
――各地域に1つずつなので、400ポイントあれば……
「なるほど……」
ポイントを渡そうとしたら、隣にいたファルシオンが言った。
「僕のいる西側は人間たちと近いから、入り口付近にもう一株ほしいな」
「ふむ……構わないか?」
フェアリーたちに聞くと、彼女たちはお互いを見合ってから頷いた。
――では、もう100ポイント追加して、500ほどマナを頂きますがよろしいですか?
「構わない」
残りマナ:4165→3665
「あとは、苗木の護衛役としてクレイゴーレムでも置いておくか」
「そうだね」
俺は、クレイゴーレム5体と、ストーンゴーレム1体を買った。
「このストーンゴーレムは?」
俺は笑いながら答えた。
「国境はきっちりと守らんとな」
ファルシオンは羨ましそうに言った。
「さすが大マナ持ち!」
残りマナ:3665→3265
ゴーレムの移動速度は時速1キロメートルほどなので、ゴルアース地域の最西端に到着したときには日が暮れていた。
「ふむ……ここが余の国の境か」
イルースィヴもいつの間にか現れて、周囲を見渡していた。
「確かここ、来る途中で通ったよな」
「うむ。確かあと500メートルほど西に進むと、余とお主が初めて会った場所になる」
考えてもみれば、俺とイルースィヴだけで凄い道のりを歩んだものだ。
地域だけ言っても、西ゴルアース、ゴルアース中央、ゴルアース東、西バダルライン、バダルライン中央、バダルライン聖樹部という道のりである。
「あとはここの拠点の勢力を高めて、難攻不落のダンジョンにしないとな」
「うむ。そうじゃな」
そう頷き合ったとき、ミエルとハトが飛んできた。
「聖樹公……申し上げます」
「どうした?」
「冒険者街の東側の荒れ地で、不穏なマナの流れを感じました」
「不穏……? もう少し具体的に言って欲しいのう」
「も、申し訳ありません」
彼女は少し考えてから言った。
「この世の摂理に反する……瘴気の塊のような力です」
イルースィヴは険しい顔をした。
「……いよいよ、ヤツが動くと言うことか」
「引き続き、調査を行いたいと思います」
「うむ。安全第一で行うように」
「ははっ!」
【各地の情報】
中央 シュジン 1000+550+110+216+419+96
北部 ジェイコブ 100+250+50ー80
南部 ロプ 500+480+96ー96+80
東部 アイラ 100+800+180ー216
西部 ファルシオン 600+0+0
土壌改良1500(各地域に300)
ミニトレントの苗木×5(500)




