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2通目


「1週間、考えました。

その間、何もしないでいてくれてありがとう。……この感謝はいるのかどうかわからないけれど。私はあなたを受け入れます。そもそも、受け入れる以外の選択肢なんてないのは分かってる。けれど、心の踏ん切りがついたって感じ。色々調べたの。1番多い原因がストレスらしいんだよね。やっぱり失恋が大きかったのかな……。多分、あなたは私の心の支えって感じなんだろうな。まぁ、いまいち実感できてないから支えって認識にならないんだけど。というかあなたは……女の子だよね?なんだか手紙の語尾が男っぽいというかなんというか……。

手紙は1週間に1回、書くね。きっと手紙って言うには少し雑な気がするけど。なんというか……ラクガキ?みたいな。そもそも便箋じゃなくてノートに書いてるし。そういうことで、これからよろしく。」





「返事、ありがとう。そして、受け入れてくれてありがとう。

まず、私は君なんだから、女だよ。語尾は……きっと君のせいだ。私は知らない。次に、ストレスが原因だってことは、ごめん、知っていた。むしろ私が知らない訳が無い。だって私はそういうものなのだから。心の支えって言われると少しくすぐったい気がするが、その表現が1番正しいのかもしれない。私は君を幸せにするために生まれてきたんだ。とは言ってもこの手紙でしか私の言葉を君に伝えることはできないから、私は一生懸命手紙を書くことを約束する。君には私がいる。それだけは忘れないで欲しい。

書いていて少し恥ずかしくなったので今回はここまでにする。消すのももったいないし、好きにしてくれ。じゃあ、また。」

読んでくださった方に感謝を。

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