4話 エルフの里襲撃
俺はその後森林の中を歩き回り煙が上がっているのを発見した。森の中央部、ここから約2キロ地点を目指し歩みを進めると木のうろの中に綺麗な虎が寝そべっていた。
太陽の光を反射しているかのような真っ白な体毛、木々をなぎ倒すほどの巨躯、そして獲物を定めたら決して逃さないような獰猛な眼光。これは間違いなく強い。
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名前:ーーー
種族:幻獣白虎
性別:♂ 年齢:85 等級ランク:SS
LV:286/400
HP:27884
MP:19515
筋力:49042
耐久:38221
敏捷:94232
精神:29518
器用:3429
一般能力
【魔力緻密操作Lv76】【神聖魔法Lv34】【雷鳴魔法Lv36】【縮地Lv64】【轟雷牙Lv24】【白虎爪Lv72】【体力超回復Lv62】【領域結界Lv74】【雷纏Lv37】
固有能力
【白虎覚醒Lv51】
称号:【森の主】【幻獣種】【殺戮者】
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これは強すぎる。いや、でも察知系統持ってないしいけるか?俺は不老不死だから死ぬまで追い続けることもできるな。俺は白虎の周囲を円環状に囲み16本の【天地鎖縛】を一斉掃射した。
白虎は俺の【天地鎖縛】を避けて獰猛な唸り声を上げるとその身に雷を纏い辺り一面を焼き焦がした。その威力は凄まじく、周囲10メートルはプスプスと音を立てている。
俺は持ちうる全ての攻撃手段で影に引きずり込もうとした。【暗黒魔法】のダークブラスターでその身を焦がし、【光魔法】のシャイニングランスで焦げたところを狙い撃ちし、【火魔法】のファイヤーボールで傷口を広げ、【土魔法】で岩の槍を貫通させる。
【重力魔法】で押し潰し、【呪術】でその身に呪詛を塗り込み伏した処に【天地鎖縛】で影に押し込む。この戦いで約30分もかかってしまった。
《SS等級魔獣《幻獣白虎》を討伐しました。経験値14300000獲得しました。レベルアップしました。》
《HP:27884、MP:19515、筋力:49042、耐久:38221、敏捷:94232、精神:29518、器用:3429【神聖魔法Lv34】【雷鳴魔法Lv36】【縮地Lv64】【轟雷牙Lv24】【白虎爪Lv72】【体力超回復Lv62】【領域結界Lv74】【雷纏Lv37】【白虎覚醒Lv51】【森の主】【幻獣種】【殺戮者】を獲得しました。統合します。》
《世界に定められたレベル値を大幅にオーバーしました。称号:【理の覇者】【革命家】【神災】【特異点】を獲得しました。レベル上限が解除されました。いつでも進化可能です。》
ステータスを表示します。
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名前:アンリ・マユ
種族:惡業影魔
性別:中性 年齢:0 等級:A
LV:2864/150 進化可能
惡業カルマ値:ー6785
HP:1453819
MP:1515703
筋力:1449604
耐久:1448806
敏捷:1469094
精神:1447727
器用:1444986
領域:348㎡
化身:惡業影魔・闇獅子・炎蛇・白蛇・水馬・殺戮熊・小鬼皇帝・聖一角獣・水精霊・光精霊・人間・大精霊・幻獣白虎
一般能力
【魔力緻密操作Lv80】【魔力回復Lv46】【神聖魔法Lv34】【暗黒魔法Lv8】【火魔法Lv48】【水魔法Lv73】【土魔法Lv49】【風魔法Lv84】【雑食Lv25】【死霊魔法Lv7】【呪術Lv58】【重力魔法Lv35】【並列思考Lv25】【念話Lv1】【領域Lv174】【気配察知Lv32】【闇爪Lv14】【咆哮Lv36】【熱源感知Lv42】【毒牙Lv28】【直感Lv15】【皇帝の覇気Lv14】【剣術Lv96】【格闘術Lv94】【回避Lv32】【斧術Lv26】【身体強化Lv42】【怪力Lv17】【魔抗皮Lv8】【咆哮Lv62】【剛爪Lv28】【自然魔法Lv4】【弓王術Lv18】【杖術Lv87】【俊足Lv24】【聖撃Lv8】【大精霊核Lv47】【聖水作成Lv36】【雷鳴魔法Lv36】【縮地Lv64】【轟雷牙Lv24】【白虎爪Lv72】【体力超回復Lv62】【雷纏Lv37】
