二人目 上
久しぶりの投稿です。遅れてすいません。
凡太とヘルプは共に歩く。
数分後。
「あ⁉︎」
「どうした。凡太?」
「あそこに人がいる」
「見た感じ何か困ってるよ」
「え!分かるの」
「何となくだけどね」
「へー」
「凡太。僕が今、何を言おうとしてると思う?」
「あー。どうせ、その困っている人に話しかけてこいということだろ。それくらい分かっているさ」
「さすがだね」
「でも、俺、とてもじゃないけど、人を誘うていうのはあまり得意じゃないんだ」
「知ってたよ」
「え⁉︎」
「ほらほら、行った行った」
ヘルプに思い切り凡太は押される。
(うわーどうしよ)
「あのーすいません。何か困っていませんか?」
「眼鏡、眼鏡。眼鏡、眼鏡」
(無視かよ)
仕方がないのでもう一度声をかけることにした。
あのーすいません何か困っていませんか‼︎」
「わー」
「え⁉︎」
「ごめんね、心配してくれてたのに酷い真似しちゃって...」
「いいえ、こちらこそいきなり大きな声を出したりしてすいません」
「いえいえ」
「俺は今眼鏡を探している。どうやら途中で落としちゃったみたいなんだ」
「あっもしかしてこれかな?」
前回見つけた眼鏡を凡太は出した。
最後まで読んでくれてありがとうございます。また次も楽しみに待っててください。