もうまじか。転生とか小説の中だけだと思ってたのに3
ここまで見てくれてありがとうございます!((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
どうですか?主人公にはムカつきましたか?
これからも閲覧は自己責任です。
気をつけてご覧下さいね。
俗に自分が好きで好きでたまらない人のことを、ナルシストと言うらしい。私も開き直ると多少その気はあるものの、生まれてこの方十数年、運がいいのかなんなのか、ナルシストと呼ばれる方には点でお目にかかったことがない。
まぁ簡単に言うとあれだ、目の前でガッツポーズを決めながら恍惚とした表情を浮かべている女神こそ、典型的?かどうかは残念ながら人生の経験値が足りなくて分からないが、ナルシストと呼ばれる類なのは間違いない。
何が悲しくて人生最初のナルシストとの出逢いがこんなんなんだ。どうせならマンモスに会いたかった。そんでもって皮剥がして売りとばして億万長者になりたかった。
角はもちろん億単位で闇市で売りさばくんだよ。
え?極悪非道?何とでも言えwww君たちだって普段はアリとか問答無用でぶっ潰してるくせに何を善人面してるんだよ(☝ ՞ਊ ՞)☝ウェーイ
とにもかくにも、関わりたくない人種だったなぁ、と呻くしかない。いくら適当楽観主義がモットーとして生きてきた私でも一瞬黙るくらいには面倒なタイプだ。もうどうせならロリコンかマザコンでよかったんじゃね?何だよ女神なのに抜けててナルシって。
……………面白すぎかよwwwいいねぇ、これで退屈はちょっとは凌げるかもなぁ。
てか最初の方の女神らしさはどこいった。
最初の方はまだちょっとは女神っぽかったのに。
割と、ほへー、可愛いなこいつぅ、くらいには結構気に入ってあげてたのに。残念だ。
「ちょっと失礼よね、それ。ちなみになんでマザコンとかにだけ反応できたのか教えてあげる。……………私実はあんまり読心術使えなくて、少し、しかも部分的にしか聞こえないの」
そういいながら、いつの間にか近付いて抱きしめられる。涙目のオプション付きで。
「……………ねぇ、嫌いになった?」
………………………………………。
「ねぇ、聞いてる?」
「………は」
「は?」
「ぶぇっはははははははははははははははは!!!!ぐぉっへぇあははははははははははは!!おごっ!ぐえっ、ゲホッゲホゲホ」
「!?」
斜め上からの発言過ぎて笑っちゃったよ。いいねぇ、笑いすぎてむせたよ。こんなに笑ったのっていつぶりかねぇwww
いやもうこれどこから突っ込めばいいのか。
まず読心術とかはどうでもいいよなぁ。女神様って言うくらいだし、使えても点でおかしくはないと思う。出来の善し悪しも人間にだって出来不出来はあるんだから、どうでもいいことだと思う。これでマザコン云々の謎は解けた。
問題はその後、だ。
なんで抱きついてきたんだよ。あれか?www私人肌ないとさびすうぃんですぅー(涙)っていう奴かなぁ?wwいやその位なら抱きしめてやらないこともない。ただし1回1秒、料金100万な。
そんで涙目は多分あれだ、さっき頭抱えてたからだきっと。悔しくて泣けてきたんじゃないかな、知らんけど。
メインはそこからだ。『嫌いになった?』って何だよおーいwwwまず第一に私は君のことを好き♡なんてひとっことも言った覚えはないよ!脳内でもな!確かに楽しめそうだ、とは言ったけども、それは楽しめそうだ=好きよ♡とはならないだろうが。
もしそうだとしたらどんだけ脳内花畑だよ(笑)
変換できるとしても楽しめそうだ=愉しめそうだ、だよぶわあぁあああかぁああww
面白すぎて内蔵が捩れそうだぜwww
「あれかな?wwハニートラップってやつかな?wwだとしたらあまりにも唐突過ぎるだろおーいww」
「う、うるさいわね!これは上からの命令なの!これで今までの男の子は落ちてきたんだから!なんで貴方には効かないのよ!」
そんなの私に答える義理はないが、とりあえず
「私は女の子に興味はないぞ?」
と言って笑うに留めた。
目の前の彼女はふぅん、と不満げにこちらを一瞥してから、カツカツと倒れまくった色々に歩み寄り、直し始めた。
そろそろ転生させたいです。
すみません。
もうちょいだべったら転生させますので。((。´・ω・)。´_ _))ペコリ