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200文字小説集 vol.2

彼女がボクの後ろを歩くのは…(200文字小説)

作者: 日下部良介

 今日は風が強い。

 そんな風を避ける様に僕の後ろに隠れて歩く彼女。

 マフラーを顔に巻いて完全防備。

「大丈夫?」

「振り向かないで」

「よそ見をしたら危ないね」

 ここは人通りが多い。

 僕のことを気遣ってくれる彼女の優しさが嬉しい。


 人通りの多い通りを抜けて路地に入ったところで風がやんだ。

 けれど、彼女はまだ僕に隠れたまま。

「もう大丈夫かな…」

「そうだね。風はやんだみたい」

「違うよ。今、元カレが居たからヤバかったんだ」





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― 新着の感想 ―
[一言]  なぜだか、人と一緒にいるときに、ばったり知り合いに会うと気恥ずかしい。作中の彼女は、それ以上に元カレに会いたくない理由が何かあるのかどうか。なんでヤバかったのだろうか、と想像が膨らみます。…
[一言] 拝読しました。 そんな子と付き合っちゃダメよ、鉄人(´・ω・`)
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