プロローグ
どうもこんにちは、たいかです。
今回これが初めての小説です。少し変な所もあるかもしれませんが温かい目で見て下さい。
みんなには友達はいるか?
俺、平 凡太は君達にそう問いかける。
そんなの、一人くらいは誰でもおるだろう。今これを読んでいる君はそう思ったかもしれない。しかし、俺は違う。僕には友達がいない。
今から君達に随分と昔の話をしよう。小学生の頃の話だ。
俺には一人、友達がいた。名前は上島 健
俺とは正反対に勉強が余りできない。つまりアホだった。なのでいつも放課後に勉強を俺が健に教えてやってた。祝日には健と健の友達と一緒に公園で遊んでいた。しかし、ある日を境に健は学校に来なくなった。先生から話を聞くと、どうやら健はがんになり入院していた。それから俺は毎日、健が入院している病院にプリントを届け、三十分くらい一緒に喋った。俺はこんな日々を過ごしていたが、今思えばあの時は幸せだったなと思った。
小学校の卒業式の前日に健の状態は急変し健はついに逝ってしまった。
この事実を卒業式のときに知った俺は号泣した。周りの皆も号泣してた。五年生達は結構俺達を引いてた。五年生は、健が死んだことを知らなかったからだと思う。その後、俺には友達が出来なかった。ていうか出来たくなかった。
ある日、先生があるクイズ大会に誘ってくれた。俺は景品が豪華だったので参加したのだった。
最後まで読んでくれてありがとうございます。出来れば評価よろしくお願いします。