5通目
「1週間、空けてごめんなさい。
ちょっと、色々、あって……って言うのはただの言い訳、かな。嬉しかった。嬉しかったんだ。不思議だね、姿を見ていないし、声を聞いてないのに。ただ応援するって文字がすごく嬉しくて。
私はこれからも前を向いて歩いていける気がするよ。もちろん、一緒にね?」
「よかった、少し心配してたんだ。
元気そうでなによりだよ。……」
そこで手紙は終わっていた。
きっと、消えてしまったからだ。
私のストレスが無くなって、存在する意味も消えた。
彼女はわかっていたはずだ。
存在する時間が少ないというのに、少しでも私のストレスを減らそうと部屋を掃除してくれたり宿題をしてくれたり。
私の心の支え。
彼女が私だったとしても。
二重人格の、もうひとりの私だったとしても。
私は彼女のことを想い続ける。
読んでくださった方に感謝を。
投稿が遅れました、申し訳ないです。
雑な完結になってしまいました。
二重人格での百合というよくわからない内容でした。
題材としては面白いかなと思ったんですがなかなか進まず。
しかし、二重人格はまた書きたいなと思いました。
また、別の作品で会えたらよろしくお願いします。




