鎌鼬弥彦の鞄。
鳥居を作る話です。
むか~しむかし、ある所に魚の苦手な
斑義理 色葉と言う
女の子が居ました。斑ちゃんは魚の血を見るのが
怖いのです。そこへインドの神バチャムと言う
男の子の姿をした鮫のように鋭い犬歯を持った者が現れました。斑義理 色葉は犬の歯が怖いのでした。
色葉「私は決してブルドッグには嫁がないわ。」
色葉は犬は好きなのです。バチャムは困りました。
「誰か僕の歯を貰ってくれないかな~。」と
バチャムはお釈迦様は歯がとても多い
ことを覚えていました。
「椎の木になってはいけません。」いきなりお釈迦様が言うので何の事が椎の木なのかバチャムには
さっぱりわかりませんでした。
釈迦様は言いました。「41本の歯を椎と読みます。」
椎の子はまだ子供。そして人の子とは皆大木の傍で
ぐっすり眠っている者なのです。
バチャムはある日、コットンコットンと餅をついて
あげました。鎌鼬の弥彦は綿で
出来た人形なのです。弥彦は、家建ての神です。
城も建てます。こうして、弥彦は、己の鳥居、
奏鳥居という物を作りました。それは、
氷柱のように鳥居の角が滴り落ちているのです。
音楽は心を鎮め、信仰は体を清めるのです。
建てるのは本当に大変。