固有能力ユニークスキル
【成長率10倍】【不老不死Lv1】【天地鎖縛Lv16】【暴食ベルゼブブLv14】【化身Lv3】【惡業の御技Lv1】【影収納Lv1】【影移動Lv1】【白虎覚醒Lv51】
称号:【創造神の寵愛】【超克者】【超越者】【簒奪者】【森の主】【幻獣種】【殺戮者】【理の覇者】【革命家】【神災】【特異点】
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これはもうやばいな、俺神なれんじゃね?まぁ俺より強い奴はいるだろうな。
進化先を見るとするか
『進化先表示
深淵覗ク悪魔
SS等級魔獣。深淵へと至ったある種の王。悪魔王へと至る。
*亜種*
条件:レベル1000以上
全ステータス1000000以上
深淵ノ奈落王
SSS等級相当とされる魔獣。新種のため全く情報がない。深淵へと至り奈落を支配する冥府の王。いずれ神へと至るだろう。』
これしかないな、深淵ノ奈落王に進化で!
俺の影から紫色と漆黒の魔力が噴き上がり人工太陽に届くかというところまでいく。明らかに禍の予兆にしか見えないだろう。5分ほどたち闇魔の奔流が止まると俺は煙が立ち上るエルフの国と思しきところへ向かった。
煙が上がっているところへ慎重に進むと開けた処にかなり大きな国のようなものがあった。
なんでも迷宮の中に国があるとはな、思いもよらなかった。そのまま門番がいるところまで影をつたいいくと、会話が聞こえてきた。
「確か地上の人間国家が戦争してるんだっけ?」
「そうらしいな、ま俺たちは世界樹があるここが一番落ち着くけどな」
「ちがいねぇや」
ここは世界樹があるエルフの国らしいな。地上の人間国家ということはここは地下にあるということか。いつか地上に行きたいな。戦争ならいくら死体を食べてもバレないだろう。
俺は門番を無視して街中に入る。ザ中世ヨーロッパといった雰囲気で始めて異世界に来た感触を楽しんだ。消えても困らない人がいるところを探して建物の影を移動すること30分。
ちょうどいいスラム街を見つけた。スラム街は大抵日陰にあるので俺の独壇場だ。俺は奥の方から悲鳴を上げさせる暇もなく【天地鎖縛】で頭蓋骨を貫通させていく。
スラム街の掃除につながるのだからいいだろう。まぁ国ごと飲み込む予定だがね。
《A等級人種を討伐しました。経験値111000獲得しました。レベルアップしました。》
《HP:1215、MP:26268、筋力:243、耐久:462、敏捷:735、精神:8656、器用:5384【自然魔法Lv43】【弓王術Lv48】【杖王術Lv14】【暴風魔法Lv8】【剣術Lv18】【格闘術Lv8】【気配隠蔽Lv9】【詐称Lv26】を獲得しました。統合します。》
さて、次のスラム街へ行くとしよう。俺はこの後国中にあるスラム街を全て潰した。1週間かかって18個という多いのか少ないのかわからない数を潰した。
裏組織もあらかた潰したので次は夜道を襲うことにしよう。【天地鎖縛】も32本まで増えたので負けることはないだろう。そして決行日夜道を歩いていた酔っ払った男性5人を呪腕で闇へ引き摺り込む。
《A等級人種を討伐しました。経験値52000獲得しました。》
《HP:1500、MP:7800筋力:242、耐久:452、敏捷:685、精神:4756、器用:634【自然魔法Lv25】【弓王術Lv26】【杖術Lv37】【火魔法Lv24】を獲得しました。統合します。》
俺は広がった自身の領域で家ごと潰すことを決めた。まず郊外から【重力魔法】で影の中へと沈ませる。夜が明けるまで家を取り込み続けていたら朝見ると国の端っこの方が全くの更地となっていた。
この調子で国を潰していくぞ!